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更新日:2016年12月8日
幼き日の成長を井伊直虎に見守られ、後に井伊氏の再興を果たした井伊直政。この活躍は、天正3(1575)年、15歳のとき、徳川家康に小姓として仕え始めたことから始まります。
そのころの浜松城は、家康によって引間城から改称され、城域を現在の元城町東照宮(11月号の本ページ参照)から広げ、本丸(城の主体)を現在の天守閣の位置へ移したと考えられている時期です。この浜松城で家康に仕え、数々の武功を挙げた直政。戦時の勇猛果敢なスタイルから“井伊の赤鬼”と恐れられ、後に「徳川四天王」の一人と称されるまでに出世します。
浜松城は、家康をはじめ、直政や、後に江戸幕府の重役となる歴代城主たちが“出世の礎”を築いた場所でもあるのです。
浜松観光ボランティアガイドの会 会員 杉本(すぎもと)忠久(ただひさ)さん
杉本さんは、浜松城のほか、市観光インフォメーションセンター(浜松駅構内)、犀ヶ崖資料館といった観光施設や史跡でガイドを務めています。
私たちは、井伊氏ゆかりの地めぐりなどを皆さんに楽しんいただくためのお手伝いができるよう、現地を訪れたり書籍を読んだりして、常に勉強をしています。井伊谷のガイドさんのサポートもできればと思っています。大河ドラマの放送が始まると、どのようなお客さんと会えるか、今から楽しみですね。
浜松城
(広報はままつ2016年12月号)
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