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更新日:2023年9月8日
ものづくりのまち浜松市は、「やらまいか精神」というチャレンジスピリットのもと、“民間力”により発展してきたスタートアップのまちです。この果敢に挑戦する風土を背景に、新しいスタートアップが次々と生まれる好循環のまち「浜松」を目指し、様々なスタートアップ支援策に取り組んでいます。令和5年、スタートアップの挑戦をさらに応援するために「ファンドサポート事業」を実施します。
2023(令和5)年度「浜松市ファンドサポート事業」の交付申請に先立ち、申請を希望するスタートアップに対する事前相談を実施します。
2023(令和5)年度浜松市ファンドサポート事業への交付申請を検討しているスタートアップ
※浜松市認定ベンチャーキャピタルからの出資を受けている、または、出資を予定しているスタートアップであること
開始日:2023(令和5)年7月13日(木曜日)
終了日(予定):【第1期分:8月31日(木曜日)/第2期分:11月30日(木曜日)】
浜松市職員等が、対面又はオンラインにより、次の点に相談対応する
(浜松市ファンドサポート事業受託事業者への情報共有及び事前相談会への参加の可能性がございます)
【2023年度 第2期公募(10月1日〜3月31日に出資を受けたもの)】
日程 | 内容 |
---|---|
7月13日(木曜日)〜11月30日(木曜日)まで | 事前相談 |
12月1日(金曜日)〜1月5日(金曜日)まで | 公募期間 |
1月下旬 | 審査会 |
【参考】令和5年度募集概要
区分 | シード・R&D枠 | 一般枠 | 協業枠 |
---|---|---|---|
目的 | 市内での成長 | 市内での成長・事業化実現 |
市内企業とのオープンイノベーション |
本社・事業所 | 浜松市内に本社又は主たる事業所を置き、市内で認定事業を実施しようとするもの | ||
雇用 |
交付決定の日から1年以内:事業責任者が市内事務所に常駐(※2) (※2)常駐とは、概ね営業日の3分の2以上、事務所に出勤することをいう 交付決定の日から2年以内:正社員又は役員を新規で雇用予定(シード・R&D枠を除く) |
||
投資条件 |
第1期:2023年 4月から2023年9月までに認定VCから出資を受けるもの 第2期:2023年10月から2024年3月までに認定VCから出資を受けるもの |
||
最大交付額 |
1,000万円 (認定VC投資額を上限) (全体事業費の2分の1を上限) |
4,000万円 (認定VC投資額を上限) (全体事業費の2分の1を上限) |
2,000万円 (認定VC等投資額を上限) (全体事業費の2分の1を上限) |
事業期間 | 2年以内 | ||
その他 | 併願申請不可 |
R1~R4年度採択企業を対象 |
|
創業から5年以内 | ― |
この事業は、市内スタートアップに対して投資を行うベンチャーキャピタル等と協調し資金を交付することで、スタートアップの事業化を支援する取り組みです。交付対象となるスタートアップは、浜松市が認定するベンチャーキャピタル等の投資機関(浜松市認定ベンチャーキャピタル)から投資を受ける事業者です。
令和5年度事業では、シード期のスタートアップの支援や、市内企業とスタートアップの協業によるイノベーション創出の促進を目指して、「シード・R&D枠」、「一般枠」、「協業枠」の3つの区分を設けました。
令和5年4月1日から令和5年9月30日までに認定VCからの投資を受けたの事業者で、次の共通要件及び区分ごとの要件の全てを満たすものが対象です。
<共通要件>
1 |
国内に事務所を有する中小企業者(中小企業基本法(1963(昭和38)年法律第154号)第2条に規定する中小企業者)であって、みなし大企業に該当しないこと。 |
2 | 浜松市内に本社又は主たる事業所を置き、浜松市内において認定事業を実施しようとする事業者であること。(登記必要) |
3 | 認定VCからの出資又は出資意向確認書を受けていること。 |
4 | 市区町村税を完納していること。 |
5 | 令和5年度において、浜松市から同種の補助金の交付を受けていないこと。(同種の補助金例:浜松市新産業創出事業費補助金等) |
6 | 過去3年以内において、浜松市ファンドサポート事業費交付金の交付決定の取り消しを受けたことがないこと。 |
7 |
