更新日:2025年4月30日
経営戦略(浜松市上下水道基本計画)
浜松市上下水道基本計画
本市はこれまで、2016年3月に策定(改訂)した「浜松市水道事業ビジョン(2015~2024年度)」及び「浜松市下水道ビジョン(2009~2024年度)」や2015年3月に策定した「水道事業中期財政計画(2015~2024年度)」及び「下水道事業中期財政計画(2015~2024年度)」のもと、計画的に事業を推進してきました。
この間にも上下水道事業を取り巻く環境は大きく変化しています。
- 人口減少などにより料金収入等が減少する中、上下水道施設の老朽化が進み、今後の事業量も増加する見込みです。加えて、資材価格や労務費などが上昇しており、さらなる経営効率化や計画的な財政運営が必要になっています。
- 自然災害の頻発化と激甚化が進んでおり、特に令和6年能登半島地震では上下水道施設に甚大な被害が生じました。この経験から、浄水場、浄化センター等の上下水道システムの急所施設や避難所等の重要施設に接続する上下水道管路等の耐震化を推進する必要があります。
- デジタル技術の進展は、施設の運営や維持管理、業務管理などの事業運営において大きな変革をもたらすことが期待されており、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する必要があります。
- 国目標の2050年のカーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けて地球温暖化対策を推進する必要があります。
- 2024年度から国の水道整備・管理行政が厚生労働省から国土交通省に移管され、上下水道行政が一元化されました。
このような中、今後10年間(2025~2034年度)で本市の上下水道事業が目指す方向や今後の取組などを示す上下水道一体の「浜松市上下水道基本計画」を策定しました。
浜松市上下水道基本計画(PDF:5,154KB)
浜松市上下水道基本計画【概要版】(PDF:272KB)

[上下水道部の計画の変遷]
- 施設強靭化等による防災・減災の推進(基本方針1)
(1)耐震化
-1- 上下水道一体による耐震化
-2- 水道施設の耐震化
-3- 下水道施設の耐震化
(2)老朽化対策
-1- 水道管路の老朽化対策
-2- 下水道管路の老朽化対策
-3- 浄水場等の老朽化対策
-4- 浄化センター等の老朽化対策
(3)濁水・渇水等対策
(4)雨水対策
(5)災害等へのソフト対策
-1- 防災体制の整備
-2- 受援・応援体制の強化
-3- 自助・共助の促進
- 安全・安心なサービスの提供(基本方針2)
(1)水質管理の強化
(2)問い合わせ対応の強化
(3)水道未普及地域への支援
- 環境負荷の低減(基本方針3)
(1)汚水衛生処理の推進
-1- 汚水衛生処理の普及促進
-2- 適正な放流水質の維持
(2)温室効果ガスの削減
(3)浄水発生土・下水汚泥の有効利用
-1- 浄水発生土の有効利用
-2- 下水汚泥の有効利用
- 組織体制の強化(基本方針4)
(1)人材育成の推進
(2)業務効率化の推進
(3)広域化の推進
- 持続可能な経営の推進(基本方針5)
(1)官民連携の推進
(2)遠州水道受水・農業集落排水事業の最適化
-1- 遠州水道受水の最適化
-2- 農業集落排水事業の最適化
(3)検針・収納の効率化
-1- メーター検針の効率化
-2- 料金収納の効率化
(4)資産の整理と有効活用
(5)広聴・広報の推進
-1- 広聴の推進
-2- 広報の推進
(6)計画的かつ効率的な企業経営
- 水道事業
- 下水道事業
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