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更新日:2025年4月28日
本市は2023年度末で、浄化センター10施設、ポンプ場17施設、雨水ポンプ場8施設を有しています。
これら下水道施設の中でも、主要な浄化センターである中部浄化センターは、1966年の供用開始から58年が経過し老朽化が進んでいるため、近年の流入水量を踏まえた規模で、老朽化した施設の再構築を行う必要があります。2024年度には、中部浄化センター再構築基本計画を策定しました。
供用開始から58年経過した中部浄化センター
[中央区瓜内町]
中部浄化センターの供用開始当時から稼働している塩素混和池
中部浄化センターを含む浄化センターやポンプ場について、設備の特性・状態を考慮し、計画的な維持管理・改築を行っています。また、タブレットを使用して設備の状態把握を行うなどデジタル技術を活用し、維持管理の効率化を図っています。
図表2.1.19 浄化センターやポンプ場の管理方法と老朽化対策の方針
タブレットを使用した施設情報システムによる設備の状態把握
[中部浄化センター]
しかしながら、浄化センター等での処理機能や外部への影響が出る重故障も発生しています。2020年度には、井伊谷浄化センターで自家発電設備が稼働開始後24年(標準耐用年数15年)で故障し、停電の際に施設の機能維持ができない状態が発生しました。また、2023年度の集中豪雨時には、上島雨水ポンプ場で4台ある雨水ポンプ設備の1台が稼働開始後28年(標準耐用年数15年)で故障し、河川への排水能力が低下しました。
今後は、このような重故障が発生しないように、浄化センター等の老朽化対策をさらに推進していく必要があります。
図表2.1.20 浄化センター等での処理能力と外部への影響が出る重故障発生回数
2020年度に重故障が発生した自家発電設備
[井伊谷浄化センター]
2023年度に重故障が発生した雨水ポンプ設備
[上島雨水ポンプ場]
✓ 基本設計(2026~2027年度)
✓ 詳細設計(2028年度)
✓ 浄化センター等の設備の修繕・改築
<三ヶ日浄化センターの汚泥脱水設備修繕(2025年度)、参野雨水ポンプ場の5設備の改築(2025~2029年度) 等>
修繕予定の汚泥脱水設備
[三ヶ日浄化センター]
改築予定の雨水ポンプ設備
[参野雨水ポンプ場]
次へ → (3)濁水・渇水等対策
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