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更新日:2016年7月21日
直満(亀之丞の父)と直義(直満の弟)が今川氏に謀反の疑いで殺害され、さらに自身の命も狙われたため、信濃に身を隠していた亀之丞(直親)は、弘治元年(1555年)11年ぶりに井伊谷に帰ってきます。このとき亀之丞は20歳を迎え、立派な青年となっていました。しかし許婚が帰郷したものの、出家して「次郎法師」を名乗っていた直虎は、亀之丞と結ばれることはありませんでした。その後、亀之丞は直盛(直虎の父)の養子となり、古くからの井伊家の家臣・奥山氏の娘と結婚します。
奥山氏は井伊家の一族で、南北朝時代には宗良親王の弟である無文元選禅師を奥山に迎え、方広寺を建立したことで知られています。臨済宗方広寺派の大本山として今日に至る方広寺ですが、東海屈指の名刹で、境内には国指定重要文化財の釈迦三尊のほか、七尊菩薩堂、三重の搭、半僧坊の昇龍・降龍など見どころがたくさんあります。また、参道は自然が豊かで、ところどころに安置されている五百羅漢にも癒されますよ。境内の五百羅漢の中には自分に似た羅漢様がいると言われていますので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。
【方広寺】
浜松市浜名区引佐町奥山1577-1
今回の周辺のおすすめグルメは「乃木そば神谷」のとろろそば。大鳥居を入ったところにある「乃木そば神谷」は、日露戦争で活躍した「乃木希典大将」が立ち寄ったと伝えられる老舗です。そばは手打ちでやや太め、濃厚なとろろがしっかりからみ、だし汁との相性もばっちり。見た目以上に食べ応え抜群です。皆さんもぜひご賞味ください!
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