緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年12月1日
聞き手:
いつもは、浜松市役所にある市長室でお話をうかがっているのですが、先日「浜名湖花博2014」が開幕したということで、今日は春爛漫の中、会場の一つである“はままつフラワーパーク”からお送りします。
今日は、花博についてお話をお聞きしたいと思うのですが、花博と言えば、浜松は花と緑の一大産地ということで、10年前の2004年に浜名湖花博が開催されました。10周年を記念して、今回は
かつての会場“浜名湖ガーデンパーク”、そしてここ“はままつフラワーパーク”という2つの会場で開催されているんですよね。
そして、市長は実行委員会の副会長を務めていらっしゃるということで、大いにPRしていただきたいと思うのですが、まず、はままつフラワーパーク会場の見どころはどんなところでしょうか?
市長:
フラワーパークと言えば、昨年の春に大きな変革が行われました。フラワーパークをもう一度再生しようということで、女性樹木医で、足利フラワーパークを再生させた実績を持つ、全国的に有名な塚本こなみさんを理事長に迎えて再生の最中です。
聞き手:
入場者数も増えてきているんですよね?
市長:
そうなんです。今回の花博が起爆剤となって、フラワーパークがますます素晴らしい植物園になればいいなと思っています。
また、このフラワーパーク会場の特徴は、四季折々に花々が咲き乱れるところです。今回の花博でも時間とともに見どころが変わっていきます。オープン時は、「世界一美しい桜とチューリップの庭園」ということで、その競演が見どころだったのですが、時を追うごとに藤や「青いケシ」、バラや花しょうぶにあじさいと次から次へ見ごろを迎えます。
花博のために新たに2つの花壇をつくり、特にスマイルガーデンについては、国際的に活躍されているガーデンデザイナー吉谷桂子さんの手がけた英国風の庭園で、これは一見の価値ありです。さらに、「音楽と花のコラボレーション」をコンセプトに、週末にはプロ・アマ問わず、さまざまな演奏会も開催され、目と耳で最高の時間を楽しんでいただける催しとなっています。
聞き手:
まさに音楽のまち浜松も盛り込んで、花と緑をPRしていこうということですね。
先ほども少し触れましたが、2004年から10年ぶりに開催される10周年記念のイベントということですが、この10年の間に市民の皆さんがより花と緑に関心を持ち始めていて、また、浜松市は花と緑に関する活動が本当に盛んだとうかがいました。
市長:
10年前の花博の時にボランティアで活動していただいた皆さんには、浜松の花と緑の担い手としてがんばっていただいています。今回も500人を超えるボランティアの方に参加していただいていて、園内の案内や花の手入れなどさまざまな場面でご活躍いただいています。10年前の花博に参加してくださった団体が、また今回も参加していただくなど、本当にうれしいです。
聞き手:
皆さん継続して活動されているんですね。まさに市民協働ということですね。
また、今回の花博の特徴と言えば、ここはままつフラワーパーク会場と浜名湖ガーデンパーク会場の2会場でやっているということですが、浜名湖ガーデンパーク会場の見どころはどんなところでしょうか?
市長:
ガーデンパーク会場も見どころたくさんです。
10年前の花博との「再会」をテーマに、成熟した会場が皆さんをお迎えします。中でも、花で表現する宇宙「花銀河」は、「花緑が結ぶ絆」をテーマに全国37の自治体が共同出展する国内最大の大花壇です。球面花壇と平面花壇で構成されていて、スケールの大きな銀河と星をイメージした花々が一面に広がっていて圧巻です。
また、庭園エリアには50を超える県内外の企業、団体、学校などが匠の技を競い合い、庭園を制作しています。
実は大の花好きで知られている徳川家康公にちなみ、「徳川園芸館」では江戸の園芸文化の展示を行い、平成27年度に実施される「家康公顕彰400年祭」に向けた情報発信も行っています。
聞き手:
本当に見どころいっぱいですね。また、チケットもお得にできていて、ここフラワーパーク会場と浜名湖ガーデンパーク会場で共通して使えるセット入場券や2会場に期間中何度でも入場できる全期間入場券が販売されていますから、ぜひお得なチケットで何度でも足を運んでいただきたいですね。
さて、今日もお時間が近づいてまいりました。最後に、市長から浜松市民の皆さんへメッセージをお願いします。
市長:
3月21日にスタートいたしました「浜名湖花博2014」は、順調な滑り出しを見せておりまして、予想以上に多くの皆さんに両会場に訪れていただいています。本当にありがたく思っています。これからいよいよベストシーズンに入っていきます。両会場とも見どころいっぱいでこざいますので、最後まで多くの皆さんに、何回でも会場を訪問していただきたいと思います。
浜松は、10年前の浜名湖花博、2009年のモザイカルチャー世界博、今回の浜名湖花博2014とこの10年間に3回の大きなイベントを行いました。そして何よりも、花と緑のまち浜松を支えていただいているのは、市民の皆さんお一人お一人です。それぞれのイベントで、本当に多くのボランティアの皆さんにお支えいただきました。そうしたボランティアの皆さんをはじめ、今多くの市民の皆さんが浜松の花と緑の担い手として大変活躍していただいています。これからもこのまちづくりを一層発展させていきたいと思いますので、どうぞ市民の皆さんよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください