緊急情報
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更新日:2025年4月28日
自然災害や施設老朽化による事故のほか、感染症や水質汚染等のあらゆる緊急事態に対して迅速かつ確実な対応ができるようにするため、上下水道部の「地震対策マニュアル<発災初期>」や「風水害等対応マニュアル」などの各種マニュアル等を策定し、随時更新を行っています。
これまでは、地震や風水害などへの対応をまとめたマニュアル等を水道と下水道でそれぞれ独立した内容で策定してきましたが、今後は上下水道一体の視点を持ち、効率的かつ効果的に対応する体制を整備する必要があります。
また、マニュアル等の実用性を高めるため、上下水道部では毎年度実践的な訓練を行っています。この訓練は、マニュアル等の検証や見直しを主な目的とし、常に最適な防災体制を保つための重要な取り組みになっています。
図表2.1.23 マニュアル等の検証・見直しを目的とした訓練の実施回数
マニュアル等の検証・見直しを目的とした訓練(左:2020年度 右:2021年度)
さらに2024年度には、防災体制における職員各々の役割の認知度を確認するため、上下水道部全職員を対象に、災害時の担当業務や参集場所に関する認知度調査を行いました。今後もこの調査を継続するとともに実践的な訓練を実施することで、職員の知識や意識を高め、災害時の対応力を一層強化にしていく必要があります。
そのほかに、災害時に本市の上下水道施設に被害が発生した場合などに、災害応援対応活動の協力を受けるための協定や資機材(緊急復旧に必要となる配管資材等)の供給に関する協定を締結しています。
図表2.1.24 資機材の供給に関する協定
災害時における資機材の供給協力に関する協定締結式
(2021年度)
✓ マニュアル等の検証・見直しを目的とした訓練の実施(毎年度)
✓ 職員の防災体制に関する認知度調査の実施(毎年度)