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更新日:2024年2月28日
入野地区は、佐鳴湖に隣接し、西岸と南岸及び雄踏街道沿いの東西約5kmの地区です。昭和32年に入野村から浜松市に合併し、入野町・西鴨江町・志都呂町の3町となりました。かつては織物工場と田畑の連なる田園地帯でしたが、宅地開発や大型ショッピングセンター等の進出、マンション建設により急速に都市化が進んでいます。大平台、志都呂、西都台では宅地開発事業が進められ、新興住宅や事業所、店舗などが立ち並び、急激に変貌してきています。
約1200年前より馬頭観世音菩薩像が西鴨江の地に祀られ、広く地域の信仰を集めてきた西見寺。初午は徳川家康が三方ヶ原の戦いのときに武運と馬の健康をこの観音に祈願したと言われています。その後農耕馬が集まって厄落としをし、あわせて子供の健やかな成長を祈願しました。毎年3月の第1土・日曜日に開催される大祭では、絵馬に願いを託す人や、子供を馬に乗せ、観音堂の周りを回り、健やかな成長を祈願しています。
西見寺の初午
所在地:浜松市中央区西鴨江町3268番地
TEL:053-447-7000
一説によると、永禄年間(1558~1569)に、当時の浜松を治めていた引間城主の長男の誕生を祝い入野村の佐橋甚五郎が城近くから城に向かって義廣公の名入りの大凧を揚げたのが浜松まつりの凧揚げの始まりだと言われていますが、記録としては定かではありません。入野町では由緒ある「義廣」の凧で昭和51年から参加しています。
自然環境に配慮した公園で、緑も多く、野鳥の観察スポットとしても有名です。西岸整備から東岸・北岸と接続され、今では佐鳴湖を一周できる公園として整備されました。公園を中心とした周囲は毎年の花見シーズンには多くの花見客で賑わいます。平成21年3月には漕艇場南に河津桜の幼木50本余りが植樹され、一足早いお花見に期待が集まっています。
佐鳴湖公園
TEL:053-476-0210(佐鳴湖公園北岸管理棟)
佐鳴湖花火大会
水質浄化事業の一環として毎年8月には佐鳴湖花火大会が催されており夏の風物詩として市民の憩いの場として、定着しています。
佐鳴湖漕艇場
昭和32年に静岡国体のボート競技を開催するために整備されました。以来、県のボート競技の普及・推進のための場となり、学生の部活動などの拠点となっています。
佐鳴湖漕艇場
所在地:浜松市中央区入野町20001番地
TEL:053-449-2770
西鴨江では、毎年2月と12月の8日に、子供が主役となる「やいとう」が行われます。家の中の悪い病気を追い払う行事は、小学生から中学1年生までの男子が朝と夕に鐘を打ち「ヤイトウ、ヤイトウ」と叫びながら地域を回ります。
志都呂神楽の始まりは、元禄11年(1698)、志都呂の御陣屋の門を建立した際「悪魔よけ」として舞ったのが最初です。東組の青年によって、昭和30年代まで継承してきましたが途絶え、昭和50年に保存会が再び結成されました。毎年10月に行われる八幡宮の秋祭りで神楽が奉納されています。
入野の注連縄づくりは、昭和7年、生花・注連縄組合を設立し、始められたのが最初といわれています。玄関用の「星の玉」と呼ばれる注連縄は垂れが払い浄め、輪は平和を願い、裏白は長命を祈り、また橙とゆずり葉をつけて「代々うらうらしく譲る」ともじって飾るといわれています。
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