暴力団員等又は暴力団員等と密接な関係を有する者並びにこれらの者のいずれかが役員等(無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役又はこれらに準じるべき者、支配人及び清算人をいう。)となっている法人に該当しないこと。 |
<区分ごとの要件>
区分 | 対象事業者の要件 |
---|---|
シード・ R&D枠 |
ただし、技術開発の要素の薄いものや、既存市場を活用するだけのものは対象外とする。 |
一般枠 |
|
協業枠 |
|
(注)常駐とは、概ね営業日の3分の2以上、事務所に出勤することをいう
区分 | 交付金の額の上限 |
---|---|
シード R&D枠 |
(1)~(3)の基準のうち、そのいずれか低いものを超えない金額 (1)令和5年4月1日から令和5年9月30日までに認定VCから受けた投資額 (2)浜松市が独自に設ける1件あたりの上限金額(1,000万円) (3)申請事業全体事業費の2分の1(50%) |
一般枠 |
(1)~(3)の基準のうち、そのいずれか低いものを超えない金額 (1)令和5年4月1日から令和5年9月30日までに認定VCから受けた投資額 (2)浜松市が独自に設ける1件あたりの上限金額(4,000万円) (3)申請事業全体事業費の2分の1(50%) |
協業枠 |
(1)~(3)の基準のうち、そのいずれか低いものを超えない金額 (1)令和5年4月1日から令和5年9月30日までに認定VCから受けた投資額に、市内に本社を有する企業が投資した金額、又は市内に本社を有する企業が主体となって設立したCVCが投資した金額を加えた金額 (2)浜松市が独自に設ける1件あたりの上限金額(2,000万円) (3)申請事業全体事業費の2分の1(50%) |
(詳細については『令和5年度 浜松市ファンドサポート事業スタートアップ公募要領(PDF:386KB)』をご覧ください。)
分野名 |
健康・医療関連分野 |
次世代輸送用機器関連分野 |
環境・エネルギー関連分野 |
新農業関連分野 |
光・電子関連分野 |
デジタル関連分野 |
ロボティクス関連分野 |
申請事業の該当分野が不明な場合は、事務局までご相談ください。
浜松市ファンドサポート事業費交付金交付要綱(PDF:381KB)
必要な添付データをご用意のうえ、はままつスマート申請(スタートアップ)(別ウィンドウが開きます)から、申請ください。
申請期間 令和5年9月1日(金曜日)〜令和5年10月13日(金曜日)
はままつスマート申請は、回答途中での保存が可能です。
下記17項目について、それぞれ書類を作成・ご用意いただき添付してください。
代表者印の捺印または代表者の署名が必要な書類は原本を提出してください。
1 | 交付金交付申請書(Word:49KB) | 原本提出書類 |
2 | 申請者の概要(Word:56KB) | |
3 | 事業提案書(Word:53KB) | |
4 | 利害関係の確認について(Word:49KB) | |
5 |
【サマリー情報、事業計画(向こう10年)、資金計画(向こう10年)、プロジェクトの実施期間と実施日程、交付対象事業に要する総事業費・交付金 申請金額】 |
|
6 | 投資契約書又は投資契約に係る全ての書類 | |
7 | 会社定款 | |
8 | 登記事項証明書 | |
9 | 決算関係書類(直近3期分) | |
10 | 本社の所在する市区町村の市区町村税の納税証明書(未納がないことを証する書類)※浜松市内に本社を有していない場合のみ | |
11 | 【別紙1】拠点進出に関する誓約書(Word:49KB)※浜松市内に事業所を有していない場合のみ | 原本提出書類 |
12 | 【別紙2】人員配置に関する誓約書(Word:51KB) | 原本提出書類 |
13 | 【別紙3】市税納付・納入確認同意書(Word:46KB) | 原本提出書類 |
14 |
認定VC等※から投資を受けていることが分かるもの(例.通帳の表紙と振込金額部分のコピー等) 協業枠の場合は、市内に本社を有する企業又は市内に本社を有する企業が主体となって設立したCVCを含む |
|
15 | 【別紙5】スタートアップ等の評価及びハンズオン計画(Word:47KB)※認定VCが記載すること | 原本提出書類 |
16 | 【別紙6】暴力団排除に関する誓約書(Word:45KB) | 原本提出書類 |
17 |
市民税・県民税特別徴収義務者指定通知書の写し※給与所得者を雇用している場合のみ |
