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浜松市は、東京・大阪から新幹線で1.5~2時間ほどで行くことができる、首都圏と関西圏のほぼ中間に位置する都市です。市域面積は1558.06平方キロメートル(全国2位)、人口は約80万人を有し、日本でも有数の地方都市として政令指定都市に認定されています。
浜松市は、都市的機能や先端技術産業などが集積する都市部、都市近郊的農業が盛んな平野部、豊富な水産資源に恵まれた沿岸部、そして広大な森林を擁する中山間地域と、全国に類のない多様性を有する、国土縮図型の都市です。四季折々の豊かな自然と温暖な気候に恵まれています。
浜松が市制を施行したのは1911年7月1日。「やらまいか精神」という何事にも果敢に挑戦する伝統の進取の気性が根付いた風土が当市にあり、稀代の起業家や数々の世界的企業を輩出しています。
1946年、本田宗一郎が本田技術研究所を設立。無線用発電機の小型エンジンを改良し、自転車に取り付けたポンポン(小型オートバイ)第一号が誕生したのをきっかけに、40社ものオートバイメーカーが競い合う一大産業を作り上げるまでになります。
1897年、山葉寅楠が日本楽器製造株式会社(現:ヤマハ株式会社)を設立し、1900年に国産ピアノ第一号を完成させました。さらに1927年、山葉寅楠のもとでピアノづくりに取り組んでいた河合小市が河合楽器研究所(現:株式会社河合楽器製作所)を設立し、ピアノ2大メーカーが誕生しました。
2005年7月1日、天竜川・浜名湖地域の12市町村が合併し、人口80万人を超える県下最大規模の都市、新「浜松市」が誕生。2007年には政令指定都市へと移行しました。
市内の開業率が下がってきている中、浜松市の発展の基礎となった産業力を改めて強化し、「創業の聖地」、「ベンチャーの街」を取り戻すべく、2017年、市長の下、「日本一の起業家応援都市」宣言を行いました。浜松市も、ベンチャー支援に資する新たな事業に積極的に取り組んでいます。
実証実験サポート事業やファンドサポート事業など、ベンチャー支援施策の手厚さや幅の広さは、他の自治体に決して引けを取りません。
浜松市のベンチャー支援施策についての情報は、浜松市ベンチャー企業・進出応援サイト「HAMACT」をご覧ください。
浜松市では、ベンチャー企業や地場の大企業との連携による「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の実施や、実証実験に向けたベンチャー企業との連携協定の締結など、新たなテクノロジーやアイデアの実証・活用に積極的に取り組んでいます。
スタートアップ・エコシステム・グローバル拠点都市認定
浜松市では、愛知県や名古屋市等と連携して内閣府「スタートアップ・エコシステム拠点都市」に拠点形成計画を提出し、令和2年7月15日、内閣府から浜松及び愛知・名古屋地域が「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」として認定されました。
今後は、国や愛知・名古屋地域と連携し、世界と伍するスタートアップ・エコシステムの形成に取り組んでいきます。
1.「スタートアップ・エコシステム 拠点都市」の概要
内閣府が、我が国の強みである優れた人材、研究開発力、企業活動、資金等を生かした世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステム拠点の形成を目指し、地方自治体、大学、民間組織等が策定した拠点都市計画を認定するもの。
2.浜松市及び愛知・名古屋地域の拠点形成計画主体について
Aichi-Nagoya Startup Ecosystem Consortium
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