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移住者・住民VOICE
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更新日:2022年2月24日
セルリー農家
3年目です。以前は東京で会社勤めをしており、店舗設計や商品プロデュースなどの仕事をしていました。
故郷の宮崎で祖父母が農業を営んでいて、小さいころから見ていました。昔から農業に携わりたいという気持ちをもちながら、一方で難しさも見ていたのですが、そんな中、東京都の池袋で開催された『新・農業人フェア』という就農に関するイベントに参加したことがきっかけになりました。
どうしても農業をしたい!という想いと、子育ての環境なども考えて一念発起したんです。ちょうど静岡県での受入れ制度が自分の環境に合い、地域の方々や農協の助けを借りて就農することができました。
自分で手を掛けたものがしっかりと形になっていく充実感ですね。もちろんうまくいかないこともありますが、毎日試行錯誤しながら一連の作業を行っています。
また、農家は一人ひとりが経営者でもあります。数字の面でもできる限り計画通り進むよう、色々と努力をしているつもりですが、そういう面も自分としては楽しみながらやれています。会社勤めの頃と比べて、家族との時間もとれるようになりましたね。
今のところはありません。農業がすごく好きで始めたことなので、非常に充実した毎日を送れています。
ただ、職業として生計を立てていかないといけないものなので、そういったプレッシャーは少なからずあります。特に最初はノウハウもなく初期投資も必要ですので大変でしたが、地域の農家の皆さんにサポートをいただきながら、ある程度しっかりとセルリーが作れるようになってきたと思っています。
受け入れていただける地域・環境、助けていただける皆さんとのご縁をいただけたことが、自分はすごく幸運だったと感じています。
「農業をしたい」と飛び込み、こうしたご縁で自分の希望を叶えられたのですが、一方で、受け入れていただいた皆さんからの期待や自分が果たさないといけない責務も感じています。全国に誇るとぴあ浜松のセルリーブランドを維持できるよう、がんばっていきたいと思います。
浜松のセルリーは本当においしいんです。実は、自分もここに来る前はセルリーを食べる機会はなく、クセがあって匂いもきつい…なんてイメージがあったのですが、初めて食べた時には、こんなにおいしいものがあるのか!とびっくりしました。毎年送っている故郷の宮崎の両親も大変喜んでいます。うちは、昨晩もたくさん食べましたよ(笑)
農業水産課「新規就農者インタビュー」より
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