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命の重さ

No.6189
小学校5年生

 私は「命はどんなもの。」と聞かれたら「大切なもの。」と答えるでしょう。ですが、たまにじっくり考えてみると、またちがう考え方が見えてくる気がします。確かに命はとても大切なもの。でもやっぱりそれだけではないと思います。
 こうして考えてみると一つ気になる言葉が出てきました。それは「小さな命」という言葉です。小さな命とはどういうことなのでしょうか。もしかしたら、一人ぼっちの人のことなのかもしれないと、私は思っています。また「命はみんな同じ、大きいも小さいもない」とも。
 私が「命」というものの大切さを感じ始めたのは、大好きだったペットが死んだ時でした。数日前はとても元気だったのに、いきなり旅立ってしまったペットを前に、私はぼうぜんとしました。この時から私は、命が生まれ生きていくのはとても大変だけれど、命を落とすということは、いとも簡単にできてしまうという事実をふまえて、生活するようになりました。
 殺人事件などのニュースが耳に入ると「この悪いことをしてしまった人は、きっと思っていることを話せる人がいなかったんだな。」と気になります。もしみんなが支え合って生きていける世界ができたならば、心に何かがたまっているように感じて、それをだれにもうち明けられず、苦しんでいた人たちの身も軽くなると思います。
 この世界には、たくさんのみんなちがう生き物が住んでいます。みんなちがうから、もめ事もきっと起こるけれど、支え合うこともできるはずです。だって、みんな「同じ命」を持っているから。

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