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更新日:2023年2月13日

【みどりの人財支援プロジェクト受講者インタビュー】川合英恵さん編

あなたのやりたいことに公園や空き地などのみどりを活用できたなら、活動場所を確保できたり、活動の幅が広がったりするかもしれません。
そこで、活動場所としてみどりを活用するのに必要な知識、スキル、ノウハウを学べる場づくり「みどりの人財支援プロジェクト」に取り組んでいます。

この特集は、「みどりの人財支援プロジェクト」で実施した講座の受講者に、受講動機や感想などをインタビューするものです。

今回は、11月から開催した「スキルアップ講座」にご参加いただいた、川合英恵さんにお話を伺いました。

自己紹介

5歳2歳の娘の母です。市内の幼稚園に勤務後、長女出産とともに夫の転勤で三重県へ。5年間を三重で過ごし、去年9月に地元浜松に戻ってきました。

図1

参加動機

三重での生活は、新しい世界との出会いの連続でした。とくにいなべ市で活動している野外育児サークル『おさんぽの会ててて』との出会いは人生を大きく変えました。

『ててて』には、地域×母親×子ども みんなが『手と手と手』をつなぎあって育ち合いたいという想いが込められています。四季折々の大自然の中を子どもたちの目の輝く方へおさんぽしながら、自然の中を溶け込むように遊ぶ子どもたち、そして子どもたちと思いきり遊んだり季節の手仕事をしたり、いつでも楽しむことを忘れず井戸端会議に花を咲かせる母たち。そんな親子を優しく見守り困っていれば手を貸してくださる地域の方。子育ては楽しい時ばかりではないけれど、母たちも安心して頼り頼られることのできる仲間がいることの心強さ、その真ん中に、子どもたちが安心して笑ったり怒ったり泣いたり喜んだりして育つ。そんなコミュニティはとても豊かだなと体感しました。『ててて』にはいつも大きなお腹を抱えた妊婦さんと産後数か月の母たちがいて、少子化の言葉もなんのその、もれなく私も次女が生まれる直前まで、そして産後2か月には次女も連れて毎週森の中に通いました (笑)

なにも難しいことはなくて、自然の中に仲間といるだけで、なぜか子育てが楽になるのですから不思議です。

そこから、『なないろのわ』という森のようちえんを立ち上げてしまった母たち。私は初めての経験でみているばかりでしたが、子の未来を思う母たちの強さとパワーって本当にすごいんですよね。母たちの得意を活かせばいろんなことができてしまうのにも驚きました。

そこで、たくさんの愛に包まれながら自然の中で子どもたちが育つことの意味深さ。これにすっかりハマってしまった私は、夫の転勤で地元浜松に戻ったとき、私にとってかけがえのない場がなくなってしまった虚無感から悶々とする日々を経て、友人たちを誘って未就学児親子を対象にした『野遊びさんぽの会』を始めました。そのタイミングでこの講座を知り、これだ!と思って参加をきめました。

図2 図3 図4

講座で学んだこと

講座では、まちづくりの意義や公園を使うための基本的な知識から、組織を持続的に運営していくための知識、協働の心構えなど、『なるほど!』がたくさん詰まっていました。自分のまちのために何かをしたいと思っていても何からはじめたらいいかを学べる機会って、そうないですよね。小さな疑問から具体的にどう動いていけばよいのかを学べるこの講座はとてもありがたかったです。座学だけではなくてグループワーク、実際に公園にいって事業を考えるフィールドワークなど実践的な学びも多く、普段使わない頭を使って疲れることもありました(笑)でもこの経験から、職業や年齢、たとえ同じ価値観ではなくとも、共通の目的や志、方向性があれば、協働して何かをつくったりすることは可能なんだということを実感しました。

また、ハッとしたのは、自分の住む町は人任せにしているのではなくて、そこに住む私たちが自分事として関りつくっていく、ということ。それには『人とのつながり』を大切にすること。これが一番大切なのかなと講座を受けてみて感じたことです。

図5 図6 図7

事業構想について

最終日の事業構想プレゼンでは、三重で娘が通った森のようちえん『なないろのわ』を参考に、浜松の四季折々の豊かな自然の中でたくさんの命と触れ合いながら、子どもたちの主体性を大切にする保育の場をはじめ、未就学児の親も子も自然とともに育ち合うための場づくりというものを発表しました。

プレゼン前までは、漠然と自分の向かいたいと思う方向はあってもその進め方を具体的に考えることはなかったので、まず自分のやりたいことは何なのか、誰のためにやるのか、それをすることで関わる人たちにはどんな価値があるのかということに、深く向き合う作業でした。そして自分の想いを人に伝える機会をいただけたことで、自分で想っているだけではなくて、人に伝わるように話すというのはすごく難しいなと反省と気づきの多いとても貴重な経験でした。

図8

これから

自分ひとりでは何もできませんが、仲間や地域の人たちと手をつないで、自分自身も子育てを楽しみながら、浜松でもそんな場づくりに携われたら幸せだなと思っています。来年度は新たなことにも挑戦していけたらと思っています。

そして、はじめたばかりの野遊びさんぽの会もメンバー大募集中です。

0歳~未就学児親子のみなさん、自然に癒されながらみんなで子育てしませんか♪

 図10 図11

最後に、浜松を愛し、熱い志をもつメンバーと出会えたこと。職業も様々で面白く、この場でなければ出会えない方々。このご縁をつないでいくことでどのようにも化学反応が起きると思います。講座の内容はもちろん、出会える仲間、本気で応援してくださる熱い熱い講師陣の方々、浜松市緑政課の職員の方々との出会いは一生ものです。なにか一歩踏み出すきっかけが欲しいという方は、ぜひ!講座に参加してみてほしいと思います!

浜松市みどりの人財支援プロジェクトについて

川合さんありがとうございました!

これからの活動も追っかけ取材し、皆さんにお伝えしたいと思います。

プロジェクトが気になる方へ】

あなたのやりたいことに公園や空き地などのみどりを活用できたなら、活動場所を確保できたり、活動の幅が広がったりするかもしれません。
活動場所としてみどりを活用するのに必要な知識、スキル、ノウハウを学べる場づくり「みどりの人財支援プロジェクト」に取り組んでいます。

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浜松市役所都市整備部緑政課

〒430-0923 浜松市中央区北寺島町617-6

電話番号:053-457-2586

ファクス番号:050-3535-5217

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