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更新日:2025年12月17日
今回の担当は篠原協働センターです。シニア世代向けのeスポーツ体験会が行われました。


大半がeスポーツ未経験
令和7年10月29日(水曜日)、篠原協働センターでeスポーツ体験会が行われ、篠原地区のシニア世代16人が参加しました。今回は、人気ゲーム「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」をeスポーツとして体験することになりました。参加者のうち「太鼓の達人シリーズ」を知っていたのは6人、やったことがあるのは1人だけでした。

eスポーツの効果を説明
eスポーツは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、直訳すると「電子上の競技」となります。今年のスポーツ基本法の改正で、「電子上の競技」もスポーツとして推進を図ることになりました。浜松医科大学の研究によると、高齢者にとってeスポーツは中程度の運動になるだけでなく、新しい機械への心理的抵抗を減らしたり、「上手くなりたい」「勝ちたい」と競争心に火を付けたりと、身体的にも精神的にも効果があると言われています。

苦戦が続いた1回目の挑戦
説明会終了後、「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」の体験会が行われました。「太鼓の達人」は、右から左に流れてくるマークと音楽に合わせてタイミング良く太鼓を叩くゲームです。ほとんどの方が初挑戦で、上手くタイミングが合わせられず苦戦した方が多い印象でした。全体の6割ほど正しく叩くことができればクリアとなりますが、1回目の挑戦でクリアできたのは4人でした。

コツを掴んで2回目の挑戦
多くの方が「次はクリアしたい」「もっと上手く叩きたい」と2回目の挑戦。ルールを理解し叩き方のコツも掴んできて、1回目と比べて2倍の8人がクリアできました。他にも、クリアするまで諦めきれずに何度も挑戦した方、難易度を上げて挑戦した方もいて、初めての「太鼓の達人」に多くの参加者が闘志を燃やした様子でした。

eスポーツで心身の健康を
今回はお試しという形でしたが、令和8年度には篠原協働センターで本格的なeスポーツ体験会を実施する予定です。心身ともに良い影響を与えるeスポーツ。「ただのゲーム」の時代は終わりに近づいているかもしれません。皆さんもぜひ体験してみてください。