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更新日:2024年5月7日
浜松市の三大死因である「悪性新生物(がん)」「脳血管疾患」「心疾患」は、いずれも日常の生活習慣が深く関わっており、生活習慣病の予防は健康寿命の延伸を図る上で重要な課題です。また、生活習慣病の予防は医療費削減の観点からも重要です。健診(検診)の受診率向上の取組と合わせて、日常の生活習慣を見直す「一次予防」とともに、合併症の発症や症状進行などの「重症化予防」の取組を進めていく必要があります。
(がんに対する総合的な取組は、「第3次浜松市がん対策推進計画(計画期間:令和6(2024)年度~令和11(2029)年度)」に基づき、推進します。)
令和2(2020)年度は、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、がん検診及び骨粗しょう症検診の受診率が低下しました。令和3(2021)年度以降は、すべてのがん検診受診率が向上しましたが、目標受診率50%以上を達成することができませんでした。また、骨粗しょう症検診の受診率は令和3(2021)年度は増加しましたが、令和4(2022)年度は低下しました。
適正体重の人の割合は、20~64歳の女性で増加している一方で、肥満の人の割合も増加しています。
指標 | 対象 | 令和4年度 (2022年度) (現状値) |
令和11年度 (2029年度) (中間値) |
令和16年度 (2034年度) (最終目標値) |
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1 | 過去1年間に健診等(健康診断、健康診査、人間ドック)を受けた人の割合 | 20歳以上 | 67.7% | 増加 | 増加 | |
2 | がん検診受診率 | 肺がん | 40~69歳 | 30.3% | 60.0% | 60.0% |
大腸がん | 40~69歳 | 28.7% | 60.0% | 60.0% | ||
胃がん | 35~69歳 | 20.3% | 60.0% | 60.0% | ||
子宮頸がん | 20~69歳女性 | 41.4%※1 | 60.0% | 60.0% | ||
乳がん | 40~69歳女性(隔年) | 42.3%※1 | 60.0% | 60.0% | ||
3 | 骨粗しょう症検診受診率 | 40~70歳女性(5歳ごと) | 7.9% | 12.6% | 15.0% | |
4 | 歯周病検診受診率 | 30歳以上 | 0.9% | 1.2% | 1.5% | |
5 | 肥満者※2の割合 | 20~60歳男性 | 27.4% | 減少 | 減少 | |
40~60歳女性 | 12.8% | 減少 | 減少 | |||
6 | メタボリックシンドローム該当者及び予備群の割合 | 40~74歳男性 | 38.7% (令和2年度) |
減少 | 減少 | |
40~74歳女性 | 12.2% (令和2年度) |
減少 | 減少 | |||
7 | 高血圧症有病者の割合 | 40~74歳 | 31.6% (令和2年度) |
減少 | 減少 | |
8 | 糖尿病有病者の割合 | 40~74歳 | 9.9% (令和2年度) |
減少 | 減少 |
※1国の指針において2年に1回の受診が推奨されているため、受診率は2年に1回受診した人で算出。
※2肥満者:BMI25以上
各々が取り組むべき具体的な行動を「市民のやらまいか」「団体のやらまいか」「行政のやらまいか」として設定しています。
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