緊急情報
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No.5618
小学校5年生
この夏、ぼくのいとこの家に赤ちゃんが産まれた。
ぼくは急いで病院にかけつけた。とてもドキドキした。ガラスごしに保育室をのぞいたら、そこには何人かの赤ちゃんがいた。どの子がぼくのいとこなのか、ねてる赤ちゃん達の顔をじっと見た。そしたら、いとこによく似た顔の赤ちゃんがすやすやねていた。突然、大きなあくびをした。小さくても人間なんだなと実感した。
お姉さんが退院して祖母の家に帰ってきた。ぼくは早くだっこしたくて祖母の家に帰ってきた。はじめてだっこした。体がとてもやわらかかった。顔がぼくの手ぐらいで、足のサイズはぼくの中指くらいだった。赤ちゃんの手のひらにぼくの指をのせたしゅんかん、赤ちゃんがぼくの指をにぎった。力がとても強かった。そのとき、赤ちゃんの生きる力、強さを感じた。おなかが空いたら顔を真っ赤にして力いっぱい泣くし、ゆらゆらするとすやすやとねむり始める。せいいっぱい生きてるんだ。赤ちゃんをみていると生きる事の大切さに気付いた。
ぼくらは今、なんとなく毎日をすごしているけど、今生きているっていう事は、とてもきせき的で、いろんな人の助けがあってささえられて大きくなったんだって思う。ぼくひとりで大きくなったわけじゃないんだ。ぼくも赤ちゃんをささえる1人になれるよう、お手本になれるように1日1日を大切に生きたいと思う。
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