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更新日:2023年10月19日
昔の浜松市内[はままつしない]の水道管工事[すいどうかんこうじ]
昭和6年3月の通水式
昭和4年、住吉浄水場[すみよしじょうすいじょう]など一連[いちれん]の水道施設[すいどうしせつ]が建設[けんせつ]されました。昭和6年、計画給水[けいかくきゅうすい]13万人の水道施設[すいどうしせつ]が完成[かんせい]し、通水式が行われました。これで、浜松市[はままつし]のみなさんに安全な水道水を安定的[あんていてき]に給水[きゅうすい]することができるようになりました。
旧常光水源地[きゅうじょうこうすいげんち]
旧住吉浄水場[きゅうすみよしじょうすいじょう]
浜松市[はままつし]が工業都市[こうぎょうとし]として発展[はってん]していく中で、インフラ強化という面で、これら水道施設[すいどうしせつ]はなくてはならないものでした。これらの施設[しせつ]は、平成[へいせい]24年に登録有形文化財[とうろくゆうけいぶんかざい]に登録[とうろく]され、今もその姿[すがた]を残[のこ]しています。
メアンダー
ステンドグラス
半円アーチの欄間[らんま]
水道水を届[とど]けるだけでなく、細部にまでデザイン性[せい]のある装飾[そうしょく]が施[ほどこ]されています。当時の最新技術[さいしんぎじゅつ]をもって建設[けんせつ]された設備[せつび]と建築[けんちく]の魅力[みりょく]を今に伝[つた]える貴重[きちょう]な資産[しさん]となっています。
最新[さいしん]のデジタル技術[ぎじゅつ]を利用し、登録有形文化財[とうろくゆうけいぶんかざい]の「旧住吉浄水場[きゅうすみよしじょうすいじょう]ポンプ室」の保存[ほぞん]と活用に取り組んでいます。
動画で見るポンプ室
3次元点群[てんぐん]データで見るポンプ室
3次元点群[てんぐん]データとは、計測[けいそく]データを「点」の集合体で表現[ひょうげん]したものです。
貴重[きちょう]な文化財[ぶんかざい]が3次元点群[てんぐん]データとして保存[ほぞん]され、仮[かり]に被災[ひさい]した場合も復元[ふくげん]が可能[かのう]になります。
3Dデータで見るポンプ室
3Dデータとは、3次元の立体として作られたモデルデータのことです。
平面のデータに比[くら]べて、全ての角度から姿[すがた]を捉[とら]えることができるという特徴[とくちょう]があります。
ゲームで見るポンプ室
ゲーム体験[たいけん]の様子(上下水道フェスタ)
3Dモデルにゲーム機能[きのう]を追加[ついか]することで、市民[しみん]のみなさまに楽しみながら文化財[ぶんかざい]を知っていただく取り組みをしています。