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更新日:2024年2月27日
伊佐見地区は、「ナウマン象」の化石が発見された地域であり、浜名湖に面していて田畑、野山、川などに囲まれた緑あふれる自然豊かなところです。また、清水みのるさん作詞♪コトコトコットン・コトコトコットン…♪の歌詞で親しまれている情緒豊かな童謡「森の水車」の発祥の地でもあります。伊左地町、佐浜町、古人見町、大人見町のそれぞれの町の一字をとって「伊佐見」の名前がつけられ、宅地開発事業も進められ新興住宅地も多く、瞳ケ丘団地、緑ヶ丘団地、ゆう・おおひとみが誕生しています。
伊佐見協働センターに入ると、目に飛び込んでくるのが、高さ3m・長さ4.5mのナウマン象の骨格模型です。大正中期から昭和初期にかけて佐浜町の浜名湖埋め立ての際の土砂採取場でナウマン象の化石が発見されたのにちなんで、平成3年度に地域住民により約5カ月を費やして復元製作されたものです。
発見当時はマンモスの化石と呼ばれていましたが、その後ドイツ人地質学者エドモンド・ナウマンにちなんでナウマン象と名づけられました。また、内山橋の欄干にはナウマン象のレリーフが付けられています。
ナウマン象の化石
所在地:浜松市中央区伊左地町45番地(伊佐見協働センター内)
TEL:053-486-0034
清らかな水と豊かな流れを誇っていた伊佐地川の環境保全と自然回復を期し、また伊左地町出身の「森の水車」の作詩家清水みのるさんを記念して、昭和61年、伊左地緑地公園内に水車小屋が設置されました。毎年10月には地元の児童や音楽愛好者の皆さんが参加して伊佐見水車小屋コンサートが開催されています。
浜松の張子細工は、明治元年頃、徳川の幕臣だった三輪永保(みわ ひさやす)氏によって制作が始められました。その技は子孫によって受け継がれており、現在も大人見町の工房で制作されています。
伊佐見小学校の北校舎の一室には、伊左地町出身の作詞家清水みのるさんの業績を後世に伝える「清水みのる」の部屋があります。写真や手紙、清水みのるさんが作詞した「森の水車」の原稿など、数々の貴重な資料が展示されており、当時をしのぶことができます。
「清水みのる」の部屋
所在地:浜松市中央区伊左地町5644番地(伊佐見小学校内)
TEL:053-486-0007
古人見町にあるこの常夜灯は、天明2年(1782)に「古人見郷中」が建てたものです。火防のための秋葉信仰の拠り所であるとともに、路傍にあって往来を行き来する人のための目標となったもので、建立した時代も古く貴重なものです。
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