書類審査を経て選考された方を対象にプレゼンテーション審査を実施いたします。
プレゼンテーション審査会につきましては、令和5年11月10日(金曜日)に実施予定です。
令和5年度浜松市認定ベンチャーキャピタルを決定(全54者)致しました。本事業申請に当たっての確認にご利用いただくほか、申請に伴い、浜松市認定VCへコンタクトを取りたいスタートアップの方は、下記注意事項を確認の上、事務局までご連絡ください。
浜松市認定ベンチャーキャピタル一覧(50音順)(PDF:25KB)
株式会社オリゼ(別ウィンドウが開きます)米麹由来の発酵糖分「オリゼ」を活用した新商品開発ならびに定量的な分析と量産に向けた開発
株式会社knewit(別ウィンドウが開きます)モノづくりの街、浜松市の企業間物流での「ニューイット」活用によるサプライチェーンサステナビリティ向上に関する取り組み
株式会社FACTORYX(別ウィンドウが開きます)在庫戦略モデルでモノづくりの価値をより高みへ
株式会社MentalBase(別ウィンドウが開きます)企業向けメンタルケアプラットフォーム「MentalBase」の開発および展開
株式会社FromTo(別ウィンドウが開きます)浜松市を全国一のスタートアップ支援自治体に押し上げる「47pass」活用プロジェクト
KUROFUNE株式会社(別ウィンドウが開きます)外国人労働者と製造業を繋ぐレポーティング機能の追加実装
株式会社Wewill(別ウィンドウが開きます)バックオフィスインフラSYNUPS「士業Connect」開発
株式会社ZINE(別ウィンドウが開きます)オンラインがん相談「CancerWith」を活用した経過観察・有害事象把握のための病院DX
株式会社AGRISMILE(別ウィンドウが開きます)浜松から全国へ、循環型農業の推進に向けたバイオスティミュラント資材の開発
株式会社ASTINA(別ウィンドウが開きます)浜松の強みを活かした、工業分野特化型外観検査Aiソフト及びカメラキット開発事業
株式会社ALY地域の「医療データ・分析活用」促進プロジェクト
AuB株式会社(別ウィンドウが開きます)コンディション向上ヘルスケアデジタルプラットフォームの開発
カイテク株式会社(別ウィンドウが開きます)介護職の働き方改革「コネクテッドワーカー構想」の研究開発
株式会社Cuborex(別ウィンドウが開きます)みかん農家向け電動運搬キット及び施設園芸向け自動走行ハウス内作業ロボットの開発
株式会社Compass(別ウィンドウが開きます)浜松市SNS版就労支援プロジェクト「ハマキャリ」
サグリ株式会社(別ウィンドウが開きます)AI解析による衛星データを活用した自治体の作付け調査及び農家の土壌分析を支援するアプリケーション開発
株式会社Strobo(別ウィンドウが開きます)IoT活用の次世代セキュリティサービスの開発・展開と「つながるものづくり」産業都市としての浜松の活性化
株式会社SPLYZA(別ウィンドウが開きます)アマチュアスポーツ、体育授業向け映像振り返りツールSPLYZATeamsの開発/販売
株式会社MagicShields(別ウィンドウが開きます)高齢者の転倒による骨折を減らす、転んだときだけ柔らかい床とマット「ころやわ」
株式会社I'mbesideyou(別ウィンドウが開きます)ウエルビーイング促進のための動画解析AIによる市民のメンタルヘルス状況観察
株式会社Arent(別ウィンドウが開きます)自動設計機能を有した建設業界用3DCADの開発
株式会社おてつたび(別ウィンドウが開きます)「お手伝い✕旅」プラットフォームによる関係人口増加基盤の構築
テラスマイル株式会社(別ウィンドウが開きます)society5.0時代を見据えた農業データ基盤の展開と農業経営者戦略支援サービス開発
ラトナ株式会社(別ウィンドウが開きます)エッジAI・IoTを活用した「ものづくり都市」浜松市の活性化
株式会社ANSeeN(別ウィンドウが開きます)非破壊検査の自動化を実現するX線カラーカメラの開発
株式会社トラジェクトリー(別ウィンドウが開きます)ドローン管制プラットフォームを活用した災害対応インフラの開発
NanoSuit株式会社(別ウィンドウが開きます)特殊試薬「ナノスーツ液」の製造販売および電子顕微鏡検査委託
株式会社はままつメディカルソリューションズ(別ウィンドウが開きます)医療機器の開発・製造・販売
株式会社PREVENT(別ウィンドウが開きます)スマホアプリによる生活習慣病のオンライン完結型重症化予防サービスの提供
