移住者・住民VOICE

ここから本文です。

更新日:2024年12月10日

伊澤さん家族

  • 山里エリア
  • 日々の暮らし

地域に助けてもらいながら

移住のきっかけは?

名古屋駅のハーブ屋さんで働いていたころ、新型コロナが世界中で流行し始め、お店が一カ月間の休業となってしまったのです。急に、自分の将来が不安になりました。そのときハーブ教室で知り合った春野町出身の友人を訪ねて、何度かここに遊びに来ているときに「浜松山里いきいき応援隊」(以下:山いき隊)の募集があることを知り「これだ!」と思ったのです。

移住に不安はなかったのですか

知り合いはその友人しかいなかったので不安でしたが、山いき隊の活動をサポートしてくれる春野支所の職員の皆さんが親身になって地域と私をつなげてくれたので、安心して移住することができました。実際に住んでみて、雷の音の大きさにはびっくりしました。雷が鳴るたびに家がビリビリと震えて、とても心細かったのを覚えています。

移住してから何か変化や成長を感じることはありますか

山いき隊のときは「お客さん」のような感じだったのですが、隊員を退任し地元の人と結婚、出産して、改めて「春野の人」になったような感じがしています。地域の皆さんと溶け込むスピードがとても速くなったのを感じます。

子育ての環境はいかがですか

伊澤純子さん

周りに同年代の子供がいる世帯があり、そのママたちと子育ての情報交換をしたり、義母や地域の先輩ママから子育てのアドバイスをもらったりして、いつも助かっています。今、幼稚園に入園する準備も進めていますよ。
時間が足りないときや、家の農作業を手伝うときなどは、天竜区の「保育ママ」事業を利用しています。

ハーブの栽培も続けていると聞きました

自家栽培しているお茶とハーブをブレンドし、マルシェ(フランス語で市場のこと)へ出店しています。春野町内で数カ所のマルシェが開かれているので、そこで多くの人ともつながることができました。

移住を考えている人にメッセージをお願いします

春野町のような中山間地域には、いいところもありますが不便なところもあって、一人ではきっと暮らしていけません。自分のいいところも悪いところも出しながらどんどん地域に入っていって、皆さんに自分を分かってもらい助けてもらいながら生活が成り立っていくのだと思います。私のように、「勢い」で移住を進めないでほしいと思いいます(笑)。
保育園がなかったり病院が遠かったり、ちょっと不便なところもありますが、大好きな春野町で毎日楽しく暮らしています。

ページトップ