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更新日:2024年4月1日
離乳食は必要です
- 1. 赤ちゃんが5か月から6か月になると、母乳(ミルク)だけでは栄養が足りなくなる。
- 2. 食べ物を消化する力をつける。
- 3. 飲みこむこと、噛むことの練習。
- 4. 食べることを身につける。
- 5. 味、におい、さわるなど、感覚を育てる。
- 6. 赤ちゃんの心を育てる。
離乳食をはじめる前に
1.生活のリズムを正す
- 赤ちゃんを夜遅くまで起こしておかない。早く寝て、早く起きる。
- 赤ちゃんに母乳やミルクをあげる時間のリズムを作る。
生体リズム(人の体のリズム)
人の体には、いつも同じリズムの時計があります。赤ちゃんを育てる成長ホルモンや細胞分裂は、夜、よく眠っているときに多くなります。このリズムをしっかり作ると、赤ちゃんの食事もあげやすくなります。
2.水分をしっかり補給する
赤ちゃんと水分補給
赤ちゃんは、腎臓がまだあまりうまく働きません。だから、薄い尿がたくさん出て、水分が足りなくなります。夜泣き(夜に起きてひどく泣く)の原因になることもあります。
赤ちゃんは、自分で「のどがかわいた」と言うことはできません。何度でも飲み物をあげてください。出かけているときや後、お風呂あがり、暑いとき、たくさん汗をかいたときなどにあげましょう。
離乳食はいつ何を
月齢は目安です。始めるときや進み具合は、どの赤ちゃんも違います。赤ちゃんをよく見て、食事をあげてください。
赤ちゃんの食事の回数
- 始めてから1か月くらいは、1日1回
- それからは1日2回
- 9か月頃からは1日3回
赤ちゃんの食事の形
始めた頃
(5から6か月ころ) |
なめらかにつぶしたもの(とろっとしたスープのようなもの) |
7から8か月ころ |
舌でつぶして食べることができる固さ(豆腐くらい) |
9から11か月ころ |
歯ぐき(歯が生えるところ)でつぶして食べることができる固さ(バナナくらい) |
12から18か月ころ |
歯ぐき(歯が生えるところ)で噛んで食べることができる固さ。(肉団子くらい) |
赤ちゃんの舌の動きと食べ方 赤ちゃんの食事のとき
5から6か月ころ |
口に入った食べ物を飲みこむことを覚える。 |
7から8か月ころ |
口の前の方に食べ物を入れて、舌と上あごでつぶすことを覚える。 |
9から11か月ころ |
舌と上あごでつぶすことのできないものを、歯ぐき(歯が生えるところ)の上でつぶすことを覚える。 |
12から18か月ころ |
口へ入れすぎて食べこぼしたりして、一回に口に入れる量を覚える。手づかみ食べ(手で食べること)が上手になる。スプーンを使った食べ方を覚える。 |
離乳食教室
内容: 離乳食についてのお話と実習をします
誰が: 生まれてから5か月の子を持つ母や父
問い合わせ
健康づくりセンター