緊急情報
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更新日:2024年9月2日
里父(夫)の声
里親に登録したきっかけは、息子の「子育ても一段落したんだから、何か社会貢献でもしたらどう?」という一言でした。私は以前から、里親というものに少し興味を持っていましたが、受け入れには子どもと接する時間が長くなる妻の理解が必要でした。
説明会に出席した妻から、子どもを受け入れることに前向きな話を聞いたときはうれしかったですね。
子供を受け入れたことで、私たち夫婦の生活は大きく変わりましたが、それは大変なことが始まるという変化ではなく、毎日が楽しく充実した日々を過ごせるようになった変化だったと思います
この子のおかげで私たちの人生が豊かになったと実感しています。
里母(妻)の声
里親説明会に行く前は、子どもを受け入れると長期間になると勝手に思い込んでいました。そして子育てがまた始まるという不安もありました。しかし、説明会で短期の里親もあることを知り、それなら私たちでもできるかもと、里親に対するイメージが変わりました。
子どもがまだ小さいので、外出する機会は減りましたがその代わりに親戚や近所の人など、多くの人たちが訪れてくれるようになりました。
息子や娘たちも、私たち夫婦だけだったら、ここまで実家に顔を出してくれていなかったかもしれません。
この子が人を呼び寄せてくれているのかなと感じています。
(広報はままつ2022年11月号から抜粋)
私たち夫婦は、緊急に養育が必要になった子どもを一時的に受け入れる里親、施設で生活している子どもが一般家庭の生活を体験するために週末の間、受け入れる里親をしています。
我が家に来たばかりの時、子どもはちょっと緊張していて、すぐに泣き出したり、食事に興味を示さなかったりすることもあります。そんな時には、焦らず、時間をかけて、安心して過ごしていい場所なんだよと分かってもらえるよう工夫します。
子どもが大きくなった時、自分らしく生活できるようになってほしいです。さまざまな事情があっても、物事に落ち着いて向き合い、自分の判断ができ、みんなと仲良く、豊かな社会生活を送ってほしいですね。
おしゃべりしながら、笑いながら朝ごはんを一緒に食べ、散歩に出かけ、お昼寝したり。夜になったら夕食を食べて、絵本を読んで。こんな普通の生活を繰り返し、少しずつお互いを理解し、受け止められるように時間をかけ、そして少しずつ仲良しになります。こうした日常生活の繰り返しが大切です。
当たり前の生活をするだけなので、誰にでも養育里親はできると思います。養育する期間も含めていろいろな方法があります。無理をしないで自分のできる範囲で始めることができます。
(広報はままつ2020年10月号から抜粋)
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