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更新日:2024年2月27日
雄踏地区は、明治22年の町村施行で宇布見と山崎の2カ村を合併して雄踏村となり、大正14年2月11日に町制を施行して「雄踏町」となり、平成17年7月1日に浜松市と合併しました。「雄踏」の由来は、金山神社の社伝に、日本武尊東征のおり「伊都の雄詰を踏み建び給いしよりこの里を雄踏と号す」とありこの故事を慕ったといわれています。近年、当地区の東地域は区画整理事業の進展により、新興住宅地などとして整備され、急激に変貌しています。
国指定重要文化財「中村家住宅」は、平成13~15年にかけて解体・復元工事を行い、貞亨5年(1688)当初の姿を再現しています。広大な敷地内には、徳川家康の側室お万の方が当地で於義丸(おぎまる・家康の第2子で後の福井藩主 結城秀康)を出産した時の後産を埋めたといわれる胞衣塚(えなづか)が現存しており、この塚上の梅の木は家康のお手植えと伝えられ、数代を経ています。
中村家住宅
所在地:浜松市中央区雄踏町宇布見4912-1
TEL:053-596-5585
昭和初期に、浜名湖を利用した50mプールが造られ“フジヤマのトビウオ”と称された古橋廣之進さんもこのプールから誕生しました。現在は当時の面影を残すコンクリートの観覧席(復元)のみですが、隣接する公園には古橋さんの業績をたたえる顕彰碑が建てられています。
雄踏町北部の浜名湖が一望できる絶好の丘陵地に4.3haの広々とした西之谷公園があります。春の桜の時期には花見が楽しめる隠れた名所として知られています。また、自然散策道・日本庭園・芝生広場・アスレチックなどもあり、安らぎの場として市民に利用されています。
雄踏歌舞伎は、江戸末期から雄踏町に伝わる伝統芸能です。年齢・性別を問わず誰でも演じることができることから、万人講とも呼ばれています。平成元年7月雄踏文化センターの完成を機に有志により保存会を結成し、翌年に第1回公演が行われ、以降、毎年1月の第3日曜日に定期公演が行われています。
100年余りの伝統を持つ「たきや漁」は、夕闇の中、船の舳先につけた水中灯の光の中に浮かんでくる魚やカニ・エビを突いたりすくったりする、浜名湖独特の漁法です。春から秋にかけて楽しめます。
たきや漁
所在地:浜松市中央区雄踏町宇布見9985-3
TEL:053-592-2260(たきや組合遊船部)
ドーマン
別名ノコギリガザミとも呼ばれ、浜名湖で水揚げされるカニの一種です。姿形も豪快で珍重されています。
浜名漁協雄踏支所では、4月2日~翌年1月15日まで(原則日曜日・年末年始休み)浜名湖の角立網などで獲れたエビなどのセリを毎朝行っています。仲買いによるセリが行われ、セリおとされたものをその場で仲買いから買うこともできます。(セリは午前7時30分~8時30分頃)
セリが見られる!買える!
所在地:浜松市中央区雄踏町宇布見9985-3(浜名漁協雄踏支所)
TEL:053-592-1063
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