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更新日:2021年2月15日

7か月から8か月の頃

量もしっかり食べることができるようになります。
  • 赤ちゃんの食事を1日2回にする。
  • 「舌でつぶすことのできる固さ」にする。
  • 食べ物の種類を少しずつ多くする。

9か月から11か月の頃

家族の食卓の仲間入りももうすぐです。
  • 赤ちゃんの食事を1日3回にする。
  • 「歯ぐき(歯が生えるところ)でつぶすことのできる固さ」にする。
  • いろいろな栄養をとる。
  • 鉄分(鉄)の多い食べ物を使う。(赤い色の肉や魚、レバー)
  • 家族の食事からあげられるものをあげる。
  • 食べる量が増えると、食べた後の母の乳またはミルクは少なくなる。
  • 手づかみ食べ(手で食べること)やコップ飲みの練習をする。

12か月から18か月の頃

離乳食も卒業、幼児食ももうすぐです。
  • 生活のリズムを整えて、1日3回、食事をとる。
  • 食事の時間を家族と同じにする。
  • 「歯ぐき(歯が生えるところ)で噛むことのできる固さ」にする。
  • 薄い味にする。
  • いろいろな食べ物を使う。
  • おやつのあげ方に気をつける。
  • 母の乳やミルクは少しずつやめる。
  • 自分で食べる練習をする。

家族の食事から取り分ける

家族の食事の栄養のバランスをよくします。家族の食事の栄養のバランスがよければ、取り分けた離乳食も栄養のバランスがよくなります。
バランスをとるための献立は、主食・副菜・主菜にします。まずは、家族の食事から考えます。
食事バランスガイド
(厚生労働省・農林水産省決定)

食べやすくします

赤ちゃんにとって固い料理はもう一度煮たり、食べやすい大きさに切ります。赤ちゃんが食べられるくらいにしてください。
肉や魚など食べにくいときは、汁を多くする、片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。

薄味にします

  • 少ない調味料で味をつけて取り分ける
  • 取り分けた後、大人用は調味料、香辛料を入れる
  • 出来上がったものを湯やスープで薄める

赤ちゃんとおやつ(間食)

1年を過ぎた頃には、赤ちゃんの食事も朝・昼・夜の3回になります。すると、食事と食事の間が長くなります。しかし、子どもは一回にたくさん食べることができません。おやつ(間食)で、3回の食事で足りない栄養をとります。
おやつ(間食)のあげ方には気を付けてください。食欲がなくなったり、好き嫌いができたり、太ったり、虫歯ができたりすることになるかもしれません。

時間と量を決める

1日1回から2回あげます。食欲や昼寝の仕方を考えて、時間や量を決めてください。
ほしいだけあげたり、泣いたり機嫌が悪い時にあげることはやめてください。
次の食事までに2から3時間は時間をあけてください。

栄養のバランスを考える

おやつ おやつ(間食)といっても、軽い食事です。
たんぱく質、カルシウム、ビタミンをとるように気を付けてください。
(例えば、おにぎり(丸く握ったごはん)、パン、ヨーグルト、蒸した芋、食べやすく切った野菜、果物など)

飲み物と一緒に出す

子どもは、大人に比べ水分をたくさん必要とします。お茶、牛乳など、飲み物を一緒に出してください。

菓子を使うとき

砂糖や油、塩が少ないものを選んでください。

子どもの正しい食事

子どもの食習慣のチェック

はい / いいえ 早く寝て、早く起きていますか?
はい / いいえ 「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしていますか?
はい / いいえ 朝ごはんは必ず食べていますか?
はい / いいえ 食事やおやつの時間を決めていますか?
はい / いいえ のどが渇いたときに甘い飲み物ではなく、お茶やお水を飲んでいますか?
はい / いいえ 好き嫌いなく何でも食べていますか?
はい / いいえ 食事のときはテレビを消していますか?
はい / いいえ 食事の準備や片づけのお手伝いをしていますか?

朝ごはんは「脳力」のもと

朝ごはんは体や頭を動かすエネルギー源です。
私たちのからだには体内時計という時計があります。からだの生体リズムを動かしています。 朝早く起きて朝ごはんを食べるとリズムができます。
朝ごはんを食べないと、脳のエネルギーになる“ブドウ糖”がとれなくなります。考えたり、記憶する力が出ません。 幼稚園や学校での午前中の勉強や運動をがんばるために、朝ごはんをしっかり食べましょう。

おやつ(間食)は4番目の食事

おやつ おやつ(間食)は大きくなる子どもにとって大切な食事です。
時間や量を決めないでジュースやお菓子を食べると、食事が食べられなくなります。また好きなものは食べますが、噛みにくいもの、あまり好きでないものは食べなくなります。

食事は楽しく親子のコミュニケーションを

食べる時には、テレビは消しておいてください。テレビがあると、食事を楽しむことができません。会話を楽しみながらゆっくり食べてください。家族みんなで食事を楽しむことは、食べ方のよい手本になります。豊かな心も育てます。

よく噛んで食べる

よく噛んで食べることは、歯や歯ぐき(歯の生えるところ)を丈夫にします。また消化を助けて、脳がよく働くようになります。固いものや野菜も食べることができるようになります。

小さい子の食事のメニュー

ゆうやけごはん

材料 米 2カップ
A- 水 2カップ / コンソメスープの素 1個 / 塩 小さじ1/2 / 酒 大さじ2
にんじん 1/2本
コーン 50g
作り方 1.米は洗ってザルにあげておく。
2.にんじんはすりおろす。
3.炊飯器に米、A、おろしたにんじん、コーンを入れて炊く
4.スイッチが切れたら、10分蒸らして混ぜる。

グリーンオムレツ

材料 ほうれん草 1/2束 /  たまねぎ 1/2個 /  ベーコン 2枚 /  じゃがいも 2個 /  たまご 4個 
塩 小さじ1/2 / こしょう 少々 /  バター 大さじ2 /  トマトケチャップ 少々
作り方 1.ほうれん草は洗って1cmに切る。湯をわかしてゆでる。ザルにあげて水につける。冷まして絞る。
2.じゃがいもは洗ってラップに包む。5分から6分電子レンジにかける。皮をむいて薄く切る。
3.たまねぎ、ベーコンは細かく切る。フライパンで炒める。ほうれん草、じゃがいもを入れる。塩、こしょうで味を付ける。
4.ボウルにたまごを割り入れてほぐす。3.を入れて混ぜる。
5.フライパンにバターを入れて火にかける。 4.を入れて混ぜながら中火で焼く。半熟になったらふたをして弱火で焼く。
6.切りわけて皿に盛る。トマトケチャップをかける。

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