ふりがなを振る / 戻す(PC)
更新日:2021年2月15日
うんちとおしっこ
1才6か月から2才がチャンスです。
はじめ方&進め方
おしっことうんちのリズムを知りましょう!
- おしっこの間隔はどれくらいかな?
- ママだけにわかる、うんち・おしっこのしぐさは?
おむつをはずしてパンツにしましょう!
楽しい環境で、楽しく進めましょう!
3分より長くがんばるのは無理です。次にしましょう!
出来たら、いっぱいほめてあげましょう!
タイミングをつかみましょう!
おしっこ・うんちの出やすいとき
- 朝、起きたとき
- ごはんの前か後
- 昼寝のあと
- 夜、寝る前
ポイント
- あせらず、しからず、がんばりましょう。
- 暖かいとき(春から秋)がとれやすいです。
- 半年はかかります。
- 人によっていろいろです。
指しゃぶり
指しゃぶりをするとき
- 甘えたいけど甘えさせてもらえないとき (スキンシップが足りないとき)
- 「…してはいけない」と言われるとき
- 下に赤ちゃんが産まれて家族の気持ちがそちらに向いているとき
- 遊び相手がいなくて、ぼんやりしているとき
- テレビを見ているとき
- 眠くなったとき
そんなとき、子どもはぼんやりしていませんか。
いつも指しゃぶりをしている子は、他に気持ちがいくようにしてあげましょう。
こんな方法はどうですか
- 楽しい!おもしろそうだ!と思うことを教えてあげる。
親子で体を使った遊びをする。指を使った遊びをする。一緒に歌う。
- テレビをつけっぱなしにしない。時間を決めて見る。一緒に見る。
- 言葉で教える。
…きれいではない。
…歯並びが悪くなる。こわい顔になる。など
- 外でいっぱい体を動かす。
- 友達と遊べるようにする。
- 子どもの問いかけにしっかり答える。
- 眠るまでそばにいる。本を読む。お話をして安心させる。
※方法はたくさんあります。
できることからやってみましょう。
良くない方法
- しかる
- おどかす
- からかう
- 罰をあたえる
- 無理にやめさせる
指しゃぶりは無理にやめさせても、本当の解決になりません。
逆効果でもっとひどくなります。他のくせに変わることもあります。
安心して生活できるようにしてあげましょう。
指しゃぶりの仲間
- 爪かみ
- 唇を吸ったり、なめたりする
- タオル、ハンカチ、シーツ、毛布を吸ったり離さなかったりする。
指しゃぶりの時と同じ方法でやってみましょう。
ことばを育てるために
ことばを覚えるのを手助けする
なにかしているとき、そのときに合ったことばをかけましょう
おいしい物を食べているとき、「おいしい」という顔をします。気持ちを込めて「おいしい!」と言いましょう。目の前で起きていること、見ていることを話しながら、繰り返し聞かせましょう。
「アレ」とか「コレ」ではだめです。物の名前を使って、文で言いましょう。
「コレはココ」とか「アレはダメ」ではなく、「絵本は机の上におくのよ」と文にしましょう。
正しい発音で話しかけましょう。
子どもは「ジューチュ」「あっ、バチュ」と発音します。大人が「ジュースおいしいね」「バスが見えるね」と正しい発音に言い直しましょう。子どもに何回も言い直させないでください。
いろいろなものにふれたり、見たりすることをたくさんさせてあげましょう。
いろいろなことをすると、ことばのもとになる物や、ことがらのイメージができてきます。
遊びがことばを育てます。
子どもにとって遊びは生活そのものです。
自由に遊んでよい所を家の中につくりましょう。
絵本を見せながら話をしましょう。
絵を見ながら子どもに合わせて、お母さんがお話を創りながら聞かせてあげましょう。
歌を歌ってあげましょう。
子どもはお母さんの歌ってくれた歌の歌詞を覚えます。そこから、ことばのしくみを覚えます。
はっきりと発音する練習になります。
子どもの言いたいことを理解して、補って言ってあげましょう。
子どもの言い方を真似してみましょう。そして、少し補って言ってあげましょう。そうすると、たくさんことばを身につけます。自分から話すようになります。
お母さんが気をつけること
子どもにもいろいろな子がいる
運動をする力と同じように、ことばを覚えるのもいろいろな子がいます。
無理はいけません。その子にとって覚えやすい環境にしましょう。
無理に名前を言わせない
「これはなんていうの?」とテストしないでください。「ネコでしょ。ネコと言いなさい」と 無理に言わせてもことばは育ちません。
毎日の生活の中で、子どもが興味を持ったときに「そこにネコがいるのね」と教えましょう。
子どものことばを否定しない
子「これ、『おたかな』(魚)。」
母「『おたかな』じゃありませんよ。『おさかな』でしょ。」
…これでは子どもがかわいそうです。
せっかく言ったことばが、大好きなお母さんに否定されたら、悲しくなります。
母「そうね、『おさかな』ね。」
…と言い直してあげましょう。
子どもに合わせて話しかける
お母さんがひとりで話して子どもに真似させようとすると、子どもはしゃべるのが楽しくありません。ことばをしゃべるのが面倒になります。
お母さんが子どもに合わせて、しゃべる楽しさを教えてあげましょう。
心のかよいあい
子どもの指さし
指をさして教えてくれるのは、声のないことばです。
「お母さん、見て見て、ここに何かいるよ」と自分の驚きや喜びを子どもは〈指さし〉で教えてくれます。
これは、お母さんと子どもの心のつながりを表します。
忙しくても、子どもの気持ちになって応えてください。
「ワンワンがいるわね」と言ったり、そのときに合った歌を歌ってあげましょう。そうすると楽しくなります。子どもの夢も広がります。ことばを覚えるためのよい刺激になります。