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更新日:2023年4月7日

第4章 重点戦略 戦略4

地球にやさしい持続可能な社会

基本方針

本市は、天竜川や浜名湖、遠州灘、また、北遠の広大な森林に代表される豊かで多様な自然環境を有しています。この水と緑にあふれる環境は、生物多様性に富み、私たちの生きる基盤として、次世代に継承していくべき貴重な財産です。しかしながら、私たちの暮らしは、利便性が飛躍的に向上する一方で、その代償として、自然環境へ様々な負荷をかけてきました。
現在、私たちを取り巻く環境は、地球温暖化、資源需給や廃棄物問題、生態系の危機など多くの課題に直面しており、国際的に連携した国家レベルの枠組みとともに、地域から市民一人一人まで、身近なレベルにおいても、危機意識を持って行動を起こし、地球にやさしい持続可能な社会を築いていくことが必要です。
このため、地球規模の緊急課題である地球温暖化対策に向けて、市役所が率先して温室効果ガスの排出抑制に取り組むとともに、全国トップレベルの日照時間や市域の約7割を占める広大な森林など、本市の特徴を生かしたクリーンエネルギー資源の有効活用に取り組みます。また、これまでの大量生産・大量消費のライフスタイルを見直し、限りある資源を有効に活用し、できる限り環境への負荷が少ない循環型社会づくりを進めます。
さらに、森林や農地の整備・保全、水辺の環境保全を進めるとともに、生物多様性の保全に取り組み、地球にやさしい持続可能な社会を創造します。

リーディングプロジェクト

◇地球温暖化対策とクリーンエネルギー導入の推進

公共施設における省エネ改修に取り組み、率先して温室効果ガスの排出抑制を進めるとともに、家庭を対象とした温暖化対策の啓発や自然エネルギーの利用、天竜材を活用した浜松版エコハウスの普及などにより、市民や事業者に対し省エネルギー対策を促進します。
本市の特徴である長い日照時間を生かし、公共施設や民間への太陽光発電の導入を促進するとともに、広大な森林から発生する間伐材の木質バイオマスへの活用など、新産業の創出に結びつくクリーンエネルギーの導入を推進します。また、公共施設の緑化や民間施設の緑化の推進、公園や緑地の整備により、温暖化の原因である二酸化炭素の吸収源を拡大すると同時に、都市部におけるヒートアイランド現象を抑制します。

◇ごみ減量と3Rの推進

市民・事業者・行政が協力関係を築き、徹底した発生抑制(リデュース)、再利用(リユース)、再生利用(リサイクル)によってごみ減量対策を実践します。また、リサイクル拠点をさらに充実させるとともに、安全で安定的、かつ効率的なごみ処理体制の整備や、廃棄物の適正処理のための監視により、資源の循環体制を確立します。

◇生物多様性の保全と持続可能な利用の推進

水源かん養や二酸化炭素吸収機能を持つ森林の保全をはじめ、多種多様な自然環境を保全するとともに、環境教育を通した一人一人の意識の向上と、自然との共生を実践する人材の育成に取り組み、環境に配慮した利用の促進や、貴重種をはじめとする動植物の保護・保全対策を充実させ、水と緑のネットワークを形成します。

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浜松市役所企画調整部企画課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2241

ファクス番号:050-3730-1867

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