更新日：2023年12月1日

ラジオ市長室（2011年10月）

スポーツの秋　2011年10月16日

聞き手：

10月に入り、秋も深まってまいりました。秋といえばスポーツの秋です。
最近は健康志向でスポーツをする方も増えてきましたね。

市長：

そうですね。身近な生活の中にスポーツを取り入れるというのは、とても大事なことだと思います。
ただ、スポーツは個人差もありますし、年齢によっても差があります。日頃スポーツに慣れていない方でも、例えばラジオ体操や簡単なウォーキングからでもいいですから、なるべくスポーツに親しんでいただくことが大事だと思います。
また、浜松市は平成21年度から『1・1・1運動』というものを行っていまして、これは1週間に1回以上、1つのスポーツに親しんでくださいという取り組みです。市民の皆さんが幅広くスポーツに親しめるような運動を展開しています。
また、するスポーツだけでなく、見るスポーツ、支えるスポーツと、3つの柱でスポーツ振興に取り組んでいるところです。

聞き手：

ただいま市長がおっしゃいました3つのスポーツ『する・見る・支える』ですが、この中の見るスポーツについてお聞かせください。

市長：

これはずばり、スポーツ観戦のことです。
例えば、浜松発のプロバスケットボールチーム・浜松東三河フェニックスが、昨シーズンbjリーグ二連覇を成し遂げました。10月から新しいシーズンが始まっていますから、三連覇できますよう、ぜひ皆さんにも応援していただきたいと思います。
また現在、磐田市を拠点に活躍している田原フットサルクラブというチームがあります。フットサルのプロリーグであるFリーグに2012年シーズンからの参戦を目指して、日本フットサル連盟に準加盟を申請しました。
加盟が認められますと、田原フットサルクラブは浜松市をホームタウンとして、浜松アリーナを本拠地に置き、チーム名称も浜松の名前を使用したプロチームとして活躍してくれることとなりますので、フェニックス同様、皆さんと一緒に応援していきたいと思います。
それから、11月にはバレーボールのFIVBワールドカップがあります。これはオリンピックや世界選手権と並ぶ大きな世界大会で、4年に1度開催されるのですが、日本の全53会場で試合が行われます。浜松では市制100周年を記念してこの試合を誘致しまして、11月27日から29日まで男子の大会が浜松アリーナで開催されます。

聞き手：

さて、浜松市を代表するスポーツイベントといえば、浜松シティマラソンです。こちらについて教えてください。

市長：

これは平成17年から行われているものですが、今回で8回目になります。
今回は市制100周年の記念大会という位置付けをしており、ハーフマラソンを実施します。これまでとコースを変え、浜松市役所をスタートし、航空自衛隊浜松基地周辺を走り、四ツ池公園陸上競技場をゴールとする特別なコース設定をしております。
種目はこのハーフマラソンのほかに、初心者やファミリーも楽しめるいつもの3km、5kmコースもあります。これらは今までどおり四ツ池公園陸上競技場を発着するコース設定になっています。

聞き手：

浜松シティマラソンの中で、支えるスポーツはどのような位置付けになっているのでしょうか。

市長：

支えるスポーツというものは、いわゆるスポーツの支援のことですが、スポーツ大会におけるボランティア活動はその典型となります。
浜松シティマラソンはそういう意味で正に、地域の皆さんをはじめ、警察や自衛隊など、さまざまな機関の協力がないと開催できないイベントですので、支えるスポーツの象徴なのです。毎年500人ほどの市民ボランティアの皆さんにもご協力いただいております。

聞き手：

さて今日もお時間が近づいてまいりました。最後に鈴木市長から市民の皆さんにメッセージをお願いします。

市長：

浜松は海・川・山など大変多くの自然に恵まれておりますし、さまざまなスポーツ施設もありますので、スポーツをするにはとてもいい環境に恵まれていると思います。それぞれの年代、あるいはそれぞれの個性に合わせて、さまざまな形でスポーツに親しんでいただきたいと思います。
またスポーツはするだけでなく、『見る・支える』といった側面もあります。ぜひ『する・見る・支える』という3つの柱の中で取り組んでいただければと思います。そういう意味では先ほどお話しましたように、浜松シティマラソンは『する・見る・支える』が三拍子そろったイベントであります。来年の浜松シティマラソンは100周年の記念大会でもありますので、ぜひ多くの皆さんにいろいろな形で参加いただきたいと思います。よろしくお願いします。

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