更新日：2023年12月1日

天野浩氏のノーベル物理学賞受賞を受けて

平成26年12月11日

記者：
表彰式が行われ、天野さんがノーベル賞受賞とのことですが、改めて一言お願いします。
市長：
テレビなどで受賞の場面を拝見しました。改めて、浜松市出身の天野さんが素晴らしい賞を受賞されたことを誇りに思いますし、大変うれしく思います。

記者：
市民にとってはどのような意味があると思いますか？
市長：
浜松市出身の方がものづくりの分野でLEDという大きく社会の構造を変えるものを開発されたということで、ものづくりの浜松の象徴的な出来事だと思います。
また、天野さんは子どものころはごくごく普通のお子さんで、努力を重ねた結果こうした素晴らしい賞を受賞されることになったので、浜松の子どもたちにとってとてもいい目標になったと思いますし、期待しています。

記者：
今回の受賞は、浜松のシティプロモーションにとって何か影響はあるのでしょうか？
市長：
いろいろな形で天野さんの偉業が浜松のプロモーションにつながればいいと思っています。
今のところ想定しているものはありませんが、浜松との結びつきがもっと出てくれば、浜松のPRにも大きく貢献してくれるのではないかと思っています。

記者：
先ほど子どもたちというお話がありましたが、人材の育成に関して何かビジョンや構想はありますか？
市長：
理数に強い子どもをつくるための英才教育の「ダ・ヴィンチキッズプログラム」やITに強い子どものための「ITキッズプロジェクト」などの取り組みをすでに行っています。
これらの合い言葉は「浜松からノーベル賞受賞者を出そう」ということですが、もうすでに天野さんが受賞されましたので、これからは「第2の天野さんを出そう」ということで、引き続き子どもたちの才能をのばすことに力をいれていきたいと思っています。