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更新日:2023年2月13日
あなたのやりたいことに公園や空き地などのみどりを活用できたなら、活動場所を確保できたり、活動の幅が広がったりするかもしれません。
そこで、活動場所としてみどりを活用するのに必要な知識、スキル、ノウハウを学べる場づくり「みどりの人財支援プロジェクト」に取り組んでいます。
この特集は、「みどりの人財支援プロジェクト」で実施した講座の受講者に、受講動機や感想などをインタビューするものです。
今回は、令和4年11月から開催した「スキルアップ講座」にご参加いただいた、干場弓子さんにお話を伺いました。
東京、浜松の2拠点で活動をしている建築家です。建築家を生業とする傍らで、住んで、訪れて、働いて楽しい場所にするための暮らしの実験的な活動を仲間と一緒に「はままつらぼ」で行っています。
昨今では公園を使いこなしている事例が見られるようになってきました。浜松で子育てをして公園に集まる機会が多い中、子供がそこで遊ぶという以外にも色々な可能性があるのではないかと思いようになりました。そして、事例のように公園を使うには、どういう手続きが必要でどういったしくみでできているんだろうと思っていたところに、この講座があることを知りました。
↑写真:北寺島公園
「はままつらぼ」の活動拠点となっている北寺島公園を含めた科学館前の緑地、駅南公園、サザンクロスの4つエリアで『EKINAN GREEN NETWARK』と称して、ウォーカブルな駅南を目指し、同時イベントを立ち上げることを考えています。駅南を回遊するイベントは、公園内だけではなく、周辺商店と連携しながら行うことで駅南がより魅力的な場所になればと思っています。
色々な経験を持った参加者がいらっしゃったので、多角的な視点で物事をとらえることができ面白かったです。講座は、みどりに関する内容だけでなく、市民活動の歴史やプロジェクトを進めるための思考力、組織のつくり方、実際の公園を対象としたグループワーキングなど様々な内容となっているので、これまで行ってきた活動を振り返り、どう進んでいったらいいのか考えるきっかけになったように思います。講師の方々も色々な経験をされてきていますし、色々な市民活動について御存知だったのでとても参考になりました。
グループワークの中で、「みどり」という言葉は、それぞれの背景、立場、関わり方によって見えていることに差異があることを学びました。それは「みどり」が様々な人の受け皿にもなっているということもできるのかなと思います。プロジェクトを進めていくにあたっては、その想いの強さも大切ですが、それを成果として達成するためには既に存在している人、新しく呼び込み人等そこに関わる様々な人を想像した上で、それぞれがハッピーになれるような繋がりを生み出す方法を模索することで、よりよいプロジェクトが生まれる可能性があるのかなと思いました。
実現までには少し時間がかかるかもしれませんが、ひとつひとつできることを積み上げて関係性を丁寧につくっていくことで皆さんが受け入れやすい構想になっていければと思っています。
干場さんありがとうございました!
これからの活動も追っかけ取材し、皆さんにお伝えしたいと思います。
【プロジェクトが気になる方へ】
あなたのやりたいことに公園や空き地などのみどりを活用できたなら、活動場所を確保できたり、活動の幅が広がったりするかもしれません。
活動場所としてみどりを活用するのに必要な知識、スキル、ノウハウを学べる場づくり「みどりの人財支援プロジェクト」に取り組んでいます。
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