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更新日:2023年4月7日

第5章 分野別計画-環境分野

未来につなぐ水・空気・緑 環境共生都市

政策体系

基本政策:環境と共生した持続可能な社会の実現(環境部)

政策

自然共生社会・低炭素社会の形成
豊かで安全・健康で快適な環境の保全
資源循環型社会の形成に向けたごみ減量・リサイクルの推進
安全かつ安定的なごみ処理体制及びし尿等処理体制の整備
安全かつ安定的なごみ処理体制の整備
安全かつ安定的なごみ処理体制の整備
安全かつ安定的なごみ処理体制の整備
安全かつ安定的なごみ処理体制の整備
安全かつ安定的なごみ処理体制の整備
産業廃棄物適正処理の推進
持続可能な森林の管理[再掲]
森林資源を多面的に活かした林業の展開[再掲]

【環境政策課】
【環境保全課】
【資源廃棄物政策課】
【廃棄物処理施設管理課】
【南清掃事業所】
【北清掃事業所】
【平和清掃事業所】
【浜北環境事業所】
【天竜環境事業所】
【資源廃棄物政策課】
【森林課 天竜森林事業所】
【森林課 天竜森林事業所】

現状と課題

地球規模で温暖化が問題視される中、本市の温室効果ガス排出量は、平成19(2007)年度には6,655千トンで、1990年度と比べ16.1%増加しており、その増加量は全国平均の9.0%を上回っています。市役所が1年間に排出する温室効果ガスは、平成20(2008)年度実績が約166,909トンで、市内における大規模な温室効果ガス排出事業者の一つとなっています。市域からの温室効果ガスの排出量を削減するためには、市役所自ら 排出抑制するとともに、市民や事業者による省エネルギーや新エネルギー導入などの取組みが必要です。また、身近なことから取り組むことができる地球温暖化対策については、平成21年に実施した市民アンケートの結果によれば、約9割の市民が関心あると回答した一方で、本市の地球温暖化対策に取り組む体制や情報の充実への満足度は1割強と低く、市民が自ら行った省エネ行動でどのくらい温室効果ガスが減らせるのかが「見える」しくみを整えることが必要です。
佐鳴湖の水質は、合併処理浄化槽の設置推進などの様々な取り組みにより、改善傾向にあり、平成19年度からは、全国水質汚濁ランキングのワースト1を脱却しています。しかし、未だ生活雑排水の一部が、未処理のまま、浜名湖や佐鳴湖などの公共用水域に排出されているため、引き続き市民・事業者・行政の協働による保全対策を推進し、市民に親しまれる水辺環境を創出することが求められます。
一般廃棄物のリサイクルは、地域の市民活動団体による集団回収や、リサイクルステーションの増設などにより少しずつ意識が浸透しつつあり、1人1日当たりのごみの排出量も、徐々に減少しています。今後も、レジ袋無料配布中止やマイバッグ・マイバスケット運動をはじめとする、市民・事業者・行政の連携したごみの発生抑制について、継続した取り組みが必要です。
環境分野は、地球規模で問題となっている温暖化対策、森林や河川・湖沼の保全、そこに生息する多様な動植物の保護対策、さらに、ごみや騒音・悪臭などの対策等、多岐にわたります。このため、環境への意識の更なる向上と市民・事業者・行政等の協働による取り組みが必要です。

基本方針

本市の豊かで美しい自然環境を次世代に継承することは、今を生きる我々の使命です。生命の源である清らかな「水」、それをはぐくむ「緑」、そしてそれらすべてを取り巻く、澄んだ「空気」を未来へ引き継ぎ、持続可能な社会を構築するため、自然環境と市民の生活とが共生する都市を目指します。
地球温暖化問題について身近な取組みにより地域から貢献していくために、市役所自らが温室効果ガス排出抑制を進めるとともに、温暖化対策について広く市民へ周知します。そして、市民・事業者の省エネルギーへの取り組みや新エネルギーの導入促進、二酸化炭素吸収源となる森林の保全など、地域の特性を生かした対策に取り組み、低炭素社会の形成を図ります。
また、北部地域の広大な森林、天竜川や浜名湖に代表される河川や湖沼、田園や里山、湿地や砂丘など多様な自然環境(生態系)を保全するために、国及び県との連携や市民・事業者・行政の協働による保全対策を実践します。あわせて、環境意識を高めるために、自然とのふれあいの場や機会を確保し、環境教育や環境学習を推進する人材の育成等に取り組み、自然共生社会を築きます。
さらに、環境負荷の少ない持続可能な社会の実現に向けて、市民・事業者・行政が協力関係を築き、徹底したごみの発生抑制及び減量対策や、リサイクル拠点の充実、安定的かつ効率的なごみ処理体制の整備、廃棄物の適正処理の監視などにより循環型社会を構築します。

基本政策

環境と共生した持続可能な社会の実現(環境部)

市民・事業者・行政などの参加と協働のもと、低炭素社会、循環型社会、自然共生社会づくりの取り組みを総合的に進めていくことにより、地球環境に負荷をかけない持続可能な社会の実現を目指します。

目標値・指標

目標値・指標

平成21年度実績

平成26年度目標

説明

湖沼や河川、海岸、森林などの自然環境に配慮した取り組み(%)

21

30

市民アンケートの市政満足度

市域からの温室効果ガス排出量(千t-CO2)
(2014年度までに1990年度比6%削減)

(6,655)

5,413

環境政策課調べ
※1990年度5,733(千t-CO2)

市民一人当たりの二酸化炭素排出量(t-CO2)
(2014年度までに1990年度比7%削減)

(7.8)

6.6

環境政策課調べ
※1990年度7.1(t-CO2)

環境学習指導員の移動環境教室などへの派遣回数(回)

135

220

環境政策課調べ

環境基準達成率(%)
(大気汚染、騒音、水質汚濁)

(93.5)

94.6

環境保全課調べ

佐鳴湖COD75%値(mg/L)

8.3

8.1

環境保全課調べ
※調査地点拓希橋

1人1日あたりのごみ排出量(g)
(家庭系+事業系)

986

846

資源廃棄物政策課調べ

一般廃棄物のリサイクル率(%)

20.9

29.1

資源廃棄物政策課調べ

( )書きは、平成20年度実績値/市域からの温室効果ガス排出量と市民一人当たりの二酸化炭素排出量は平成19年度実績値

主な政策

◇自然共生社会・低炭素社会の形成(資源廃棄物政策課)

自然共生社会及び低炭素社会の形成に向けた、総合的な環境施策を推進します。また、本市の多様な生態系の保全に向けた対策、環境と共生するまちづくり、「環境にやさしい暮らし・活動」に取り組む「実践的な人づくり」を進めます。あわせて、浜松市地球温暖化防止活動推進センターによる家庭を対象とした温暖化対策の啓発、自然エネルギーの利用や天竜材を活用した浜松版エコハウスの普及などにより、2014年度までに、温室効果ガスの排出量を1990年度比6%の削減を目指します。

◇豊かで安全・健康で快適な環境の保全(環境保全課)

市民、事業者、行政が環境保全に関するそれぞれの役割を認識し、協働して各種環境保全活動を実践することにより、大気汚染・騒音・水質汚濁等の環境基準値の達成を図り「良好な大気環境や水環境の保全」と「感覚公害のないまち」の実現を目指します。豊かで安全・健康で快適な環境の保全(環境保全課)

◇資源循環型社会の形成に向けたごみ減量・リサイクルの推進(資源廃棄物政策課)

市民・事業者・行政等の協働による、ごみ減量、再生利用を図り、持続性のある資源循環型の社会づくりを進めます。また、処理区ごとに異なるごみの分別方法や収集運搬の体制などを統一するとともに、市民・事業者のごみ減量に向けた意識の啓発を進めます。

◇安全かつ安定的なごみ処理体制及びし尿等処理体制の整備(廃棄物処理施設管理課)

一般廃棄物処理施設の統廃合及び新設を検討し、本市の適切な廃棄物処理体制の整備を進めます。また、ごみ処理施設やし尿処理施設での適正な処理を推進し、良好な大気や水環境を保全・再生します。

◇産業廃棄物適正処理の推進(産業廃棄物対策課)

生産から流通、消費、廃棄に至るまで資源の効率的な利用やリサイクルを推進することにより、資源の消費が抑制され、環境への負荷が少ない循環型社会を形成します。

目標値・指標【再掲(産業経済分野)】

目標値・指標

平成21年度実績

平成26年度目標

説明

FSC森林認証面積(ha)

18,400

43,000

農林振興課調べ【再掲】

FSC認証木材の生産量(平方メートル/年)

509

60,000

農林振興課調べ【再掲】

主な政策

◇持続可能な森林の管理(農林振興課・天竜農林事業所)【再掲】

水源かん養や二酸化炭素の吸収など森林の多面的機能を活用できるように、市民、市民活動団体、事業者、行政が一体となって森林保全に取り組みます。また、森林とのふれあいの場を提供し、都市部と中山間地域の交流を促進し、市民一人一人の森林に対する意識を向上させます。

◇売る林業に向けた木材需要の拡大と林業経営の強化(農林振興課/天竜農林事業所)【再掲】

育てる林業から売る林業への進化を目指し、低コスト林業の推進、担い手の育成、木材産業の再構築を進め、林業経営を強化します。また、天竜材の需要を拡大するため、FSC森林認証制度を活用したブランド化や、天竜材の家百年住居る助成事業、間伐材の木質バイオマスへの活用などを推進します。

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浜松市役所企画調整部企画課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2241

ファクス番号:050-3730-1867

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