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更新日:2024年9月2日
里親とは、保護者の病気や経済的な問題、虐待など様々な事情によって、家庭での養育が困難または受けられなくなった子どもを、自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい知識をもって養育してくださる方のことです。
里親制度は、児童福祉法に基づいて里親として登録された方に、児童相談所が子どもの養育を委託する制度です。養育を委託する期間は、数日間から数年間、子どもが自立するまでなど、子どもとその保護者の事情によって様々です。
里親制度を分かりやすい動画(約7分)にしました。この動画では里親が必要な理由や里親になるまでの流れについてご紹介します。
児童相談所には、子どもの養育についての相談が数多く寄せられます。
相談の結果、親族などの協力によって家庭生活を続けることができる場合がありますが、それまで暮らしていた家庭を離れ、里親家庭での養育や児童福祉施設への入所が必要になる場合もあります。
また、虐待などにより緊急的に一時保護が必要な子どもがいます。よりきめ細かな対応が必要な乳幼児については、里親家庭が重要な受け入れ先になっています。
里親家庭を必要としている子どもたちの多くは、他者との関わり方や気持ちのコントロールがうまくいかないなど、様々な課題を抱えています。子どもの発達には、信頼できる大人との愛着関係の形成が極めて重要であり、子どもにとって最も自然な環境である家庭で落ち着いた生活をしながら、それぞれの課題を解決していくことが大切であると考えています。
現在、そのような子どもの多くが施設で生活しており、里親制度はまだまだ十分だとはいえない状況にあります。
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