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更新日:2023年4月7日

第4章 重点戦略 戦略3

安全と安心を人から人へ・活発な地域力

基本方針

本市では、大変多くの外国人市民が暮らしているほか、障がいのある人、高齢者などの一人暮らしも増加傾向にあるなど、地域の支えを必要とする人たちが数多く暮らしています。しかしながら、情報化社会が進展し、生活の利便性が向上する一方で、人と人とのつながりや地域コミュニティに対する意識の希薄化が見られます。
こうした多様化・高度化したライフスタイルの中で、市民ニーズや地域課題も複雑になっており、市民が、真に安全・安心を実感できるまちづくりを進めるためには、地域における助け合いの精神を高めることが重要です。地震、水害、火災などの様々な災害や感染症に対して迅速かつ確実に対応する危機管理体制や、減災体制の強化、交通安全、防犯対策の充実、福祉や消費者生活を守るしくみづくりに対し、市民、地域、行政が協力してそれぞれの役割を発揮するとともに、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れながら地域力を向上することが必要となります。
このため、市民一人一人が、福祉、防災・減災、防犯、交通安全に対する意識を高め、主体的に行動する活発な市民活動を推進します。さらには、地域の結びつきを強め、共生・共助の精神を養い、安全と安心を人から人へと結ばれる活発な地域力を創造します。

リーディングプロジェクト

◇思いやりの心をはぐくむ福祉の地域力づくり

高齢や障害により介護や支援が必要になっても、また、子育てに不安を感じている家庭などが支援や助言を必要な場合も、住み慣れた地域でいきいきと暮らすことができるよう、共生・共助の精神を養い、支援等を必要とする人たちを地域で支えることができる人材を育成し、福祉の地域力を向上します。

◇防災・減災の地域力づくり

本市は、東海地震による大きな被害が予想される地域です。市民が自ら災害に対する備えを実行できるように、防災に関する必要な情報を提供するとともに、自主防災組織への参加を促進します。また、防災訓練や火災予防に対する取り組みなど地域の自主的な活動を活性化させます。
行政においては、市民の生命、身体、財産に重大な被害が生じ、または、生じる恐れのある緊急事態に、迅速に対応できる危機管理体制を構築します。また、公共建築物の耐震化を進めるとともに、災害時には避難地となる防災公園などのあり方を地域住民とのワークショップ等で検討するほか、防災無線の整備を進め、防災・減災の地域力を向上します。

◇防犯と交通安全のまちづくり

日常生活の安全・安心を高めるため、地域における子どもたちへの声掛けや高齢者の一人世帯への訪問、外国人との交流、防犯パトロールなど、地区安全会議などにおける自主的な防犯活動を支援し、市民一人一人の防犯意識を向上します。
本市の交通事故発生件数は大変高い値にあります。通学路における危険箇所の把握や、通学時の声掛け運動など地域密着の交通安全活動を推進するとともに、警察や交通安全協会と連携して、子どもたちから高齢者まであらゆる年齢層を対象に交通安全教室を開催し、交通安全意識の向上を図ります。また、学校や病院の周辺において、安全で安心して通行できるユニバーサルデザインの歩行空間の整備や交通事故多発箇所の交差点改良を進めます。
市民一人一人の防犯意識、交通安全意識を高め、犯罪と交通事故のない安全で安心なまちづくりを進めます。

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