移住者・住民VOICE

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更新日:2018年9月25日

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  • 起業
  • ウォータースポーツ

(株)SPLYZA代表取締役

土井寛之さん

スポーツの醍醐味はここにある
アマチュアの「もっと上手くなりたい」を叶えるアプリを開発

土井さんのご出身は神戸市とのことですが、浜松での起業に至るまでの経緯を教えてください。

大学卒業後、浜松のソフトウェア開発会社に勤めていた頃、友人に誘われて浜名湖で初めてウィンドサーフィンを体験しました。その面白さの虜になったことがすべての始まりです。仕事を辞めて1年間、オーストラリアでウィンドサーフィンに明け暮れていた時期もありました。ある時、車ごとウィンドサーフィンの道具が盗まれて、買い揃えるお金もなくすべてを失うことに。「この際、好きなスポーツに関わる仕事で起業しよう」と一念発起。ウィンドサーフィンとは4年ほどお別れし、仕事に専念しました。

浜松を選んだ理由は、一緒に起業する仲間がいたこと、家賃が安く、会社の近くに住むことができるので、家族との時間を多くとれること、東京・大阪へのアクセスが良いこと、市場として程よい大きさであること、ウィンドサーフィンに最適な浜名湖があることなど、浜松にはすべての条件が揃っていました。

「SPLYZA」の事業は、アマチュアのスポーツマンのための動画分析・アプリの開発と運営ですよね。そこに目をつけた理由とは?

プロ向けのサービスはあるのに、アマチュアの「もっと上手くなりたい」という願いを叶えるものは存在しませんでした。スポーツをする人は健康になりたいからスポーツを続けるだけではなく、上手くなることが楽しく、今以上に上手くなりたいと思うから続けるのです。上達するプロセスにワクワクし、達成感や感動を得るというスポーツの価値を多くの人に伝えていきたいですね。

今後の事業展開は、どのようにお考えですか?

すでに多くの大学や企業が活用していますが、昨年開発した、戦術やデータ分析ができる「チーム向け」のアプリを拡大していきたいです。日本の教育は先生が指導し、生徒が従うというスタイルです。自ら分析して考え、上達するというプロセスにこそ意味があるのに、軽視されがちです。部活動でも録画した試合を、指導者が一人で長時間かけて編集・分析し、後日選手に指導するというのが一般的。ですが、このアプリを使えば、動画を一括で編集でき、選手が自分で分析することが可能です。先生や指導者の業務短縮にもなり、生徒たちにスポーツの醍醐味を伝えられる、まさに画期的なツールだと自負しています。

土井さんにとって浜松はどんな場所ですか?

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ウィンドサーフィンとの出会いがなければ、起業もしていなかったでしょうから「浜松」は私にとって原点です。良い風が吹き、気候も良く、大阪や長野など遠方から浜名湖に毎週通う人もいるほど、ウィンドサーファーにとって憧れの場所です。また誰でも起業するとき「失敗したらどうしよう」と不安になるものですが、浜松はベンチャー企業を積極的に応援してくれます。チャレンジングな仕事がしやすい地域だと思いますよ。


浜松市PRブック「HAMA流第27号」より

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