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更新日:2022年6月20日
阪神・淡路大震災では、約4,000人の方が、家が倒れたり、家具の下敷きが原因となる窒息・圧死によって亡くなりました。南海トラフ巨大地震は、大きな横揺れが2~3分続くと言われています。家族を守るために、次の項目をすぐにチェックしてください。
1.身のまわりの危険をなくす | 家具・家電を固定する | □ |
ガラスが割れるのを防ぐ | □ | |
2.いざというときの用意をする | 非常持出し品を用意する | □ |
火事にならないようにする | □ | |
3.災害が起きた所の情報の伝え方を確認する | 電話の使い方を確認する | □ |
4.自主防災隊の活動を知る | 地域の防災活動に参加する | □ |
家の耐震性が良くても、落ちてくる物や倒れた家具、ガラスの破片で被害にあうことがあります。家の中での被害を少なくするために、家具は必ず固定しましょう。
※借家・アパートに住んでいる人は、必ず家主に相談してから行ってください。
冷蔵庫の裏側にある取手(手カケ)に固定用ベルトを通して固定するのが普通です。詳しくは取扱説明書をよく読んでください。わからないことは、買ったお店やメーカーに聞いてください。
平型金具 |
L型金具 |
鉄製のヒートン |
鉄製の針金 |
鉄製の木ネジ |
地震のときに割れたガラスでケガをするのを防ぐために、窓ガラス、家具のガラスに飛散防止フィルムを貼ります。簡単に貼れるフィルムがお店で売っています。
家族の人数を考えて、必要なものを持ち出せるように用意しておきましょう。少なくとも1年に1回は点検しましょう。
■ウェットティッシュ ■ラップ ■トイレットペーパー ■ビニール袋
■バール・ジャッキ ■バイク・自転車 ■テント ■笛(ホイッスル) ■マスク ■消毒液など
■食べ物・飲み水の準備
地震のすぐ後は、食べ物は簡単には手に入りません。救援活動が受けられるまでの食べ物は、それぞれの家庭で準備しておいてください。
●食べ物・・・7日分(うち非常食3日分)くらい用意しておきましょう。
●飲み水・・・1人につき1日3リットルの水を、少なくても3日分は用意しておきましょう。
●携帯トイレ・・・1人1日5回使用を目安として用意しておきましょう。
地震などの災害が起きたとき、自分や家族の力だけで対応するのは限界があります。隣近所の人達が協力し合うことが大切です。「自主防災組織」は、災害が起きたときだけではなく、常に地域の皆さんが一緒になって防災活動をするための組織です。 自主防災組織は、大きな災害が起きたとき、地域の皆さんが正しく行動して被害を少なくするために活動します。具体的には、地域の中の安全点検をしたり、地域の皆さんに防災の知識・技能を啓発したり防災訓練を行ったりします。実際に地震が起きたときにも、とても大切な役割を担っています。災害発生時には、初期消火活動、被災者の救出・救助、安否確認などの情報収集を行います。また、市職員や施設管理者と協力して避難所の運営を行います。
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