令和6年度 浜松市地方創生SDGsコンテスト

市内高校生を対象とした「高校生の部」と大学生・企業等を対象とした「一般の部」とに分けて、SDGsの観点から地域の活性化や社会課題の解決につながる取組について募集し、優れた事例を選出するコンテストを開催しました。

 

12月8日(日曜日)に、最終審査発表会を行い、特に優れた取組を「優秀賞」に選出しました。

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最終審査発表会発表者【高校生の部】

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最終審査発表会発表者【一般の部】

優秀賞

高校生の部

(3事例)

■静岡県立浜松商業高校調査研究部

 「地域創生SDGs!!浜松焼そばの軌跡」


吉田恋菜

 「浜松市の子どもの貧困を変えるためにフィンランドに留学!!」

 

■オイスカ浜松国際高等学校 環境SDGsプロジェクト

 「浜名湖ブルーカーボン未来創造プロジェクト」

一般の部

(3事例)

中村建設株式会社

 「浜松発CO2を吸収する脱炭素サイクルシステム」

 
株式会社JACKカンパニー

 「遠州人が自慢したくなる街づくり~やらまいか精神で活性化~」

 

siisow株式会社

 「服作りで心豊かによりよく生きる価値共創プロジェクト」

※高校生の部、一般の部ともに記載は応募順

 

【高校生の部】

■静岡県立浜松商業高校調査研究部

地域創生SDGs!!浜松焼そばの軌跡

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2020年、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要に対応した浜松の特産品を開発することで、浜松を活性化することを目的に、『浜松焼そば』を開発しました。

浜松サービスエリアで浜松の特産品の状況やお土産のニーズを調査し、浜松らしい特産品の検討と、SDGsの一つである地産地消を意識した地元企業との協働による開発を行いました。
引き続き、浜松に新しいお土産を誕生させ、経済成長に貢献するために部員全員で新商品の開発に取り組みます。

 

取組詳細(静岡県立浜松商業高校調査研究部)(PDF:242KB)

 インタビュー動画

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■吉田恋菜

浜松市の子どもの貧困を変えるためにフィンランドに留学!!

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全ての子どもたちが幸せに暮らせる浜松市を目指すために、浜松市内の子ども食堂でボランティア活動をしています。
もっと多くの子どもたちを救いたいという思いから、静岡県の「ふじのくにグローバル人材育成事業」に応募し、子どもの貧困に関する先進国であるフィンランドに留学し、現地の教育について学ぶとともに、県内の学生を集めた学生団体を設立し、フィンランドの取組や浜松市の課題など情報発信等に取り組んでいます。

 

取組詳細(吉田恋菜)(PDF:248KB)

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インタビュー動画

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■オイスカ浜松国際高等学校 環境SDGsプロジェクト

浜名湖ブルーカーボン未来創造プロジェクト

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太平洋から海水が流れ込む浜名湖は、湖にして海の干潟による浅瀬に降り立てる独特の環境です。

海の幸や美しい景色、浜名湖の魅力を守るため、平成6年8月に開始したマングローブの植栽実験に始まり、現在では地元の漁業組合や市民活動団体、企業、行政と協働し、浜名湖の水質調査や生態系の観察、観光資源の保全、自然景観の保全、水産業の復活等につながる取組を数多く実施しています。

 

取組詳細(オイスカ浜松国際高等学校 環境SDGsプロジェクト)(PDF:336KB)

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インタビュー動画

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【一般の部】

■中村建設株式会社

浜松発CO2を吸収する脱炭素サイクルシステム

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脱炭素社会の実現に向け、浜松発でCO2吸収のネガティブエミッション分野に特化した新しいシステムの開発、運用に取り組んでいます。

開発のコンセプトは、耕作放棄地、空地の利活用、天竜エコテラスから最終的に発生する溶融スラグの肥料活用、CO2を吸収するネガティブエミッションの実施、大きな投資を必要とせず誰もが参加できる脱炭素サイクルシステムの構築です。

 

取組詳細(中村建設株式会社)(PDF:275KB)

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インタビュー動画

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■株式会社JACKカンパニー

遠州人が自慢したくなる街づくり~やらまいか精神で活性化~

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遠州料理を通じてやらまいか精神を浸透させることを目的に、浜松市の歴史文化を盛り込んだ「遠州人が自慢したくなるお店」を複数展開。駅周辺の賑わいづくりとともにアクティブシニアの雇用を行っています。
地ビールの醸造開始に伴い、廃棄される麦芽かすを放課後等デイサービスに送り、堆肥づくりを実施。発達障害の子ども達の育成と食品ロス削減を目的とした循環型経済を実践しています。

 

取組詳細(株式会社JACKカンパニー)(PDF:319KB)

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インタビュー動画

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■siisow株式会社

服作りで心豊かによりよく生きる価値共創プロジェクト

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地域資源である遠州織物を活用した服作りを通じた、より良い暮らしのための環境づくりを目的に、個々のライフスタイルやライフステージに合わせた柔軟な働き方を提供することで、経済的な自立を目指せる環境を整えています。

地域や人、モノごとのつながりを大切にした、「暮らしに調和するエシカルなものづくり」を実施し、企業理念「えがおのたねまき」をテーマに、笑顔が広がる価値共創コミュニティを目指しています。

 

取組詳細(siisow株式会社)(PDF:262KB)

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インタビュー動画

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コンテストの概要

<一般の部>

 企業、団体、個人等(高校生以下を除く)

<高校生の部>

 市内在住または市内高校に在学中の高校生

 

審査

書面による一次審査と、プレゼンテーションによる最終審査により、部門ごとに優秀賞3事例を選出しました。

 

最終審査発表会
日時 2024年12月8日(日曜日)午後1時から午後5時30分まで
会場

アクトシティ浜松 コングレスセンター31会議室(浜松市中央区板屋町111−1)

内容
  • 開会、主催者あいさつ、審査員紹介
  • 高校生の部、一般の部プレゼンテーション
  • 特別講演
  • 結果発表・表彰
  • ポスターセッション

 

当日配布リーフレット(PDF:2,600KB)

 

 

審査員
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山名裕

(浜松市副市長)

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飯倉清太氏

(静岡大学 地域創造学環 客員教授/特定非営利活動法人NPOサプライズ 代表理事)

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松田孝裕氏

(一般社団法人日本サステナブルビジネス機構 理事/SDGsコンサルタント)

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服部乃利子氏

(静岡県地球温暖化防止活動推進センター センター次長)

 

コンテストの評価のポイント
SDGsの達成

・SDGsの達成につながっているか

・経済、社会、環境の3つの観点で調和がとれているか

・理想の未来を描けているか(目標設定)
地域の課題解決

・浜松市内における課題解決につながっているか

・地域に良い効果があるか
多様なステークホルダーの参画 ・実施主体に自分たち以外を効果的に巻き込んでいるか
取組の持続可能性

・持続可能な取組か

・将来的に取組の発展が期待できるか

 

スケジュール
8月19日から10月11日まで 取組募集
10月中旬 一般の部・高校生の部 一次審査(書類審査)
12月8日 最終審査発表会(プレゼンテーション審査)