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更新日:2024年8月8日
8月20日(日曜日)、浜松市ギャラリーモール・ソラモにて開催された「浜松市高校生俳句選手権」の優勝校は「浜松修学舎高等学校」に決定しました!
出場していただいた「浜松修学舎高校」「浜北西高校」の選手の皆さんありがとうございました。
第一試合の兼題は「浜」、第二試合は「殿」。第一試合の先鋒句は浜北西高校がとり、中堅句は浜松修学舎高校。大将句を浜北西高校が取って、浜北西高校がまず1勝。
第二試合の先鋒戦では、全ての審査員の旗が浜北西高校にあがり、中堅戦、今度は浜松修学舎高校に全審査員の旗があがりました。そして、迎えた大将戦、浜北西高校の詠みあげた句は「祭りの灯途切れぬ夢路御殿屋台」、浜松修学舎高校は「甘い蜜沈殿してるアイスティー」と詠みあげました。
審査員長の髙柳克弘氏は、「両校とも、とても良い質疑応答だった。浜北西高校の句はあえて“御殿屋台”と字余りにすることで歴史の流れや趣深さが表現されていた。浜松修学舎高校の句は、何気ない日常の一場面を上手く切り取り、視覚的に表現したため、聞いている人の共感を得られる句になっている。甲乙つけがたい。」と評しました。
結果、大将戦は浜松修学舎高校に軍配。これで、各校一勝一敗の五分となったことから、結果の行方は獲得した旗の本数の確認へ。
最終結果は、浜北西高校が獲得した旗は14本、浜松修学舎高校が獲得した旗は16本と、浜松修学舎高校が獲得した旗の本数が浜北西高校の本数を上回ったことから、「浜松修学舎高等学校」の優勝となりました。
【第一試合の様子】
【第二試合の様子】
令和元年度を最後に、実施をしていなかった「高校生俳句選手権」ですが、4年ぶりに開催をすることが決定しました。
高校生俳句選手権は、高校生が学校別でチームを組み、俳句の作品としての評価判定と鑑賞力を競います。俳句の出来栄えだけでなく、俳句の詠まれた背景や言葉の選択、仮名遣いの意図などを議論し合うことで、お互いの句を詠み合い、内容を深めることができます。また、観客がいる中で実施することから、俳句の良さ、面白さが出場する高校生だけでなく、会場内の観客にも伝わるため、会場全体で俳句を楽しむことができます。
浜北西高等学校、浜松修学舎高等学校
十湖賞俳句大会選者を務めていただいている「髙柳克弘」氏によるミニ講演会を開催します。
<時間>午後2時35分~午後2時55分(予定)
※髙柳氏は高校生俳句選手権の審査員も務めていただきます。
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