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更新日:2023年5月26日
今、浜松市内には、温かい家庭を必要としている子どもたちが大勢います。
ひとつ屋根の下で暮らし、同じ食卓を囲み、一緒に笑い、時にはケンカもして・・・
ごくありふれた毎日が子どもたちにとってはかけがえのない居場所です。
さまざまな個性を持った子どもたちです。
慈しむ心と温かい愛情で、子ども一人ひとりのありのままを受け入れ育ててくださる方を子どもたちは待っています。
あなたの力を貸してください。
里親とは、保護者の病気や離婚、虐待など様々な事情によって、家庭での養育が困難または受けられなくなった子どもを、自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい知識をもって養育してくださる方のことです。
里親制度は児童福祉法に基づいた制度で、社会的養護の一環として、里親として認定された方に児童相談所から養育をお願いする制度です。養育をお願いする期間は、数日間から数年間、その子どもが自立するまでと、子どもとその保護者の事情によって様々です。
里親制度を分かりやすい動画(約7分)にしました。この動画では里親が必要な理由や里親になるまでの流れについてご紹介します。
児童相談所には、保護者のいない子どもの養育についての相談や、家庭で育てられない事情ができたという相談、虐待に関する相談などが数多く寄せられます。
相談の結果、親族等の協力によって家庭生活を続けることができるようになる場合もありますが、児童福祉施設への入所や里親家庭での養育が必要になる場合もあります。現在、社会的養護が必要な子どもの大半が施設で生活しており、里親制度はまだまだ十分だとはいえない状況にあります。
また、虐待等により緊急的な一時保護が必要な児童もおり、特にきめ細かな対応が必要な乳幼児については、里親が一時保護の重要な受け入れ先になっています。
社会的養護が必要な子どもたちの多くは、保護者との愛着関係に課題を抱えている場合が多いほか、他にも様々な課題を抱えています。子どもの発達には、信頼できる大人との愛着関係の形成が極めて重要であり、子どもにとって最も自然な環境である家庭で落ち着いた生活をしながら、それぞれの課題を解決していくことが大切であると考えています。
また、施設で生活している子どもたちの中には、実家庭との交流が少なく、将来家庭生活を送る上で必要な経験が不足してしまう子どもがいます。そういった子どもを週末や長期休暇中に預かり、家庭生活を経験させる「ショート・ルフラン事業」も里親に期待されるものの1つです。
様々な理由により家庭で生活することができない子どもを、家庭に戻れるようになるまでの間、または自立するか18歳になるまでの間養育する里親です。一時保護やショート・ルフランといった比較的短期間の受け入れ先にもなります。
様々な理由により家庭で生活することができない子どもを、養子縁組によって子どもの養親になることを前提に養育する里親です。
養育里親のうち、虐待や非行、障害により特に専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親です。
実親が死亡、行方不明などにより養育できない場合に、祖父母など扶養義務のある親族が子どもを養育する里親です。
里親についてもっと知りたい、里親になりたいという方は、児童相談所にご相談ください。里親制度について詳しくご説明いたします。
浜松市に住民票があり、里親について知りたい、なりたい方を対象に、以下のとおり里親制度の説明会を行っています。
・開催日時・場所
6月
日時:令和5年6月13日(火曜日)午後7時から午後8時30分まで
場所:浜松市児童相談所(浜松市中区中央一丁目12番1号)
7月
日時:令和5年7月2日(日曜日)午前10時から午前11時30分まで
場所:浜北文化センター(浜松市浜北区貴布祢291番地の1)
8月
日時:令和5年8月5日(土曜日)午前10時から午前11時30分まで
場所:みをつくし文化センター(浜松市北区細江町気賀369番地)
申し込み方法
開催日の前日までに電話またはEメールで名前、電話番号を添えて児童相談所へお申し込みください。
Eメール jidosodan@city.hamamatsu.shizuoka.jp
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