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更新日:2023年4月7日

第4章 重点戦略 戦略2

豊かな心と生きる力をはぐくむ・子どもの未来

基本方針

子どもを取り巻く環境は、核家族化や情報化の進展などに伴う変化に加え、近年では、社会の経済的不安、大人の規範意識の低下による影響を受け、子どもを健全に育てることが難しくなってきています。また、社会・経済情勢や雇用に対する不安などから、出産や子育てに不安を感じる人も多くなってきています。
このような中で、子どもを安心して生み育てることができるよう、子育て環境の充実・整備を行うとともに、子育てに対する負担感や不安感を軽減するため、相談や交流の場の拡充などに取り組み、市民同士、地域ぐるみの子育て支援を充実します。
また、子どもが社会性や幅広い視野を身に付け、物事の分別を見極めて成長していけるよう、子どもが成長していく段階において、人や地域を思いやる豊かな心と夢や希望に向かってたくましく生き抜く力の育成に取り組みます。
園や学校において、子ども一人一人の感性や創造性の育成を重視することにより、豊かな心をはぐくんでいくとともに、主体性を大切にし、自立を促す教育活動を通して、たくましく生きる力を育てます。また、自分の力を十分に発揮できるよう、きめ細かな指導により、必要な基礎学力の定着に取り組みます。
さらに、園や学校、家庭、地域などが、子どもの現状や課題を共有し、いじめや非行、不登校、問題行動など学校だけでは解決が困難な問題に対して、一体となって解決に取り組む意識を高め、将来を担う子どもが地域の支えの中で心身共に健やかに育つ環境を整えます。そして、子どもが様々な人たちと触れ合う中で、互いに成長し、培った心と力、知識、経験を地域や次代を担う人たちへ受け継いでいく社会を形成します。

リーディングプロジェクト

◇安心して子どもを生み育てられる環境づくり

次代を担う子どもを安心して生み育てられるよう、子育てを社会全体で支える環境づくりを進めます。
子どもと子育て家庭を取り巻く状況を的確に把握し、保育所や放課後児童会の定員の拡充、発達障がいのある子とその家族への支援などに重点的に取り組むとともに、なかよし館や子育て広場などの地域子育て支援拠点について、ニーズに合わせた再編を進めます。
また、子ども本人や保護者が抱える悩みや課題に対し、気軽に相談できる交流の場や支援体制を整え、親の子育てに対する自覚と自信を高めていくほか、様々な支援制度の周知を図り、安心して子育てができる環境を整備します。

◇たくましく生き抜く豊かな心と確かな学力の育成

子どもが自ら考え、判断し、たくましく生き抜く力を身に付けていくため、その基盤となる豊かな心の育成に取り組みます。豊かな心の育成を主眼とした『心の耕し』を教育活動の基幹に据え、子どもの情操や道徳心、社会への適応力をはぐくみます。
また、子どもが夢や希望に向かって自分の力を十分に発揮できるよう、確かな基礎学力の定着に取り組みます。児童生徒数の推移を踏まえた学校の規模適正化少人数学級の実施、教育施設の整備により、子どもにとって望ましい教育環境を整備するとともに、保育園と幼稚園の相互連携や中学校までの連続性を踏まえた教育活動の推進、教員の指導力の向上を通じて、きめ細かな指導・教育体制づくりを進め、子どもの能力を伸ばします。

◇子どもや青少年の健やかな成長を地域で支える社会の形成

子どもや青少年が、生きる力をはぐくみ、社会的・経済的に自立していくため、家庭や学校、地域をはじめ、福祉、保健、医療、雇用分野など、子どもや青少年を取り巻くあらゆる立場の人とのつながりを深め、一体となって健やかな成長を支援するためのネットワークづくりを推進します。
また、身近な青少年健全育成会などによる地域の声かけ運動や社会奉仕活動等を積極的に展開することにより、大人が子どもの生活・成育環境に関心を持ち、健やかな成長を見守る意識を高めます。さらに、子どもや青少年が自ら主体的に、友だちや仲間、大人、障がいのある人や外国人など様々な人との関わりを持つことができるよう、学校や日常生活の中に機会と場を創出し、対話を通じた健全育成を進めます。

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