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更新日:2025年4月1日
健康な赤ちゃんは健康なお母さんから生まれます。小さな新しい命は毎日育っています。 毎日を明るく健康に過ごしましょう。妊娠・出産の正しい知識を知って、健康な赤ちゃんを生んでください。
施設を決める
生まれるまでの10カ月の間の健康管理をうけるので、よく考えて病院やクリニックを決めましょう。特に、説明をていねいにしてくれるか、家から近いかなどをよく考えましょう。
妊婦健康診査を受ける
特に異常がなくても定期的に診察や検査を受けます。指示を守りましょう。
妊婦健診の目安
- 妊娠23週まで…4週間に1回
- 妊娠24~35週…2週間に1回
- 妊娠36週以降…1週間に1回
診察を受けるときに気をつけること
- 診察を受けやすい洋服(上と下が離れたもの)にします。
- きれいな洋服を着ます。
- 生理用パットがあると便利です。
- 産科ではないお医者さんに行くときは、妊娠していることを必ず言います。
薬を飲むとき・予防接種は気をつけます
妊娠の初めから生むまでは勝手に薬を飲まないでください。お医者さんの指示に従って、正しく使います。また、予防接種や注射をするときには、妊娠していることをお医者さんに言います。
お口の健康
丈夫な歯と歯を支える骨を持つために、知っておくこと
- いつも歯・口の中をきれいにしておきます。
- 歯科医院(歯の医者)で、歯や歯を支える骨を調べてください。安定期に行ってください。
- 歯を治すときは、赤ちゃんがおなかにいることを歯の医者に言ってください。そして、体の調子が安定している時に行ってください。
里帰り分娩について
- 予約が必要なときがあるので、里帰りする先の病院と連絡をとります。
- 母の体の安全が大事です。揺れが少なくて一番楽な交通手段を選びます。家族に付き添ってもらって帰りましょう。
- 実家へもどる時期は、予定日より1ヵ月半ころから2ヶ月前がよいでしょうが個々により状況が違うのでお医者さんと相談して決めましょう。
- 今までの妊娠中の経過の紹介状をもって、里帰り分娩する病院を受診しましょう。
こんなときは病院へすぐ連絡する
症状 |
対応 |
性器出血 |
出血があったら、何かの異常があります。新しい出血は赤く、古い出血は黒っぽくなります。出血があったらかかりつけのお医者さんに診てもらいます。 |
腹痛 |
流産のおそれがあります。出血と一緒に起こったときは特に気をつけます。 |
破水 |
暖かい水が膣から出てきます。普通は分娩が進んで、子宮口が開ききったときに破水します。流産や早産の始まりで起こることがあります。 |
むくみ |
まぶたや手がはれぼったくなる、足のすねや甲を指で押すとへこんだままになる、急に体重が増える、尿の量が少なくなったときは診察を受けましょう。 |
高熱 |
38℃よりうえの高い熱がでたら、受診しましょう。 |
妊婦健康診査
妊娠中(赤ちゃんがおなかにいるとき)は、健康チェックを受けてください。
浜松市に住民登録がある人は、「親子(母子)健康手帳」(お母さんと赤ちゃんのためのノート)と「妊婦健康診査受診票(在留期限内に使用できるもの)」がもらえます。市が頼んでいる病院やクリニックに行って、「妊婦健康診査受診票」を出してください。お金の一部を最大16回まで出してもらえます。
治療にかかるお金の援助
妊産婦が次の5つの病気にかかって、入院するとき、お金の一部がもらえます。
(※所得制限があります)
5つの病気…妊娠高血圧症候群、糖尿病、貧血、産科出血、心疾患
問合せ先
健康増進課 053-453-6116
困った時の相談窓口
赤ちゃんや子どもの心やからだのこと、妊娠中や出産後のこと
健康づくりセンター(こども家庭センター)(各区役所・行政センター内)