株式会社HappyQuality(別ウィンドウが開きます)しおれ検知AI学習モデルを実装したエッジAI基盤及び高耐久潅水制御システムの開発
リンクウィズ株式会社(別ウィンドウが開きます)溶接現場の省人化に資するパッケージ製品「L-ROBOT」「L-QUALIFY」の本格展開
パイフォトニクス株式会社(別ウィンドウが開きます)次世代型の光技術応用製品の研究開発と事業化開発
本事業にて公募対象となる認定ベンチャーキャピタルは、下記1~8の全ての要件を満たす者となります。
1 | 業としてベンチャー企業への投資機能を有し、スタートアップ等の事業化支援機能を有する法人 |
2 |
日本国内において、スタートアップ等の事業化等を支援する拠点を有し、常駐スタッフを配置していること又はそれらの計画があること(※拠点は日本国内で、法人登記をしていない場合でも可) |
3 | 常駐スタッフはスタートアップ等の事業化を支援した実績、能力を有すること |
4 | 暴力団員等または暴力団員等と密接な関係を有する者ならびにこれらの者のいずれかが役員(無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役またはこれらに準じるべき者、支配人及び精算人をいう。)となっている法人に該当しないこと |
5 | 投資を計画している事業者(投資済先も含む)の資本金に対する認定VCの持株比率が、事業期間内において原則50%未満であること(ただし、当該事業者の企業価値評価を事業開始前より下げて投資しないこと) |
6 | 投資手段としてファンドを活用する場合(投資事業有限責任組合の場合)、ゼネラル・パートナー(GP)であること |
7 | 本市のスタートアップエコシステムの発展に協力・貢献すること |
浜松市は、『「浜松市ファンドサポート事業」ベンチャーキャピタル等の認定に係る審査委員会』を経て、最終的に浜松市が総合的な判断のもと認定VCを決定します。なお、認定に際して本公募申請者に対しヒアリング審査を実施します。認定プロセスは非公開で行われ、審査の結果等、審査に関する問い合わせには応じられませんので予めご了承ください。
(詳細は、『2023(令和5)年度浜松市ファンドサポート事業ベンチャーキャピタル等公募要領』(PDF:216KB)(別ウィンドウが開きます)をご覧ください。)
認定申請を希望する者は、『2023(令和5)年度浜松市ファンドサポート事業ベンチャーキャピタル等公募要領』(PDF:216KB)(別ウィンドウが開きます)をご確認のうえ、【はままつスマート申請】(オンライン)からご申請ください(紙による提出物はありません)。
必要な添付データをご用意のうえ、はままつスマート申請(新規)(別ウィンドウが開きます)から、申請ください。
はままつスマート申請は、回答途中での保存が可能です。
下記7項目について、それぞれ書類を作成してください。
1. | 申請者の概要(Word:42KB) |
2. | ハンズオン計画の概要(Word:40KB) |
3. | 本事業に係る投資方針(Word:42KB) |
4. | 本事業に関与するメンバーの略歴(Word:44KB) |
5. | 会社定款(様式は任意) |
6. | ファンド目論見書、概要書等(様式は任意) |
7. |
会社の紹介資料(パンフレット、WEBページ等)(様式は任意) |
必要な添付データをご用意のうえ、はままつスマート申請(更新)(別ウィンドウが開きます)から、申請ください。
はままつスマート申請は、回答途中での保存が可能です。
1.必須 | 申請者の概要(Word:42KB) |
2.変更があった場合のみ | ハンズオン計画の概要(Word:40KB) |
3.変更があった場合のみ | 本事業に係る投資方針(Word:42KB) |
4.変更があった場合のみ | 本事業に関与するメンバーの略歴(Word:44KB) |
5.変更があった場合のみ | 会社定款(様式は任意) |
6.変更があった場合のみ | ファンド目論見書、概要書等(様式は任意) |
7.変更があった場合のみ |
会社の紹介資料(パンフレット、WEBページ等)(様式は任意) |
ご質問がございましたら、浜松市スタートアップ推進課まで、お気軽にお問い合わせください。
浜松市産業部スタートアップ推進課
TEL:053-457-2825
浜松市のベンチャー支援制度に関して、ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。