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更新日:2024年11月24日
エイズ患者・HIV感染者の人権について問題だと思うことは、「エイズやHIVに関する正しい知識や理解の不足」が58.7%と最も高く、次いで「偏見による差別的な言動を受ける」が40.7%、「プライバシーに配慮した医療体制や相談体制が確保されていない」が20.2%となっています。
過去の調査と比較すると、「偏見による差別的な言動を受ける」(40.7%)は平成30年度調査(35.5%)から5.2ポイント高くなりました。
⋆調査年度により各選択肢の文言が若干異なっています。また、「一般医療機関における治療での診療拒否がある」は令和5年度調査のみの選択肢です。
性別でみると、「偏見による差別的な言動を受ける」は女性(43.2%)の方が男性(37.6%)より5.6ポイント高くなりました。「特にない」は男性(9.3%)の方が女性(4.1%)より5.2ポイント高くなりました。
年代別でみると、「偏見による差別的な言動を受ける」は、概ね年代が下がるにつれて回答割合が高くなる傾向がみられます。
犯罪被害者等の人権で問題だと思うことは、「マスコミの取材や報道により、私生活の平穏やプライバシーが保てなくなる」が64.7%と最も高く、次いで「犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」が51.1%、「事件のことで、周囲がうわさ話をする」が45.1%となっています。
過去の調査と比較すると、「犯罪行為によって、経済的な負担を強いられる」(29.2%)は、平成30年度調査(24.6%)より4.6ポイント高くなりました。
性別でみると、「犯罪行為によって、経済的な負担を強いられる」は男性(33.6%)の方が女性(26.1%)より7.5ポイント高くなりました。「犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」は女性(58.5%)の方が男性(44.4%)より14.1ポイント高くなりました。「マスコミの取材や報道により、私生活の平穏やプライバシーが保てなくなる」は女性(68.7%)の方が男性(59.1%)より9.6ポイント高くなりました。
年代別でみると、「マスコミの取材や報道により、私生活の平穏やプライバシーが保てなくなる」は30歳代(72.1%)が高くなっています。「犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」は40歳代(61.3%)が高くなっています。
犯罪加害者家族等の人権で問題だと思うことは、「犯罪加害者の家族等へのプライバシーの侵害」が68.9%と最も高く、次いで「事件のことで、周囲がうわさ話をする」が50.8%、「家族の犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」が46.1%となっています。
過去の調査と比較すると、「犯罪加害者の家族等へのプライバシーの侵害」(68.9%)は、平成30年度調査(60.3%)より8.6ポイント高くなりました。
性別でみると、「家族の犯罪行為による精神的ショックにより日常生活に支障をきたす」は女性(51.9%)の方が男性(39.3%)より12.6ポイント高くなりました。「犯罪加害者の家族等へのプライバシーの侵害」は女性(74.5%)の方が男性(63.3%)より11.2ポイント高くなりました。
年代別でみると、「犯罪加害者の家族等へのプライバシーの侵害」は、10歳代から50歳代にかけて7割台と高くなっており、「更生保護活動に関する市民の理解不足」は、60歳代(28.0%)、70歳代以上(23.0%)で2割台と高くなっています。
刑を終えて出所した人の人権で問題だと思うことは、「刑を終えて出所した人への偏見や差別」が41.2%と最も高く、次いで「社会復帰に向けた相談・支援体制の不足」が35.9%、「社会的自立のための雇用先確保や社会復帰のための修学支援の不足」が31.2%となっています。
過去の調査と比較すると、大きな差はみられませんでした。
性別でみると、「刑を終えて出所した人への偏見や差別」は女性(43.6%)の方が男性(38.9%)より4.7ポイント高く、「わからない」は女性(25.9%)の方が男性(20.4%)より5.5ポイント高くなりました。
年代別でみると、大きな差はみられませんでした。
インターネットによる人権侵害のうち問題だと思うことは、「他人に対する根拠のない悪いうわさ、悪口を掲載している」が63.1%と最も高く、次いで「出会い系サイトや闇サイトなど犯罪を引き起こす場となっている」が39.5%、「加害者が特定できず、被害者が救済されない」が34.9%となっています。
過去の調査と比較すると、「他人に対する根拠のない悪いうわさ、悪口を掲載している」(63.1%)は、平成30年度調査(51.3%)より、11.8ポイント高く、「個人情報の流出等の問題が多く発生している」(30.5%)は、平成30年度調査(41.4%)より、10.9ポイント低くなりました。
⋆調査年度により各選択肢の文言が若干異なっています。また、「インターネット上に流出した情報の削除が容易にできない」は令和5年度調査のみの選択肢です。
性別でみると、「悪質な商法の取引の場となっている」は男性(30.9%)の方が女性(22.2%)より8.7ポイント高く、「出会い系サイトや闇サイトなど犯罪を引き起こす場となっている」は女性(45.2%)の方が男性(33.8%)より11.4ポイント高くなりました。
年代別でみると、「わからない」は、70歳代以上(13.2%)が高くなっており、年代が上がるにつれて回答割合も高くなる傾向がみられました。
ホームレスの人の人権で問題だと思うことは、「経済的に自立していくことが困難」が47.9%と最も高く、次いで「ホームレスの人への相談・支援体制の不足」が43.8%、「通行人など、周囲の人からの嫌がらせや暴力」が23.8%となっています。
過去の調査と比較すると、「通行人など、周囲の人からの嫌がらせや暴力」(23.8%)は、平成30年度調査(18.6%)より5.2ポイント高くなりました。
性別でみると、「ホームレスの人への相談・支援体制の不足」は女性(47.7%)の方が男性(39.3%)より8.4ポイント高く、「経済的に自立していくことが困難」は女性(51.7%)の方が男性(45.6%)より6.1ポイント高くなりました。「特にない」は男性(10.4%)の方が女性(3.7%)より6.7ポイント高くなりました。
年代別でみると、「わからない」は70歳代以上(28.4%)が高くなっており、概ね年代が上がるにつれて回答割合も高くなる傾向がみられました。
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