浜松市地方創生SDGsコンテスト

2023年度から、企業、団体、個人、学生、高校生等の皆さんが取り組む、SDGsの観点から地域の活性化や社会課題の解決につながる取組について募集し、優れた事例を選出するコンテストを開催しました。

大学生・企業等を対象とした一般の部と市内高校生を対象とした高校生の部に分けて、有識者による審査を行い、特に優れた取組を「優秀賞」に選出しました。

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SDGs未来都市・浜松シンポジウムでの一般の部表彰

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高校生の部 最終審査会

優秀賞

一般の部

(5事例)

■一般社団法人里の家

 「マミーの森 遊びの森と木地師の森づくり」


■NPO法人ラブ・ネイチャーズ

 「奥浜名湖の貴重な生き物に寄り添う」
 

■浜松調理菓子専門学校

 「食から未来をつくる 『地産地「承」』」 
 

■愛管株式会社 れんりの子(認可保育園)

 「未来の環境リーダーを育てる 認可保育園「れんりの子」小さな保育園から始まる大きな変革」 

 

■株式会社平出章商店

 「生産者とスイーツ店を繋ぐ!製菓材料加工プロジェクト」

高校生の部

(3事例)

■浜松開誠館中学校高等学校SDGs部

 開誠館のSDGs活動~生徒の思いを形にする活動~


■浜松学芸高等学校 社会科学部地域調査班

 高校生発!広告代理店
 

■オイスカ浜松国際高等学校 環境SDGsプロジェクト

 高校生スポーツビーチクリーン実行委員会 

 

【一般の部】

■一般社団法人里の家

マミーの森 遊びの森と木地師の森づくり

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  • 都田町内の放置されていた約3haの二次林を、使うことで「維持される里山」「木地師(きじし)の森と森林体験」をテーマに整備を進めています。
  • 植樹や定期的な手入れを通じ、里山体験ができるフィールドづくりをしています。また、森づくりを通じて循環型の暮らしづくりを進めています。

■NPO法人ラブ・ネイチャーズ

奥浜名湖の貴重な生き物に寄り添う

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  • 絶滅危惧種のシラタマホシクサを守るため、湿地の整備を行ったり、未来へ引き継ぐための種蒔きや見守りを21年間続け、貴重な自然環境を守っています。
  • 県内では都田川にだけ生息しているヒヌマイトトンボの生息調査・啓発活動を16年間続け、地域全体で環境を守る意識を高めています。

取組詳細

■浜松調理菓子専門学校

食から未来をつくる 『地産地「承」』

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  • 地産地「承」の考えの下、食育活動を通じた食の伝承、継承を目指します。「食の幼稚園、食の小学校」として子供向けの料理作りと食育講話、高等学校での模擬授業を行っています。
  • 地域企業、団体、各種学校との共同でのイベント実施や、浜松の中心街を盛り上げる企画での商品開発などを行い、地域活性化につなげています。

取組詳細

■愛管株式会社 れんりの子(認可保育園)

未来の環境リーダーを育てる 認可保育園「れんりの子」小さな保育園から始まる大きな変革

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  • 愛管株式会社が運営する認可保育園「れんりの子」は、脱炭素の取り組みで地中熱を活用するビニールハウスがあり、園児たちは環境に優しいエネルギー利用を学んでいます。
  • 自社農園に「こどものうえん」を併設し、子どもたちが自ら作物を育て、給食で食材として利用されたり、自ら調理して食べたりといった食農保育をしています。

取組詳細

■株式会社平出章商店

生産者とスイーツ店を繋ぐ!製菓材料加工プロジェクト

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  • 製菓製パン業と、生産者の間に入り、両者をつなぎながら原料調達〜製菓材料への加工〜製菓製パン店への材料の販売を実施しています。
  • 自社商品として浜松産レモン果汁・外皮、三ヶ日みかん外皮など約10アイテムを製菓製パン材料として商品化しました。

取組詳細

【高校生の部】

■浜松開誠館中学校高等学校SDGs部

開誠館のSDGs活動~生徒の思いを形にする活動~

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  • 「生徒の思いを形にする」という活動理念のもと、気候変動問題を訴える気候マーチや、フェアトレード学習などに取り組んでいます。
  • SDGsを浜松から発信するという思いを持って活動しており、部員が小学校や中学校に赴き、SDGs部の部員が講師としてSDGs学習の入門講座をおこなっています。

取組詳細

■浜松学芸高等学校 社会科学部地域調査班

高校生発!広告代理店

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  • 観光資源や産業文化に焦点をあて、PR動画やポスターを制作し、地域の魅力を伝える広告代理店として取り組んでいます。
  • 「いつか戻ってきたいと思える街の魅力を発信する」ことを目的とし、地域や企業に潜む魅力にスポットライトをあて、浜松の魅力を次の世代に受け継いでいます。

取組詳細

■オイスカ浜松国際高等学校 環境SDGsプロジェクト

高校生スポーツビーチクリーン実行委員会

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  • 中田島砂丘を守るため、アカウミガメの保全、海岸クリーン運動や、砂丘の侵食問題、海岸林の松枯れ拡大問題、Eco-DRRなど、様々な取組を行っています。
  • 「スポーツ・ゲーム形式」を考案するなど高校生の若いアイデアを活かして、海岸清掃のイメージ改革・普及啓発を進めています。

取組詳細

コンテストの概要

対象(部門)

<一般の部>

 浜松市内において取組を実施している企業、団体、個人等

<高校生の部>

 浜松市内において取組を実施している市内高校に在学中の高校生

 

審査

一般の部は、審査員による書類審査により優秀賞5事例を選出しました。

高校生の部は、書面による一次審査と、プレゼンテーションによる最終審査により、優秀賞3事例を選出しました。

 

審査員
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中野祐介

(浜松市長)

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谷中修吾氏

(BBT大学経営学部教授/BBT大学院経営学研究科MBA教授)

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飯倉清太氏

(特定非営利活動法人NPOサプライズ代表理事/静岡大学地域創造学環客員教授)

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服部乃利子氏

(静岡県地球温暖化防止活動推進センター センター次長)

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山谷優実氏(高校生の部のみ)

(NPO法人わたぼうしグランドデザイン まちづくり事業プロジェクトリーダー)

スケジュール
9月19日〜10月31日 取組募集
11月上中旬 一般の部書類審査・高校生の部一次審査
11月23日 高校生の部最終審査会
12月11日

SDGs未来都市・浜松 シンポジウムで事例発表・表彰