緊急情報

サイト内を検索
ホーム > 創業・産業・ビジネス > 土地 > 土地利用 > 国土利用計画浜松市計画の策定について > 目次 > 第3章 第2章に掲げる事項を達成するために必要な措置の概要9

ここから本文です。

更新日:2020年8月28日

第3章 第2章に掲げる事項を達成するために必要な措置の概要9

国土利用計画浜松市計画/第3章 第2章に掲げる事項を達成するために必要な措置の概要

4 地域別の措置

(6)中山間地域

<地域の形成イメージ>
南アルプスの山並から天竜川の渓谷まで険しさも併せ持つ広大な森林を含み、三遠南信地域の交流拠点の一つとなる地域です。
森林は、林業活動の場としての経済価値と同時に、そこに生活する人達だけでなく都市生活に欠かせない水や清らかな空気を産み出す「貴重な環境価値」を持っています。
このため、中山間地域では、都市部住民も参加し、健全に森林の保全・育成・管理を進め、自然災害も防止・抑制します。
さらに、森林を都市住民や隣県も含んだ広域的な交流、レクリエーション・憩い、観光の場として、環境保全に留意して有効活用する方策を多様に拡大し、交流価値を幅広く生み出していきます。そこでは、自然にふれあい楽しめる場づくりも行いながら、森林を舞台とした交流活動を新たな付加価値につなげる産業おこし等により、新しい活力を見出します。
中山間地域に点在する集落や、佐久間・水窪・春野・龍山等の中心集落は、必要な生活基盤を整えつつ、これら森林関連産業を土台として、自然に囲まれた情操豊かな生活ができる場としてのイメージを追求します。

<措置の概要>

  • 佐久間・水窪・春野・龍山等の中心集落は、地域住民の日常生活に身近な商業・医療等のサービス機能や、生活支援サービス機能が備わったまちづくりを推進し、拠点性を持つ居住環境の向上、定住人口の増加を促進します。
  • 点在する既存集落地や今後高齢化により限界集落のおそれのある地区内は、農業生産基盤や生活環境整備を進めることにより、地域コミュニティの維持及び地域住民の暮らしやすさの向上に努めます。また、二地域居住や空き家住宅ストックの有効活用等、地域への定住や活性化に寄与する手法について検討します。
  • 森林は、保全・育成及び木材の安定供給のための管理・整備を進めます。それに必要な林道等の林業基盤施設の整備を図ります。
  • 森林内に点在する農用地は、地域の基幹産業であるお茶やしいたけ栽培等を中心に、その経営形態や作目等それぞれの特性に応じた維持・整備を進めます。
  • (仮称)引佐インターチェンジ周辺は、広域圏との連携・交流を促進する自動車専用道路インターチェンジの開発効果が予想されることから、保全する土地の明確化等による無秩序な開発を抑制することを前提に、産業施設の立地可能性について検討します。
  • 森林を介した交流・観光・レクリエーションの核となる場として、くんま水車の里等の道の駅をはじめとした拠点機能及び周辺の整備を進め、グリーンツーリズム等の普及、交流を通じた新しい価値の創造、魅力ある就業の場の創出等、地域の活性化と定住条件の向上を図ります。
  • 市の水源や防災対策として重要な船明ダム湖・秋葉湖・佐久間湖等は、ダムの耐震性等、安全性の向上と貯水量の安定化を図り、良好な自然環境と調和した修景等の環境整備を進めます。
  • 船明ダム湖周辺や気田川流域等は、恵まれた自然環境を活かしたキャンプやボート・カヌー等自然とふれあい、親しむことができるような河川づくりに取り組みます。
  • ギフチョウやシブカワツツジ等の希少価値の高い動植物の保護に努めるとともに、市民の自然体験や環境学習の場としての保全・整備を進めます。
  • 秋葉山や西浦田楽等の地域固有の歴史や風土、文化の継承に努め、文化・歴史を活かしたまちづくりを進めます。

←戻る目次進む→

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所都市整備部土地政策課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2365

ファクス番号:050-3737-6815

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?