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浜松ウエルネスアワード2025において、「市民健幸部門」は13件、「健康経営部門」は9件の応募がありました。
選考委員会の審議を経て、各部門の最も優れた賞を「浜松ウエルネス大賞」、それにつづく賞を「優秀賞」、「奨励賞」として決定しました。
「浜松ウエルネス大賞」及び「優秀賞」の受賞者
【講評】
従業員への事前ヒアリングに基づいて作成するトレーニングプログラムは、従業員の実際のニーズや課題に対応できるため、効果的であると高く評価できる。さらに、複数回の実施を通じて、対象者により適したプログラムへと柔軟に対応していることがよい。大賞受賞の取組は、高齢化社会に即しており、労働力の維持と生産性向上だけでなく、生活の質の向上にもつながることからも、市民の健康に広く資するものといえる。
【講評】
ストレスチェック集団分析を行ったうえで、ストレスに対する非常にユニークな切り口で「ローム浜松のストレス改善モデル」を構築している。2年連続の高ストレス職場ゼロという結果は取組の成果によるものであり、狙った成果が出ていることも高く評価できる。また、モデルの目指すべき方向性は、社員への講習会で共有が図られており、目的に結び付けて施策の展開がなされている。コミュニケーションづくりが上手くできており、社内環境の構築に尽力している点も評価できる。
【講評】
複数の組織が共同で商品開発に取り組むことは、市民の健康課題に対してより包括的かつ効果的な解決策を提供できる等のメリットがあり、高く評価できる。また、市の健康増進計画から商品テーマを設定しているため、地域の健康課題に直結するものとなっている。加えて、市民に身近な店舗で販売され、誰もが容易に購入できることから今後もさらなる展開が期待される。
【講評】
週4回という高頻度の活動に加え、安定した参加者数を維持しながら活動を展開している。歩くことによる身体機能の維持・向上だけでなく定期的な外出活動は、他者との交流機会を増やし社会的フレイルの予防にもつながる。さらに、工場見学や文化施設訪問など、生涯学習を意識した外出先を選定している。これらの活動は、高齢者の心身の健康を総合的に支援し、健康寿命の延伸に貢献している。
【講評】
自社の健康課題を分析し、糖尿病予備群の人数を減らすことに焦点を当て、「健診データ管理システムの導入」、「PHR(※)アプリのインストール推奨強化」に取り組み、従業員への効果的なアプローチが可能な環境を整えている。さらに分析結果やPHRアプリ登録率といった具体的成果を挙げている点も高く評価。システム導入によって、より効果的に投資につなげることができている。さらに、糖尿病予備群を課題としてアプローチしている点も、高血糖の方が多いという県西部の課題にも資するものである。
※PHR(Personal Health Record)個人の健康や医療に関する情報を一元管理する仕組み
【講評】
多様な施策を実施し、特に自社のアスリートクラブの選手から運動指導を受けられる強みを生かし、社内の運動習慣アップを目指した取組では、運動習慣がある社員の割合が増加しているといった定量的な成果が見られる。また、健康経営のKPIとして業務パフォーマンス指標を挙げ、数値の改善が見られる点も高く評価できる。
(五十音順)
・株式会社静岡第一興商浜松支店
・スズキ株式会社スズキアスリートクラブ
・社会福祉法人聖隷福祉事業団保健事業部
・株式会社TOMORUN
・中北薬品株式会社浜松支店
・明治安田生命保険相互会社浜松支社
・医療法人社団明徳会メディカルフィットネス&スパNiceBeaT浜松
・医療法人社団わくわく会わくだ歯科
(五十音順)
・株式会社エコム
・ソフトプレン工業株式会社
・株式会社ティップネス浜松葵東
・常盤工業株式会社
・株式会社トレードトラスト
・医療法人社団わくわく会わくだ歯科