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更新日:2018年3月6日

女城主 井伊直虎 ゆかりの地浜松

井の国から直虎物語≪第十七話≫初山宝林寺 (浜名区細江町中川)

湖北五山の一つに数えられる初山宝林寺は、井伊谷三人衆のひとり、近藤康用(やすもち)の末裔(まつえい)、貞用(さだもち)が寛文4(1664)年に中国からの高僧を招いて開創した黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院です。建物の多くは、中国明朝風の建築様式で、仏殿や方丈は国指定重要文化財となっています。境内にある金鳴石(きんめいせき)は、開祖が明から持参したといわれており、小石で打ち鳴らすととてもきれいな音が鳴ることから「金がなる石」といわれ、金運上昇・商売繁盛などのご利益があると伝えられ、参拝者が絶えません。

金鳴石(きんめいせき)

大河ドラマ「おんな城主直虎」にも登場した近藤康用は、遠江と三河の境、宇利(愛知県新城市)を拠点とする今川方の国衆で、徳川家康公の遠江進出に合わせ、鈴木重時・菅沼忠久とともに徳川方についたことから井伊谷三人衆と呼ばれています。康用の子、秀用(ひでもち)は徳川四天王の一人、井伊直政に仕えた後、井伊谷藩主となりますが、子孫に所領を分知(ぶんち)し、旗本となって、金指、気賀、井伊谷などを治めることになります。近藤五家の一つ、気賀近藤家は、明治維新までの250年間、12代にわたって気賀関所を治めていました。

Voice 「住職関塚哲心(てっしん)さん」

大河ドラマに登場した近藤家の菩提寺として、興味を持たれた人に多く訪れていただいています。
初山宝林寺が建てられた江戸時代は、長い戦国の乱世が終わり、文化的な心を満たす柱が求められた時代でもありました。そのような時代に、明国からもたらされた黄檗文化は、仏教だけではなく書や文字、食文化などにも影響を与えています。明朝体や原稿用紙の文字数など、現在でも使われている事も多いんですよ。今後、文化財の改修を予定しているほか、春には藤が見頃になります。ぜひ皆さんでお越しください。

初山宝林寺(しょさんほうりんじ)

初山宝林寺(しょさんほうりんじ)

浜松市浜名区細江町中川65-2
電話番号:053-542-1473

拝観時間:午前10時~午後4時
拝観料:大人400円、中高生200円 ※団体割引あり

(広報はままつ2018年3月号)

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