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更新日:2025年4月28日

第3章-1 水道事業

(1)収益的収支見通し【水】

2025年10月に水道料金改定を行いますが、料金改定による影響は半年間であるために、2025年度の当初予算においては純損失を計上しています。また、その後も料金収入は減少する見通しであるとともに、物価上昇等に伴う維持管理費の増加や設備投資に伴う減価償却費の増加などにより、今回の料金改定の料金算定期間が終了する5年後の利益計上は厳しい状況になる見通しです。今後は定期的に料金水準を分析評価し、改定の要否を検証する必要があります。

 

図表3.1.1 料金収入見通し・資金残高見通し(水道事業)

図表3-1-1

 

図表3-1-2

図3.1.2 料金収入見通し・資金残高見通し(水道事業)

 

図3.1.3

図表3.1.3 収益的収支見通し(水道事業)

 

 

(2)資本的収支見通し【水】

耐震化、老朽化対策の着実な推進のための事業費を見込むとともに、その財源として企業債を活用することにより、企業債残高は増加する見通しです。

 

図3.1.4

図表3.1.4 資本的収支見通し(水道事業)

 

(3)財政収支見通し一覧【水】

図表3.1.5 財政収支見通し一覧(水道事業)

※2030年度に料金改定を行った場合

図3.1.5

 

(4)財政収支見通しの考え方【水】

1. 資金残高

安定的な事業運営に必要な資金として15億円以上を確保

➣ 現金の動きが最も大きい年度末時点において必要最低限の運転資金を確保する。

 

2. 企業債の活用

耐震化、老朽管更新の進捗を図るため、旧浜松市水道事業アセットマネジメント計画(2021年12月策定)に上乗せする事業費に対しては企業債を活用

➣ 企業債償還金や支払利息の伸びによる経営への負担と安定した経営の維持、世代間負担の公平性を考慮し、企業債残高対給水収益比率は類似団体における平均値を注視する。

 

3. その他

<収入>

料金収入
  • 将来人口 :国立社会保障・人口問題研究所が公表した本市の将来推計人口(2023年度推計)を使用
  • 推計世帯数:「浜松市総合計画基本計画【2025-2034】」の策定過程において算出した数値を使用
    → 両数値を基に契約件数及び使用水量を推計
    → 2025年10月の料金改定後、2030年度に資金残高が15億円を下回ることが見込まれるため、2030年度に平均改定率12.0%の改定を行った場合で試算
繰入金 地方公営企業繰出基準に基づき算出

 

 

<支出>

人件費 近年の人事委員会勧告の推移を参考に見込む
支払利息

2024年度までの発行分は償還計画値を計上

2025年度以降の新規発行分は利率を2.0%で見込む

減価償却費 浜松市水道事業アセットマネジメント計画2025を反映
維持管理費など

動力費は横ばいを見込む

修繕費、委託料などは前年比2.0%の伸びを見込むなど必要な事業費を確保

 

 

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第1章 総論
第2章 現状と課題・今後の取組

第3章 財政収支見通し

参考資料

用語説明

 

 

 

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お問い合わせ

浜松市役所上下水道部上下水道総務課

〒430-0906 浜松市中央区住吉五丁目13-1

電話番号:053-474-7019

ファクス番号:053-474-0247

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