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更新日:2024年3月11日

分野別施策 たばこ

(1)基本的な考え方

たばこは、さまざまな病気の発症や死亡に深く関係しており、たばこを吸っている人だけでなく、周囲の人にも影響が及ぶため、たばこが及ぼす健康被害への対策が重要です。特に、未成年者や妊産婦の喫煙については、社会全体での取り組みが必要となっています。
子どもに対し、たばこの有害性について啓発していくとともに、家庭、職場、飲食店等における受動喫煙防止対策強化など、社会全体の環境整備も必要です。

(2)現状と方向性

子どものいる家族の喫煙状況

子どもがいる家庭の喫煙率、子どもの前で吸う人ともに父親が最も多いです。

資料:健康増進課調べ

 

たばこの害の認知度(13~29歳)

肺がんについてしっている割合は、どの年度も90%を超えています。

資料:健康増進課調べ

 

 

後期計画の方向性

  • たばこが及ぼす健康被害については引き続き未就学児からの周知、情報提供を実施するとともに喫煙習慣が主な原因であるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の認知度向上のための啓発に取り組みます。
  • 受動喫煙防止対策については、職域や国保団体と協力し、より一層推進していきます。

 

(3)市民のめざす姿

  • たばこが及ぼす健康への影響を知る
  • 未成年者、妊婦は喫煙をしない
  • 公共の場所では喫煙をしない
  • たばこをやめたい人はやめる

 

 

(4)指標

指標

対象

平成23

年度

(2011

年度)

平成29

年度
(2017

年度)

中間

目標値

平成28

年度

(2016

年度)

現状値)

平成34

年度
(2022

年度)

最終

目標値

 

1

たばこの害の認知度
(妊娠に関する事項)

13~29歳

53.4%

55.0%

62.0%

増加

2

未成年者の喫煙率

13~19歳

0.5%

0.4%

1.2%

0%

3

妊婦の喫煙率

妊娠

届出者

2.2%

1.7%

1.8%

0%

4

子どものいるところで喫煙している人の割合

1~12歳

保護者

35.5%

10.0%

16.9%

3.0%

5

受動喫煙の機会を有する人の割合(1週間)

13~29歳

47.7%

30.0%

36.7%

15.0%

6 喫煙率 20~29歳 16.4% 12.0% 4.2% 減少
6 喫煙率

30歳

以上

16.0% 12.0% 10.2% 10.0%
7

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の

認知度

20歳

以上

- - 32.4% 80.0%

(5)3つの取り組み

各々が取り組むべき具体的な行動を「市民のやらまいか」「団体のやらまいか」「行政のやらまいか」として設定しています。

市民のやらまいか

  • 未成年者、妊婦はたばこを吸わない
  • 子どもや家族の前でたばこを吸わない
  • 喫煙場所以外ではたばこを吸わない
  • 公共の場所ではたばこを吸わない
  • 禁煙したい人は思いきってたばこをやめる

団体のやらまいか

  • 学校での喫煙防止教育を支援する
  • 未成年者にたばこを販売しない
  • 喫煙マナーの向上運動を進める
  • 飲食店内にたばこの自動販売機を設置しない
  • 事務所での禁煙、分煙を進める
  • 病院内は禁煙とする

行政のやらまいか

  • たばこが心身に与える害について未成年者に啓発する
  • たばこの害に対する健康教育を実施する
  • 市施設等における敷地内又は建物内禁煙に取り組み、将来的には、敷地内の全面禁煙を目指す
  • 禁煙したい人を支援する
  • 喫煙マナーの向上を進める

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