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災害に家族みんなで備えよう

1.阪神淡路大震災の被害

死者約6,400人、負傷者約43,800人の大惨事となった阪神・淡路大震災。
亡くなった人の80%以上は、家屋・家具の倒壊等によるもので、けがをした方の半数近くは家具の転倒によるものでした。
家族の命を守るために、備えておくとよいことを確認しましょう。

亡くなった人の原因

家屋・家具の転倒等83.3%、焼死等12.8%、その他8.8%

出典「神戸市内における検死統計」(兵庫県監察医平成7年)

ケガをした人の原因

家具の転倒等48.5%、棚からの落下物15.8%、落下したガラス16.4%、逃げる際転倒8.8%、その他16.4%

(平成7年2月神戸市消防局調査)

 

2.家庭の安全点検と安全対策

よい対策の例

家具の固定

  • L字家具などで固定する
  • 2段重ねの家具は、つなぎ目を家具で連結する

家具の固定

寝室の家具の配置を工夫する(特に子どもや高齢者などの部屋)

  • 倒れても下敷きにならない家具の配置にする
  • 寝室にスリッパや靴を置いておく

寝室の家具の配置を工夫する(特に子どもや高齢者などの部屋)

ガラスの飛散防止

  • 窓ガラスに飛散防止フィルムをはる、もしくは強化ガラスに替える
  • 食器棚のガラスにも飛散防止フィルムをはっておく

ガラスの飛散防止

悪い対策の例

収納

  • 家具の上など、高いところに重い物を置かない
  • 重い物は家具の下部に、軽い物は上部に収納する

収納

出入口付近や通路には家具や物を置かない

  • 玄関や廊下に家具が倒れると逃げ道がなくなってしまうため、出入口付近には家具などを置かない

出入口付近や通路には家具や物を置かない

 

3.我が家の非常持ち出し品について話し合おう

以下のサイトで、非常用持ち出し袋に準備しておくものを確認することができます。

NHK for School「自然災害(さいがい)から自分と家族を守る自助(じじょ)」(別ウィンドウが開きます)