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更新日:2024年1月1日
大河ドラマ「おんな城主 直虎」のロケが市内でも行われました。ロケは、直虎の領地であった浜名区のみならず、中央区や浜名区、天竜区など市内各地で行われました。今回は、その浜松ロケの舞台の一つを紹介します。
天竜区水窪町にある山城「高根城」。ここでは、大河ドラマの前半で、幼少期の井伊直虎・おとわが、父直盛と語り合うシーンなどの撮影が行われました。
高根城は地元国人領主の奥山氏が、15世紀前半から中頃にかけて築いたのが始まりとされています。戦国時代には、武田信玄の遠江侵攻時に、武田方の城として使用されました。現在は、井楼櫓や土塁、城門などが復元されています。中世の山城としては、全国で初めて全面発掘に基づき再現されました。
標高420メートルに位置する高根城からは、浜松市の最北端である水窪町のまち並みや遠くの山々を一望することができます。大河ドラマのワンシーンを思い出しながらこの地に立つと、ドラマの登場人物になった気分を味わうことができるかもしれません。
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高根城で撮影が行われたシーンでは、門番役のエキストラとして、参加しました。高根城の復元時と今回の撮影のための整備に携わったことがきっかけでした。
高根城は、隠れた名所のような場所でしたが、大河ドラマを機に訪れる人も増えています。これからは、周辺を行楽するには、良い季節です。秋には紅葉もきれいですので、一度高根城を訪れてみてはいかがでしょうか。
新間亨さん(右)、北島邦彦さん(左)
高森町は、南信州・飯田市の北隣に位置する河岸段丘の町。井伊直虎の許婚・直親(幼名「亀之丞」)が今川氏の追っ手から逃れ、10年余りを過ごした地です。
龍潭寺との法縁も深い名刹・松源寺には直親の位牌が安置されています。そのすぐそばには、亀之丞が弓馬を習ったとされる松岡氏の城跡があり、雄大な南アルプスの眺望が迫ります。
また、干し柿の高級ブランドとして国内外で有名な「市田柿」は高森町が発祥です。
(広報はままつ2017年9月号)
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