更新日:2021年9月15日
令和3年度における行政区再編の協議の経緯について(中間報告)(2)
2.天竜区の取扱い
社会的、地勢的状況(人口・面積)
[出典]
面積:国土交通省国土地理院 全国都道府県市区町村別面積調(令和3年4月1日時点)
森林面積:林業振興課資料(令和3年3月31日現在)、小数点以下第3位を四捨五入。国有林を除く民有林(国有林を含む森林面積は全市で1,024.05㎢、森林面積割合は65.7%)
人口:浜松市行政区別世帯数人口(令和3年4月1日現在 住民基本台帳及び外国人登録による)
高齢者人口:65歳以上人口
高齢化率:総人口に対する65歳以上人口の比率。65歳以上人口÷総人口×100
人口密度:人口÷面積
森林面積割合:森林面積÷面積×100
社会的、地勢的状況(災害発生状況)
平成30年度~令和2年度における被害種別災害対応件数
結論:天竜区を単独区とする
単独区とする主な理由
- 高齢化や過疎化が急速に進行する中で、雇用環境の充実強化や医療体制の整備、頻発する災害への対応など、天竜区の抱える地域課題に応じた地域政策が必要であり、他区と複合してもこうした問題は解決しない。
- 天竜区における諸課題の解決に向けては、将来ビジョンを掲げ、生活、産業、地域コミュニティ、文化・伝統等をキーワードに地域住民と行政が一体となって課題解決に取り組む必要がある。
- 複合化により選挙区が広がると地域選出の議員の減少が危惧される。
- 広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担う天竜区の重要性を考えれば、区役所という行政拠点を置く必要がある。
- 天竜区を単独の区とすることを契機とし、多面的な機能を有する天竜区の重要性を改めて市民の皆様にご認識していただき、これまで同様、オール浜松体制、ひとつの浜松として天竜区のことを考えていくことが大切である。
- 旧5市町村からなる天竜区は、それぞれが特性をもった広域の複合体であり、区内における地域特性にも配慮する必要がある。
- 近年の大雨、災害に対応するには、踏み込んだ施策が必要であり、担当副市長の設置と合わせて単独区とすることが合理的である。
- 担当副市長を設置することは、天竜区を単独区とすることの前提条件ではなく、今後、担当副市長や区長の役割をしっかりと議論する必要がある。
区割り案のたたき台
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