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更新日:2023年12月1日

平成26年度5月補正予算案記者会見

2014年5月12日

(鈴木市長コメント)

平成26年度5月補正予算案の総括

平成26年度の第2回市議会定例会へ提出する予算案についてご説明させていただきます。平成26年度5月補正予算案の総括です。会計別の補正額ですが、一般会計の補正額は6億2,000万円の追加で、補正後では2,747億2,000万円となります。特別会計および企業会計の補正はありません。合計欄をご覧いただきたいと思いますが、一般会計、特別会計、企業会計を合わせた補正後の総額は、5,456億2,988万円です。

平成26年度5月補正予算編成の基本方針

今回の補正予算は、水痘ワクチンおよび成人用肺炎球菌ワクチンの定期接種化に向けた予防接種法の政令改正が見込まれることから、母子および成人に対する予防接種事業費を追加するとともに、国の25年度補正予算に伴う国庫補助事業の内定などによる事業費などを措置するものです。また、27年度に更新となる指定管理者導入施設について、公募に際し上限額を提示することから、債務負担行為を設定するものです。
5ページ以降の補正予算の概要につきましては、財務部長から説明させていただきます。

平成26年度5月補正予算編成の概要

(財務部長)

5ページをお願いいたします。歳入の手当てでございます。16(国庫支出金)と17(県支出金)、21(繰越金)、22(諸収入)のところに数字が載っていますが、主に国の補正に絡んだものですので、16、17の数字と決算を見込んで21の繰越金で手当てをしているということです。

6ページ、7ページをお願いいたします。予算案の中に計上した事業についてです。5月補正は普段あまり補正しないことが多いですが、今回は補正があり、全ての項目を記載しています。簡単にご説明します。

(1)予防接種の定期接種化ということで、今回の補正予算のほぼ大数を占める4億7,520万円です。水痘ワクチンと肺炎球菌ワクチンの2種類ございます。厚生労働省の予防接種法に今回定期接種化が位置づけられ、実施が10月1日ということですので、それに間に合うようなタイミングでの予算措置ということです。政令市においては、当初予算に見込みで計上している団体などもありまして、9月議会では間に合いませんので今回の議会ということです。また、水痘ワクチンについては10月1日からのものを浜松市では1カ月前倒しして9月1日から実施していきます。
(2)中山間地域振興事業、(3)消費生活支援事業、(4)林業機械・施設緊急整備助成事業については、国の補正のもので、2月議会および当初予算でおおむね計上していますが、その後ソフト事業で追加の内示があったものを今回の5月補正にのせるということです。
(5)土木管理運営経費、(6)消防団員退職報償金支給事業については記載のとおりです。
(7)債務負担行為限度額の設定は、来年4月1日から指定管理の期間が区切りを迎える施設について、今後公募などの手続きを行っていきます。その前提となる債務負担行為の限度額を設定するというものです。

9ページ以降は、今ご説明したものの詳細になりますので、ご覧いただきたいと思います。

なお、最後の21ページは全体像です。議案については、来週の5月19日提案ということで、先ほど説明した補正予算とその他条例案件、工事の締結や一部変更案件です。また、報告ということで、定例的な専決処分の報告などがあります。

説明は以上です。

資料:平成26年度5月補正予算案

行革審について

記者:行革審を新しくするということで、設置に向けていろいろと調整されていると思います。5月補正にその関連予算および条例改正が現時点では載っていませんが、5月議会中に出されるお考えはあるのか、それとももう少し先に9月議会以降になるのか、現時点ではどうでしょう?

市長:以前から申し上げていたとおり、議会との調整事項でございますので、整えば出してまいりますが、間に合わなければ次の議会ということになると思います。

記者:市長としては間に合わせたいというお考えですか?

市長:早く設置できることに越したことはないと思いますが、細部も含めて調整が整うかということについては、お相手もあることですので、鋭意努力をしてまいりたいと思います。

ワクチンについて

記者:水痘ワクチンが1カ月前倒しになった理由はなんですか?

財務部長:医師会に委託して打ってもらうのですが、担当部との調整が整ったということです。水痘ワクチンはお子さんを対象にするものなので、冬の時期になると季節性のインフルエンザで非常に混み合うという事情があります。できるだけ接種期間を長くして、接種機会を広げたいということで前倒しになりました。

記者:ワクチンの対象人数を教えてください。

財務部次長:延べ人数になりますが、水痘ワクチンは28,000人程度。成人用の肺炎球菌ワクチンが27,000人程度です。水痘ワクチンの対象年代の人数は7,500人弱程度です。肺炎球菌ワクチンは5歳きざみですので、その年齢をもとに合計し、接種率を加味して予算の基礎にしています。

記者:水痘ワクチンは無料ということでよろしいですか?

財務部長:はしかやポリオなどと同様にA類に位置づけられているということを鑑み、また、他政令市の状況も見て無料にしました。

記者:1歳~3歳未満の子どもには2回ということですか?

財務部長:はい。厚生労働省と同様の対応をとっています。

記者:3歳~5歳未満に1回接種というのは、本年度のみの経過措置で、接種機会を提供するという考え方でよろしいですか?

財務部長:そういうことです。

記者:肺炎球菌ワクチンについては、4,500円を自己負担していただくということですね?

財務部長:そうです。こちらは個人の重症化を防ぐというB類に位置づけられています。現在、高齢者の季節性のインフルエンザワクチンについてもワクチン代を自己負担いただいているということ、また、他政令市の状況も鑑みて、ワクチン代相当額について自己負担していただくという考え方です。

記者:予防接種については、国の事業ではなく市の事業として行うということですか?

財務部長:そうです。自治事務ですので、市の業務として行います。

記者:予算も繰越金がほとんどになっていますが、後から補填があるわけではなく市で工面しなくてはいけないということですか?

財務部長:予防接種事業については、補助制度ということではなく、全て地方交付税の中の交付税措置の話になります。税と交付税を合計したものを見込むということです。今回は、財源の調整の中で繰越金を当てていますが、要するに一般財源ということになります。

※A類とは、感染症の発症およびまん延を防止し、公衆衛生の向上および増進に寄与するために接種するもの。
 B類とは、個人の発病や重症化を防止し、公衆衛生の向上および増進に寄与するために接種するもの。

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