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更新日:2020年8月28日
国土利用計画浜松市計画/参考図:土地利用構想図
南アルプスの山並から天竜川の渓谷も併せ持つ広大な森林を有する市北部一帯の部分
森林は地域の生活者だけでなく市民の生活に欠かせない貴重な環境価値を持っています。この環境・資源を保全し、市域だけでなく近隣を含めた広域的な交流・レクリエーション・憩い・観光の場としての土地利用を推進します。特に、森林を舞台とした交流活動が新たな付加価値となるような産業おこし等により、新しい活力を見出していきます。
天竜から細江にかけての天竜浜名湖線を中心に天竜、引佐の拠点を含む部分
自然・田園環境、文化資源を保全し、それらを活用した農林業等をベースとした新産業を育成します。また、テクノポリスや新インターチェンジに象徴される新たな産業が生まれ育つ、環状方向の軸の機能も包含した新たな環境価値観に基づく活力創造地域としての機能配置を形成します。
浜松都心地域を取り囲み市街地が拡大していった部分
無秩序な市街地の拡散を避け、集団的農用地や生産緑地地区等を確保します。居住のほか商業や工業、文教といった特色ある機能が集積した土地を有した「都市的土地利用」と「田園環境」が適切に「仕分け」された「ゆとり」を持って活動できる環境を形成します。
中心市街地活性化基本計画の区域を中心とした商業系用途地域指定部分
JR浜松駅を中心に、土地の高度利用・立体的利用・容積率の有効活用により、商業・業務・文化・行政・文教など高次の都市機能や交流の拠点となる場の機能集積を図ります。また、これらと調和する形で都市型の生活が楽しめる居住空間を確保するとともに、都市景観の向上に力を注ぎます。
遠州灘と市街地をつなぐ緑の空間を中心とする帯状の部分
遠州灘の海岸線と松原の魅力を財産とし、環境保全を最重視し、市民共通のオアシスとしての環境イメージを高めていきます。農用地及び森林等を保全していくことを基本とし、これに調和する機能に限定して立地を認めることにより、ゆとりある住宅地環境の形成誘導にも努めます。
浜名湖沿岸の湖岸に沿い、三ヶ日、細江、雄踏、舞阪の市街地の拠点や周囲の集落を中心とした部分
浜名湖の景観・環境を守り育てながら、市街地では生活や観光の拠点として都市的サービス機能のコンパクトな集積を進め、自然に囲まれた個性ある街並みの形成を図ります。また、山林やみかん畑などの農用地を保全し、うるおいある景観により、全国に誇れる「美」に満ちた地域イメージを形成します。
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