緊急情報
ここから本文です。
更新日:2022年12月28日
令和4年度から、まちづくりにみどりを活用するために必要な知識、スキル、ノウハウを学べる場づくりに取り組んでいます。
スタートとなる今年度は、相談会、2種類の講座、座談会を開催!
今回のレポートは、全5回の連続講座で開催したスタートアップ講座です。
おひとり目は、川端務夢さん。ソーシャルビジネス講座実施など、社会的課題に取り組もうとする事業者や、非営利活動に取組もうとする個人/団体を支援されています。
おふたり目は、木村智子さん。各地でみどりを活かしたコミュニティづくりや、公園づくりの支援をされています。
また、スタートアップ講座の目標は「みどりを活用したイベントを企画し実施できるようになること」としています。
第1回は、川端務夢さんによる「まちづくり概論」。
イベントは自分のやりたいことを実現するために実施しますが、公共性や社会性を踏まえたものにすることで、公園緑地を利用できたり、利用の幅が広がったりします。そこで、公共性や社会性について「まちづくり概論」と言う切り口で学びました。
第2回は、木村智子さんによる「公園緑地概論」。
イベントの開催場所として、公園は選択肢の一つになるでしょうか?
公園が使えそうで使えないのは何故なのか。どうしたら使えるようになるのか。公園についての知識、公園の置かれている状況を知るところから、公園活用の可能性を学びました。
第3回は、川端務夢さんによる「イベントの作り方・仲間づくり」。
主催者がその場を楽しむためのだけに開催するイベントもありますが、まちづくりにおいては何らか目的を持ちイベントを構築します。
イベント構築のポイント、仲間づくりの重要性から、目的に向かったイベント作りを学びました。
第4回は、両講師による「公園フィールドワーク、事業構想づくり」。
東区にある万斛庄屋公園を視察し、公園の状況を把握するとともに、公園で活動を続けている旧鈴木家保存会からお話を伺いました。その後、2つのグループに分かれて万斛庄屋公園での一日イベントを構想しました。
短時間でしたが、情報を収集しアイデアを出し合ってできた構想は、「沢山の特技を持ち寄った子どもが喜ぶおもちゃ箱のようなイベント」と、「夕方から大人が楽しめる文化芸術イベント」と、同じ公園をテーマにしましたが、全く異なる構想となり公園の可能性を感じる会となりました。
最終回となる第5回は、4つのグループによる事業構想のプレゼンテーション。
課題とグループ分けは、予め第1回に示されており、各グループはこの日までに準備をしてきました。
各グループが選んだイベント会場は、佐鳴湖公園(2グループ)、万斛庄屋公園、市民の森(※)。
内容を簡単に紹介すると、
「Sanaruko Triennale」佐鳴湖周辺を活かした3年に1度の芸術祭
「富塚小藪でわくわくアウトドア体験 春の里山を食べよう」市街地の樹林地を活かしたアウトドア体験
「結成!芋ほり団」万斛庄屋公園を活かした農体験
「Park Caravan in 佐鳴湖公園 秋を楽しもう!心と体をリフレッシュ」3世代が楽しめる体験ブースをぎゅっと詰め込んだキャラバン
ダイナミックで持続可能な事業、新たなみどりの可能性が見える事業など素晴らしい事業構想でした。
(※)市民の森…保全を目的に条例で指定された樹林地。
講座全体を通して、受講者の皆さんが一歩踏み出す、そんな予感がしワクワクしました。
スタートアップ講座は終了しますが、浜松市は受講者の皆さんの活動を今後もサポートしていきます。
皆さんの今後の活動が、とても楽しみです!
イベント名 |
みどりの人財支援プロジェクト スタートアップ講座 |
---|---|
日時 |
第1回9月10日(土曜日)10時~12時半/第2回9月17日(土曜日)10時~12時半/第3回9月24日(土曜日)10時~12時半/第4回10月1日(土曜日)10時~15時/第5回10月15日(土曜日)10時~12時半 |
場所 |
第1回青少年の家/第2回クリエート浜松/第3回青少年の家/第4回万斛庄屋公園及び浜名協働センター/第5回青少年の家 |
主催 |
主催:浜松市 運営:NPO未来化プロジェクト |
受講者数 |
16人 |
目的 |
みどりを活用した市民協働によるまちづくりの担い手を育成するため |
対象 |
市民協働によるまちづくりやみどりを活用した取り組みを始めたい方 |
目標 |
まちづくりのために、市民が一日楽しめる「みどりを活用したイベント」を企画し実施できる 既存の活動組織に入り、みどりを活用した活動を始めることができる |
参加者の声 | 受講者の感想はこちら(PDF:417KB) |
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください