緊急情報
ここから本文です。
更新日:2025年4月28日
基本政策(1):共生・共助による豊かな福祉社会づくり(社会福祉部)
政策 |
|
---|---|
|
【福祉総務課】 |
基本政策(2):子育てがしやすく楽しいと感じられるまちづくりの推進(こども家庭部)
政策 |
|
---|---|
|
【次世代育成課】 |
基本政策(3):生涯にわたる心と身体の健康づくり(健康医療部)
政策 |
|
---|---|
|
【健康医療課】 |
個人の意識の多様化や未婚化、晩婚化などによる合計特殊出生率の低迷は、少子高齢化の急速な進行を招き、団塊世代の引退による生産年齢人口の減少とともに、社会経済全体、とりわけ、出産育児や社会保障制度のあり方に、大きな影響を及ぼしています。
また、核家族化の進行や地域のつながりの希薄化により、家庭や地域社会での子育て力が弱まっており、子どもの健全な成長に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。
このような状況の中、子どもが健やかに育つ環境づくりを進めるため、地域力を結集し、社会全体で出産や子育て、子どもの育ちを支えて行くことが必要です。
社会保障においては、制度改革をはじめとする国の取り組み状況の変化に迅速に対応するとともに、地域と一体となった取り組みが重要となります。
高齢者や障がいのある人に対しては、住み慣れた地域や家庭でいきいきと暮らすことができるような地域での支援体制の充実が求められます。
また、不況による雇用状況の悪化に伴い、生活保護受給者が増加しており、自立に向けた取り組みが急務となっています。
だれもが住み慣れた地域で健康で安心して暮らしていくためには、予防の観点を重視した保健医療への対応や健康づくり、地域保健や医療体制の一層の充実など、市民が互いに助け合う地域福祉の向上がますます重要となります。
さらに、これらの保健、福祉分野における課題を克服し、政策を推進していくためには、保健、医療、福祉の更なる連携強化を図る必要があります。
年齢、性別、障害の有無、国籍などにかかわりなく、すべての市民が生涯にわたりいきいきと暮らせるまちづくりを進めます。
また、だれもが住み慣れた地域で互いに支えあい共に生きることができる社会を実現するため、地域福祉や各種支援・相談事業を推進するとともに、健やかな心身と思いやりをはぐくむ都市を目指します。
子育て支援においては、子どもと子育て家庭を取り巻く状況を的確に把握し、保育所や放課後児童会の待機児童の解消、児童虐待の防止、発達障がいのある子とその家族への支援など、子育てがしやすく、子育てが楽しいと感じることのできる環境づくりに取り組みます。
高齢者、障害者福祉においては、高齢者や障がいのある人が住み慣れた地域の中でいきいきと安心して生活を送ることができるよう、行政と地域社会が一体となった支援体制の充実を図ります。
生活保護においては、不況による雇用状況の悪化から生活保護となった世帯に対し、自立に向けた相談業務の強化やハローワーク等と連携した就労支援を進めていきます。
また、生涯にわたり健康で安心した生活を送るため、地域で適切な医療が受けられるよう救急医療を含む医療体制の整備を進めるとともに、疾病の予防、早期発見・早期治療を基本とした地域保健対策や自殺対策などを進め、市民のこころとからだの健康づくりに取り組みます。
社会福祉施策の推進によって、高齢や障害などで支援が必要となっても、だれもが住み慣れた地域で共に助け合いながら、安心して生きがいを持って、自立して暮らせる豊かな福祉社会を実現します。
目標値・指標 |
平成21年度実績 |
平成26年度目標 |
説明 |
---|---|---|---|
「地区社会福祉協議会」の活動に参加している、関心がある・参加したい」市民の割合(%) |
29.9 |
50 |
市民アンケート |
障がいのある人の職業訓練後の一般企業への就労率(%) |
58 |
60 |
障害福祉課調べ |
地域包括支援センターの運営箇所数(か所) |
17 |
22 |
高齢者福祉課調べ |
認知症サポーター養成者累計(人) |
9,013 |
18,000 |
高齢者福祉課調べ |
介護サービス提供基盤の整備数(か所) |
14 |
48 |
介護保険課調べ |
国民健康保険料の現年分収納率(%) |
86.6 |
88 |
国保年金課調べ |
特定健康検査の受診率(%) |
24.6 |
65 |
国保年金課調べ |
巡回相談における一人当たり相談件数(件) |
2 |
2.5 |
障害者更正相談所調べ |
◇共助による地域づくりのための社会福祉の推進(福祉総務課)
だれもが住み慣れた地域で安心して生きがいをもって暮らせるように、地域福祉に関わるさまざまな住民や地域団体等が力を合わせ、ともに生き、ともに支え、ともに助け合うことができる豊かな福祉社会の実現を市民との協働により推進していきます。
また、市民が相互の人権を尊重し、偏見と差別のない明るい社会づくりを目指します。
◇障がいのある人のライフステージに応じた支援の推進(障害福祉課)
社会全体が障害に対する理解を深め、お互いの人格と個性を尊重し、障がいのある人のライフステージに応じた支援を地域全体で推進します。
特に、障がいのある人の自立促進のため、就労支援に係る取り組みを充実させます。
◇高齢者福祉の推進(高齢者福祉課)
高齢者が地域の中で、健康でいきいきとした生活を送ることができるような環境づくりを目指します。また、介護が必要な状態となっても、高齢者自らの意思に基づき、できる限り住み慣れた地域や家庭で自立した生活ができるような社会づくりを目指します。
◇介護保険事業の円滑な運営(介護保険課)
介護保険事業の円滑な運営を図り、高齢者が住み慣れた地域で介護サービスを受けながら自立した生活を続けていけるように、地域の実情に応じた介護サービス提供基盤の整備を進めていきます。
◇国民年金事務の推進(国保年金課)
国民年金は老後の所得保障の柱であり、年金相談・年金事務を通じて年金受給権確保に関する情報を提供します。
◇判定、相談などによる障がいのある人の自立支援の推進(障害者更生相談所)
相談所職員の資質を高め、地域の身近な窓口である区役所等で相談を受け、支援につなげていけるよう、区の窓口担当職員や施設職員等関係機関職員への研修などにより、障がいのある人や家族を支援していく力の向上を目指します。
地域のあらゆる力を結集し、浜松市の未来を担う子どもを育て、守っていくことが重要であるという意識の下、子どもがいきいきと輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会の実現を目指します。
目標値・指標 |
平成21年度実績 |
平成26年度目標 |
説明 |
---|---|---|---|
「子どもが健やかに育つ環境整備が整っている」と感じる市民の割合(%) |
30.1 |
35 |
市民アンケート(市政満足度) |
放課後児童会の箇所数(か所) |
85 |
111 |
次世代育成課調べ |
放課後児童会の定員数(人) |
3,700 |
4,605 |
次世代育成課調べ |
ファミリー・サポート・センター援助件数(件) |
9,699 |
12,200 |
子育て支援課調べ |
子育て支援に関する講座等への参加者数(人) |
347 |
400 |
子育て支援課調べ |
保育所数(か所) |
84 |
87 |
保育課調べ |
保育所定員数(人) |
8,155 |
8,855 |
保育課調べ |
里親等委託率(%) |
13.5 |
15 |
児童相談所調べ |
◇子どもが健やかに育つ環境づくりの推進(次世代育成課)
未来を担う子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための理念を定めた浜松市子ども育成条例の普及啓発や実行計画としての次世代育成支援行動計画を推進します。
また、放課後児童会、こども館、なかよし館の運営などの児童健全育成事業を推進し、子どもたちが健やかに育つことができる環境を整備します。
◇健全な青少年を育てる環境づくりの推進(次世代育成課)
地域で子どもを見守り、声掛け運動や社会奉仕活動の支援などを行い、次代を担う青少年が、自分の将来や明日の社会に夢と希望をもち、心身ともに健やかに成長できる環境を地域と連携して整備します。
◇健やかに生まれ育つ環境を提供する事業の推進(子育て支援課)
子どもを守り育てるため、家庭児童相談室、要保護児童対策地域協議会、児童虐待検証部会などを中心に事業を整備充実し、地域に根ざした子育て支援策を推進します。
◇子育てが楽しく感じられる事業の推進(子育て支援課)
子育て情報の提供や地域における子育て支援サービスを展開し、子育て家庭の負担感や不安感を軽減するなど、地域や家庭の実情に応じたサービスを推進します。
また、発達相談支援センタールピロや発達支援広場の充実を図りつつ、発達障がいのある子等の支援の方向性を定め、子どもと家族が安心して暮らしていくことができるような支援を行います。
◇保育に係る総合的な施策の推進と保育所の管理運営(保育課)
適正な保育環境を整備し、一時預かり事業や延長保育事業、地域子育て支援センター事業などの多様な保育サービスを提供するとともに、社会福祉法人や企業との連携を図るなかで、待機児童の解消、地域の子育て支援の拠点としての保育所機能の充実に努めます。
◇子どもとその家庭に対する相談援助活動の推進(児童相談所)
医療、保健、福祉等幅広い専門機関の連携の下、児童福祉の専門的相談を行い、児童や家庭に対する効果的な援助を行うことを通して、児童の権利が擁護されるとともに、児童の福祉が実現する地域社会を目指します。
長寿命化や疾病構造の変化などにより多様化、複雑化する市民の医療ニーズに対し、地域で適切な医療が受けられ、安心した生活が送れるよう、救急医療を含む医療体制の整備を進めます。
また、市民の身体の健康づくりを支援するとともに、心の健康づくりを推進します。
目標値・指標 |
平成21年度実績 |
平成26年度目標 |
説明 |
---|---|---|---|
休日、夜間などの救急医療体制(%) |
36.2 |
60 |
市民アンケート(市政満足度) |
医療センターの経常収支比率(%) |
101.5 |
100 |
新法人設立準備課調べ |
生後4か月までの乳児とその保護者への |
90 |
100 |
健康増進課調べ |
健康づくりに取り組んでいる市民の割合(%) |
- |
60 |
健康増進課調べ |
健康であると感じている市民の割合(%) |
79.9 |
90 |
市民アンケート |
定期的に歯科検診に行く人の割合(%) |
- |
40 |
健康増進課調べ |
看護専門学校卒業者の国家試験合格率(%) |
100 |
100 |
看護専門学校調べ |
看護専門学校卒業者の市内就職率(%) |
89.5 |
90 |
看護専門学校調べ |
立入検査指摘事項のある医療機関の割合(%) |
60.4 |
35 |
保健総務課調べ |
専用水道水の水質検査項目実施適合施設の |
94 |
100 |
生活衛生課調べ |
迷い犬等の譲渡・返還率(%) |
70 |
80 |
生活衛生課調べ |
市民10万人当たり結核罹患率(人/10万人) |
20.5 |
18 |
保健予防課調べ |
◇市民の健康を守る取り組みの推進(健康医療課)
すべての市民が健康で明るく元気に生活できるよう、救急医療体制や中山間地域の医療体制の整備に取り組みます。
また、東海地震の発生に備え、引き続き災害時の医療救護対策に取り組んでいきます。
さらに、近年の自殺者数が高水準で推移していることから、「浜松市自殺対策推進計画」により、「ひとりじゃないよ、大丈夫」を共通のフレーズとして対策に取り組んでいきます。
◇精神保健福祉活動の推進(精神保健福祉センター)
精神保健及び精神障がいのある人の福祉に関する普及啓発、調査研究を行います。
また、精神的健康の保持増進、精神障害の予防、適切な医療の推進から、社会復帰の促進など地域の実情に応じた活動を推進していきます。
◇地域医療・地域包括ケアの推進(佐久間病院)
高齢化が進む中、健康で安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、医療をはじめ健康づくりや介護支援の一体的な取り組みを推進することによって、地域における医療・保健・介護の充実に努めます。
◇看護師の養成(看護専門学校)
安全・安心な医療・看護の知識・技術を習得し、保健・医療・福祉の総合化、高度化の時代に即した看護教育を推進します。
また、卒業生が専門職として誇りを持ち、地域を基盤として活動し続けるために、有能な看護職を養成できるよう教員の資質の向上を図ります。
◇保健に関する検査・分析の推進(保健環境研究所)
新型インフルエンザを始めとする感染症や食中毒の発生、また、食品中の残留農薬など、健康を脅かす危機事例に対して、迅速で確実に対応できるよう、分析を進め、市民の健康で安心した生活の確保を目指します。
◇安全・安心な医療の提供(新法人設立準備課)
安全・安心な医療を将来にわたり地域に提供できるよう、病院の健全な経営に取り組みます。
浜松医療センターは経営健全化をさらに進め、今後も、救急医療、周産期医療や小児医療など地域に求められる医療サービスの提供をはじめ、公立病院としての役割を果たしていきます。
また、リハビリテーション病院の再整備を進め、地域におけるリハビリテーション医療の確保を図ります。
◇地域保健活動の推進(健康増進課)
「自らの健康は自らが守りつくる」という意識を高め健康の保持・増進を図ることを目的として、健康相談、訪問指導、健康診査、予防接種などにより市民の健康づくりを推進していきます。
また、要介護状態とならないために、介護予防の意識啓発や生活機能の低下を予防する活動を推進していきます。
◇医療安全の推進(保健総務課/保健所浜北支所)
市民が健康で安心して生活できるよう、健康の保持及び増進のための拠点としての保健所の機能強化を図ります。
また、医療機関の立入検査や市民からの医療相談を受けるなど、医療に対する安心と信頼の確保に努めます。
◇生活衛生関係営業施設の衛生対策の推進及び動物を愛するまちづくりの推進(生活衛生課/保健所浜北支所)
旅館や公衆浴場等、市民が利用する施設の衛生管理体制の維持向上に努めるとともに、飲料水の衛生確保を図ります。
また、人と家庭動物が共生できる社会を目指し、動物愛護に関する意識の向上に努めるとともに、狂犬病など健康被害の発生防止対策を進めます。
◇保健予防対策の推進(保健予防課/保健所浜北支所)
関係機関と連携し、新型インフルエンザや結核などの感染症の発生動向を迅速に捉え、市民に的確な情報提供を行うとともに、予防やまん延防止対策の円滑な実施に努めます。
また、近年増加しているこころの病に対し、関係機関などとの連携を図り、相談機能を充実するなど、精神保健福祉事業を推進します。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください