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更新日:2024年1月1日

9. その他の人権について

問17エイズ患者・HIV感染者の人権のうち、あなたが問題だと思う事例は何ですか。
(当てはまる番号に○をつけてください。3つ以内)

人権意識について

 エイズ患者・HIV感染者の人権について問題だと思うことは、「患者や感染者に関する正しい知識や理解の不足」(63.6%)が最も高くなっています。次いで「偏見による差別的な言動を受ける」(35.5%)、「プライバシーに配慮した医療体制や相談体制が確保されていない」(20.5%)の順に高くなっています。「わからない」は18.2%となっています。
 エイズは医学の進歩により、不治の病ではなくなり、HIV感染も早期発見によりエイズ発症を大幅に遅らせることが可能になってきていることから、正しい理解と知識の普及・啓発が必要と思われます。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、全体の回答割合が高かった「患者や感染者に関する正しい知識や理解の不足」「偏見による差別的な言動を受ける」「プライバシーに配慮した医療体制や相談体制が確保されていない」は、いずれも男女の回答割合の差は4ポイント以内となっており、性別による問題意識の違いは小さいといえます。
 年代別でみると、「患者や感染者に関する正しい知識や理解の不足」「偏見による差別的な言動を受ける」は、概ね年代が低いほど回答割合が高くなる傾向がみられます。

問18犯罪被罪者等(犯罪被害者とその家族、遺族)の人権のうち、あなたが問題だと思う事例は何ですか。
(当てはまる番号に○をつけてください。3つ以内)

人権意識について

 犯罪被害者等の人権で問題だと思うことは、「マスコミの取材や報道により、私生活の平穏やプライバシーが保てなくなる」(61.4%)が最も高く、次いで「犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」(53.9%)、「事件のことで、周囲がうわさ話をする」(44.1%)の順に高くなっています。
 「犯罪行為によって、経済的な負担を強いられる」は24.6%となりました。経済的負担も大きいですが、精神的な負担の問題がより大きいと捉えていることがうかがえます。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「マスコミの取材や報道により、私生活の平穏やプライバシーが保てなくなる」は女性(63.7%)の方が男性(59.5%)より4.2ポイント高くなりました。
 「犯罪行為によって、経済的な負担を強いられる」は男性(28.5%)の方が女性(21.6%)より6.9ポイント高くなりました。
 年代別でみると、「マスコミの取材や報道により、私生活の平穏やプライバシーが保てなくなる」は20歳代(72.6%)と30歳代(69.8%)が高くなっています。「犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」は30歳代、40歳代、50歳代が60%台と高くなっています。

問19犯罪加害者の家族等(家族、遺族)の人権のうち、あなたが問題だと思う事例は何ですか。
(当てはまる番号に○をつけてください。3つ以内)

人権意識について

 犯罪加害者家族等の人権で問題だと思うことは、「犯罪加害者の家族等へのプライバシーの侵害」(60.3%)が最も高く、次いで「事件のことで、周囲がうわさ話をする」(47.7%)、「家族の犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」(44.7%)の順に高くなっています。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、全体で回答割合が最も高かった「犯罪加害者の家族等へのプライバシーの侵害」は、男性(60.2%)と女性(61.2%)の差がほとんどありませんでした。
 「家族の犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」と「わからない」は女性の方が男性よりも5ポイント以上高い結果となりました。
 年代別でみると、「事件のことで、周囲がうわさ話をする」は、概ね年代が高いほど回答割合が低くなる傾向がみられました。

問20刑を終えて出所した人の人権のうち、あなたが問題だと思う事例は何ですか。
(当てはまる番号に○をつけてください。3つ以内)

人権意識について

 刑を終えて出所した人の人権で問題だと思うことは、「刑を終えて出所した人への偏見や差別」(44.2%)が最も高く、次いで「社会復帰に向けた相談・支援体制の不足」(36.9%)、「社会的自立のための雇用先確保や社会復帰のための修学支援の不足」(31.6%)の順に高くなりました。
 「わからない」は22.1%でした。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「わからない」は女性(25.7%)の方が男性(17.3%)より8.4ポイント高く、「特にない」は男性(10.6%)の方が女性(5.4%)より5.2ポイント高くなっています。「特にない」は男性が高く、「わからない」は女性が高いのは、犯罪に関連する設問(問18~20)共通の傾向といえます。
 他の選択肢はいずれも男女の差が3ポイント以内に収まっており、刑を終えて出所した人の人権に関しては男女による認識の差は小さいといえます。
 年代別でも大きな特徴はみられませんでした。

問21インターネットによる人権問題のうち、あなたが問題だと思う事例は何ですか。
(当てはまる番号に○をつけてください。3つ以内)

人権意識について

 インターネットによる人権侵害のうち問題だと思うことは、「他人に対する根拠のない悪い噂、悪口を掲載している」(51.3%)が最も高く、次いで「個人情報の流出等の問題が多く発生している」(41.4%)、「加害者が特定できず、被害者が救済されない」(35.8%)、「出会い系サイトなど犯罪を引き起こす場となっている」(35.1%)の順に高くなっています。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「出会い系サイトなど犯罪を引き起こす場となっている」と「個人情報の流出等の問題が多く発生している」は女性の方が男性よりも5ポイント以上高く、「悪質な商法の取引の場となっている」は男性の方が5ポイント以上高くなりました。
 年代別でみると、「出会い系サイトなど犯罪を引き起こす場となっている」は、年代が高いほど回答割合も高くなる傾向がみられました。

問22ホームレスの人の人権のうち、あなたが問題だと思う事例は何ですか。
(当てはまる番号に○をつけてください。3つ以内)

人権意識について

 ホームレスの人の人権で問題だと思うことは、「経済的に自立していくことが困難」(43.9%)が最も高く、次いで「ホームレスの人への相談・支援体制の不足」(39.5%)の順に高くなりました。
 「特にない」と「わからない」を合わせると約3割の回答割合となりました。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「経済的に自立していくことが困難」は女性(46.6%)の方が男性(40.1%)より6.5ポイント高くなりました。「特にない」は男性(13.3%)の方が女性(6.3%)より7.0ポイント高くなりました。
 年代別でみると、60歳代は「ホームレスの人への相談・支援体制の不足」が「経済的に自立していくことが困難」を上回りました。

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ファクス番号:053-450-7702

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